いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

はな子の表彰状

2011-10-20 00:23:28 | はな子



平成6年生まれのはな子は誕生日を過ぎたので今年18歳の厳しい今を生きている。

寝る時にこうして抱っこして2階へ上がるようになって、もう随分経った。

散歩も家の周辺だけ補助リードを付けて、ご飯を食べお水を飲む時は家の誰かが下半身部分を支えている。

それでも、今の所は食事も排泄も乱れること無く、老犬だけど特別に健康面の不安は無い。

ただし、いつ何が起こっても不思議ではない高齢犬である。

小さな変化を見落とさないさないように。。。と常々心がけているものの不安はぬぐい去れない。

少しでもはな子が与えられた寿命を辛くなく全う出来ればそれが1番だと思っている家族皆。

そんな折、8月18日付けで【長寿の飼い犬に関する調査について」と言うハガキが届いた。

つまり現在も元気で生きているかどうかのアンケート調査だった。


その後、9月16日には封書が送られて来た。(登録のはな子の字が間違っているけど)

「はな子」は姪がどうしてもこの字が良いのだと付けたものだ。(カタカナじゃない



手紙は長寿犬を表彰する旨の内容だった。表彰のその日が来るまで元気居られるのだろうのか?

家族それぞれが口には出さなかったが、その不安を胸に10月16日の表彰日を待った。

そして無事に迎えた表彰日、様々なイベントが盛り沢山にある「いきいきふれあいフェスティバル」の

広い会場の一角にあるテントが表彰の場所だった。

なんのことはない、獣医師会の女性が私たちを前に表彰文を読んで手渡してくれただけ。

だが、ここまで大した病気もせず今も家族皆を癒し続けてくれるはな子に改めて感謝した日だった。




心ばかりのささやかな記念品も頂いた。(ちょっとショボイけど)

超吸水タオル、フード3個、エコバック、鉛筆2本である。

それにしても長寿犬の表彰があるなど、はな子が元気で居なかったら知る由も無かったことで、

不自由な体になって見ていると切なくなる日もあるが、元気で居れば手助けしている家族にも嬉しいことがあると思った。



今日のはな子、朝晩は冷え込むが昼間は天気が良いこともあって陽射しが暖かく気持ち良さそうに寝ている所をパチリと。

この夏頃からは夜ウロウロ廊下を歩く、日に寄って夜中にトイレに行きたがることもあって、勤めをしている妹たちが不眠になる為、

私が階下の部屋にお布団を敷き、その側で寝させるようにしている。勿論、夜中にトイレに起こされることもある。

勤めに出ない私なら多少寝不足になっても眠たければ昼寝だって出来るから問題はない。

1日でも長く一緒に生きていけるように。最後のその時まで出来るだけ力を貸そうと思う今日この頃。



そして、今日の終わりに



私たちワンコと暮す誰もが願うこと。「いつまでもずっと一緒に暮そうね」と。

そう強く強く願って大切に大切に「一緒が1番」とおっしゃって居られたMARIN-MAMAさんの愛犬、

笑顔がとてもキュートな可愛いマリンちゃんが6月27日に虹の橋を渡ってお空に旅立ってしまわれた。

「ずっと、はな子ちゃんの後を付いて行くからね」と言ってた、そのマリンちゃんが・・・

マリンちゃん享年15歳。あまりにも早過ぎる急なお別れにMARIN-MAMAさんの悲しみは想像を超えるものだろうと思っている。

あの日から4ヶ月近く経つのに今でもまだ信じられない思い、いいえ、マリンちゃんはマリンちゃんのことが好きだった皆の心の中で、

これから先もずっと生きている。私たちがマリンちゃんを忘れない限り。

マリンちゃん、いつかはな子がそちらに行く日が来たら、又、仲良くしてね。

MARIN-MAMAさん、長い間たくさんのお話と愛らしいマリンちゃんの姿を1杯見せて頂いてありがとうございました。










コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トンボ取り | トップ | アサギマダラ (峠にて) »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご長寿犬 (pochiko)
2011-10-21 00:04:01
はな子ちゃんの表彰おめでとうございます。
18年もの間家族の一員として、どんな時も一緒に生きて来たはな子ちゃん。
これからもずっと一緒に楽しく暮らせますように。

