今日は、神宮球場へ野球のナイター戦を見に行ってきた。
セリーグとパリーグ交流試合の「東京ヤクルトVSオリックスバッファローズ戦」
夫によると、両リーグ下位をさまよっている(ファンの方、失礼!)チーム同士のマイナー試合らしい。
しかし、予想に反して、時折、雨が降る天候に関わらず、外野の応援合戦は盛り上がり、
内野席もほどほどに、席が埋まっている。素晴らしい!
今日の野球観戦を祝って、我ら夫婦は、まず、生ビールと持参した赤ワインで乾杯。
スポーツは、絶対、テレビで楽しむより、ライブで観戦した方が絶対楽しい。
野球しかり、サッカーしかり。きっと、他のスポーツも、たぶん、演劇、舞台などもそうだろう。
野球場でしか、味わえない、開放感と臨場感、風と空気、そして、ビールの美味しさがある。
それにしても、野球を見に行ったのは、何年ぶりのことだろうか。8年ぶりだろうか。
私は、重い鬱(うつ)病にかかり、その後も、その後遺症(?)に長く悩まされているので、
このような場所に行くのは、正直、一生無理だと思っていた。
こんなことを私が言っていいのかわからないけれど、あえて言いたい。
「鬱病は、こころの風邪」というたとえ方は、誤解を生む言葉だと思う。
誰でもなり得るという意味では正しい表現なのかもしれないが、
その病状、完治までの苦しみを考えると、軽すぎると思えてしかたがない。
鬱病は、世間で言われている程、簡単には治らない。
少し、話がずれた。
私が言いたいのは、絶望の蟻地獄の底を彷徨い、ボロボロな精神と生活の状態から、
長い年月をかけて、やっとここまで辿り着き、
「あぁ、今日は、楽しかったな」と思っている、一人の人間が、今、ここにいるということだ。
あの時、そして、あの瞬間、死ななくて、本当に、良かったと思う。
持参したワインは、トレッサ横浜のKISSYO SELECTO で買った南フランスのもの。
食べ物は、東急東横店「味の名店街」で焼き鳥、サラダなどを調達。
軟骨入りのつくねがとても美味しいかったのだが、写真を撮り損ねて残念なり。