「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

規制緩和でバス悲鳴

2007-02-28 08:13:32 | Weblog
早速「朝日」が報じてくれた。大阪府吹田市でスキー客ら27人が死傷したバス事故は、無理な運行体制が原因と指摘されている、と報じている。
「良質で安価なサービス」を狙った規制緩和によって、貸し切りバスは参入業者が急増。低価格や日程のきついツアーを請け負っている。(朝日の記事より)
運転手はきつい勤務体制に給料は減額、事故を起こした「あずみの観光バス」のバスには当時、交代要員が乗っていなかった。運転手は居眠り運転を認め、直近約32時間で、24時間以上も乗っていたという。バス業界に限らず、ありとあらゆるところで規制緩和の弊害が出ている。
人の命に関わるところでの規制緩和、耐震偽装もしかり全ての負の側面の見直しが急がれる。