人間の長寿者には金一封とか出るのに、どっかのアニマルショップの開店記念品みたい(笑)
でもはな子ちゃんが表彰されたってだけで嬉しいですよね^^

そんな嬉しい出来事と一緒に…azamiさん。

ブログ友さんの愛犬マリンちゃんが虹の橋へと。
マリンちゃんは柴ワンコさんだったのですね。
どうしても人間よりも寿命が短いので、飼った時から看取る事を覚悟するのですが
それでも逝かれてしまう事は本当に辛い事です。
うちのチョビの時も辛かったです…。
亡くなるまでオムツを敷いてあげたり、何とか少しでも食べてくれないかとか
それでもいろいろと手を尽くせてあげられただけ良かったと思います。
だって愛犬にとって、いかに生きて来たかよりも
いかに愛されて来たかですもんね。

MARIN-MAMAさんもお辛いでしょうけど、あまり悲しまれませんように。
いつも思い出してあげる事、それがマリンちゃんにとって幸せな事なのだと思います。

マリンちゃん 安からに…
そしてはな子ちゃん、いつまでも元気で長生きしてくださいね。
返信する
家族の一員 (チョコミント)
2011-10-21 12:14:44
我が家の次男と同い年のはな子ちゃん、
長寿犬の表彰、おめでとうございます
嬉しい出来事でしたね~。

年をとってしまい、健康面に不安が出たり夜中に起こされたり、
いろいろと世話をしてあげなければならない事が多くなっても、
そんなの全然かまわないからいつまでも一緒にいてねと願うのが家族ですよね。
(アカン、涙出てきた

はな子ちゃんの名前のこだわり、わかります~。
リュウちゃんも決して「りゅうちゃん」ではないんです。
表彰状はちゃんと「はな子ちゃん」と書いてほしかったですねぇ。

はな子ちゃん、これから寒くなるけど元気でね。
そして、マリンちゃん安らかに。
返信する
いつか来る日まで・・・ (azami)
2011-10-24 20:01:19
pochikoさん、こんばんは~。
お返事が遅くなってごめんなさい。
金曜日から昨日までおチビちゃんが来ててPCできなくて~。

お祝いのコメントありがとうございます。
これから先、少しでも長く一緒の時間を過ごせるように、気を付けて見守りながら暮らしたいと思っています。

ねぇ~ちょっとショボイ記念品で笑っちゃうでしょ。
でも、おっしゃる通りで表彰して頂けたって事、それ程長生きしてくれてる事が嬉しいです。

マリンちゃんはミックス犬だったんですよ。
今まで、とても元気にお出かけも沢山していてまさか?こんなことが急に起こるなんて夢にも思ってなかったから、私も凄くショックでした。
人間に比べ寿命がはるかに短いので、いつか見送らなければならないですよね。
理屈を頭ではしっかり理解していても・・・
やっぱりいきなりのお別れは辛過ぎて。
pochikoさんの所のチョビちゃんはお別れの時までにあれやこれや出来る事を精一杯して上げる時間があって、辛さも幾らかは違いますよね。
マリンちゃんは本当に急だったから余計にMARIN-MAMAさんの心痛や心残りもさぞ大きいとお察ししています。
どこのワンちゃんにも負けない程1杯1杯愛されて居たのは間違いなくマリンちゃんは羨ましいくらいの幸せワンコでした。

MARINMAMAさんは目には見えなくてもいつも側に居る、いつだって感じられる、そんなお気持ちで毎日を過ごしていらっしゃるのではないかと思います。
思い出せば、いつだって会えるものね!

はな子にもいつかその日が来るけど、その時まで悲しい事はなるべく考えないで1日1日を大切に過ごしたいです。
返信する
どんなになっても最後まで (azami)
2011-10-24 20:37:42
チョコミントさん、こんばんは~。
お返事が遅くなってごめんなさい。
おチビちゃん達がお泊りしてて、PCする間もなくて。

お祝いのコメントありがとうございます。
次男さんと同じ年の生まれなんですね。
(でも、ワンと一緒にしちゃうのは申し訳ないです)
こんな日があるとは・・・思ってなくて長く元気で居てくれてちょっと感激でした。

そうなんですよね。日を追うごとに不自由さは増える一方で健康面でも問題が出て来るはずと覚悟しながら、
どんなになっても最後までキッチリ面倒みるから大丈夫だよ~そんな気持ちは、チョコミントさんも同じですよね。
一緒に生きてきた家族ですもんね!
見ていると切なくなる時もあるけど、はな子は気にしてる風もなく淡々と黙々と過ごしているので、エライなぁ~って思ったり。

ねっ!チョコミントさん、分かってくれますよね。
名前の文字ってこだわりがあるものですよね。
なのに・・・表彰状の文字を間違ってるなんてもう~凄く残念な気持ちがして・・・

はい!チョコミントさんお気遣いの言葉をありがとう~。
ヌクヌクあったかくして貰って寒さに負けないで過ごしますね。 byはな子
返信する

コメントを投稿

はな子」カテゴリの最新記事