私が、普段に着ている着物は、ほとんど母か義母からのお譲り品です。特に母から貰った着物はすごい枚数。嫁入り支度に気合を入れる岐阜から、京都の寺へ嫁ぐということで、祖母が着物を頑張って持たせたらしいです。でも、母曰く「結婚してお寺に来てみたら、着物なんか着てる暇も無いほど忙しかった!」ということで、大方の着物は、婚礼箪笥にずーーーと眠ったまま、○十年…。それが、そのまま、うちに来た訳で…。虫食い穴があったりして、どうしても着れないものは処分したり、「これは、絶対着ない!!!」と思ったものはネットオークションに出品したりして、ようやく押入れに収まる枚数まで辿り着きました。でもまだどうするか迷っているものが数枚あって、これはその中の一枚。この、あまりにも大胆で艶やかなグラジオラス(?)柄のサマーウール。しつけ糸もついたまま。カジュアル着物路線を突っ走る私に着る日が来るのか? コレを着てくれる人がどっかにいるのか? 今日は、久しぶりに出して、1時間ほど考え込んでしまいました。
おかずを少しづつお裾分けしてくれる友達がいます。今日のメニューは、蕗と鶏の煮物、きゅうりの酢の物胡麻和え、かぶの浅漬け、煮卵。二人でちょっと食べるのに適当な量で、どれもきちんと作った、まっとうなお惣菜。大皿に盛り付けて頂きます。本当にありがとう。。