なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

茶道入門、一日目。

2005-05-07 | 習い事いろいろ
今日は初めてのお茶のお稽古。着物に着替え、早めに昼食を済ませて、旦那さんと一緒に自転車で近所の○○センターへ行きました。教室は、立派な日本家屋の中にある広々とした和室。先生が初心者の私達に室内の様子を説明してくださいました。5月から、お湯を沸かすのが風炉になるそうで、床の間の掛け軸は「薫風 自南来」(薫風、南より来る)、お花は「大山蓮華」が一輪です。「おおやまれんげ」という名前は、大和の大峰山で発見され、花が咲いたときの形が蓮(ハス)に似ていることから付いたそうです。家に帰って調べてみると、モクレン科の落葉低木とありました。大峰山系の天川村から大塔村、弥山から明星ヶ岳に至る一帯には、群生地もあるようです。

私達は、まず先生のお炭点前を見せて頂き、その後、薄茶のお点前で、まず、お客さんの練習。つまりは、お菓子とお抹茶の頂き方。菓子鉢の持ち方、お菓子の取り方、お懐紙の使い方、お辞儀をするタイミング、御抹茶の頂き方、等々…全く初体験の旦那さんが、御茶碗を落っことさないか、ドキドキ。
次は、お辞儀の仕方、立ち方、歩き方、袱紗のたたみ方、扱い方の練習。これは、小学生の頃習っていたのが染み付いているみたいで、なんとなく思い出してきた。旦那さんに「なつは綺麗にお辞儀をするよね」と言われたことがあるのですが、それは子供の頃、お茶を習ったからかもしれません。旦那さんは袱紗に大苦戦の様子。家に帰っても練習しています…。
まだ、言われたことをひとつづつしか出来ないけれど、畳の上にきちんと座ると姿勢がぴんと伸びて気持ちがいいです。美味しい和菓子も頂けるし~♪

そうそう、私、初めて着物の「お直しおばさん」に遭遇しました。お稽古が終わって帰ろうとしたとき、着物の話になって、しゃべっていると、「きれいに着てるわね~」と言うなり、後ろからお太鼓を直す手が…どうせなら、帰るときではなく、来たときに直して欲しかった…。