先日の木々たちの写真を撮りに行った山道の様子と、その道中で見かけた木の実たちです。
家を出て歩き出してすぐ近くのお隣さんちのモミジバフウ。
モミジのような少し大き目の綺麗に紅葉する葉っぱは、すでに全部散って、
後に残っているのはまるで♪音符♪のような可愛らしい実ばかり。
これもお隣さんの敷地と道路の境に植えてあるイヌマキ。
剪定をしないと雌木にはこんな可愛らしい実がつきます。
赤く熟れている部分は美味しく食べられるそうですが、
(食べたことが無いので美味しいかどうかは疑問ですけどね)
先に付いている緑色の部分には毒があるそうです。
車一台が通れるほどの道幅しかありません。
今現在は道路工事中の為、通行禁止になっているので、
写真撮影に没頭していて注意散漫になってても、
「お~~っと、車が来た~!」と慌てて避けるという心配なしで、
自由気ままに写真撮り放題でした。
ススキの穂が光に輝いて綺麗だった!
・・・けど、それを綺麗に撮ることが出来ませんでした。
紅葉の濃い色、薄い色、緑色の濃淡といろいろな色が混ざり合って、
なんとも言えない山の秋色を作りだしていますよね。
同じ色ばかりだと色の変化に乏しくてチョットのっぺりして見えちゃうかも・・・
ヤブムラサキの実がひっそりポツンポツンと付いていました。
ここにあることに気が付いてから、年々少しずつ木の丈が大きくなって、
枝張りして付く実の数も増えています。
ただ、庭で育てているムラサキシキブやコムラサキの様に、
枝に鈴なりになる様な実の付き方はしません。
産毛のようなものに覆われた実がポツン、ポツンとだけ。
ここら辺りが、この日歩く予定の場所までの中間地点です。
そこそこな上り坂で、一気に登れば息が切れて休憩したくなる所かな。
でも、写真を撮りつつ足を止めたり、景色を眺めてたたずんでいたりで、
息が弾むことも無く少しずつ登って・・・
これ以上近づけない場所にクサギのブルーや濃紺の実が弾けていました。
もう少し近寄れたら・・・大好きな写真が撮れるのに・・・と、
少々悔しい思いながらも、無理をして近づいて斜面から転げ落ちでもして怪我したら、
誰にも助けて貰えないと判断してこれで諦めました。
サンキライ(サルトリイバラ)の実が、枯れた木々の間で、
真っ赤な実になって存在感をアピールしてました。
ホレホレ…やっとここまで登って来た~!と振り返ってパチリ
舗装の道の脇、少しだけある地面はまぁ~~延々と、
お見事にイノちゃんがエサを探して掘り返した跡だらけです。
イノちゃん、これだけの距離をず~~っと掘り返す根性って、
何とも見上げたもんです。
柿の実がぶら下がっている風情、どこか懐かしくて、
日本の原風景という気がして・・・
葉っぱが全部落ちてしまい実だけになっている様が、
絵になるんだよね~と見とれるワタクシめでした。
山道の途中で何ケ所もサンキライの実を見かけるのですが、
今年は手を伸ばしても届かない場所ばかりにしか無くて、
お持ち帰りは叶いませんでした。残念!
サンキライの実はリースに使える良い素材なんですけどね~。
次回、帰り道も見て頂くつもりです。
早く山登りの回を終わらせようと思って居る割に、
モタモタしてまだ終われないという。。。。。