宣言書

昨日の全国花き卸協会の役員会で討議された、いくつかの案件の中で、北海道総会で採択を求める宣言書の素案がありました。
役員よりさまざまな意見要望が出されましたが、最終的に総会で全会員に採択を求める宣言書の案が出来上がりました。
何度も繰り返し読みました、奥が深く読めば読むほど心に響きます。

私はこの宣言書の案を読み返すたびに、これからの仲卸の役割の重要性を感じ、もう一働きしなければと思わせます。

それと同時に仲卸業という職業でよかったと思わせてくれます、決して仲卸の自己満足的宣言では断じてありません。
全国の仲間が私が感じている半分、同じように感じてくれれば業界も少しづつ変わるような気がします。

当日の宣言案の朗読にＢＧＭも流したい、「花～すべての人の心に花」ほかに何かいい曲ありますか？　宣言案もプロジェクタで写しだしたい。

本日話し合われたことは、総会終了から第二幕が準備されてます、この第二幕もごっい二幕です。

来月１４日のブログで感動的総会の様子をご報告します。

世田谷仲卸組合新理事長

世田谷仲卸組合の総会が終わりました、このたびの役員改選で理事長職を下りました、組合設立以来８年間、仲間である組合員に支えられながら私なりに勤めてまいりました。
自分達で自分たちのことを誉めるのは気が引けるのですが、とても協調的で，いいと思えば多少の異論はあっても皆でさまざまな取り組みを行うことが出来ました。
私の自論ですが「隣との垣根は有った方がいいが、その垣根は低ければ低いほどいい」この思いで８年間努めてきました。
世田谷の仲卸の他店のスタッフも出来るだけ分け隔てなく、時には自分お店のスタッフと思って接してきました。
そんな８年が世田谷が一体だと感じられる一つの要素になっているように思います。
私は今でも世田谷の仲卸で買い物をしてくれるお客様を見ると分け隔てなく頭が下がります、お客様になかなか気持ちは通じませんが「ありがとうございます」と言うようにしています。

今後も１組合員として、同じように世田谷のスタッフ、世田谷のお客さんに接していきたいと思っています。

新理事長は昨年株式会社千政の社長に就任した大根秀夫氏が満場一致で推挙され就任しました、今後とも私同様ご支援ご鞭撻をお願いいたします。

臨時役員会

６月１３日北海道で始めての「全国花き卸協会」の総会が開かれます。
このたびの総会が歴史的な会になるべくさまざまな企画が提案されてます。
一つは任意団体から一般社団法人へと変わることです。
創立以来何度も社団へと要望してきましたが、当時は全国をも網羅してなく、まさにオールジャパンとしての組織になりえてなかった。
そして昨年末に法改正が行われ法人化への全てのハードルが取り払われました。
いくつかの手続きを経てめでたく総会開催日に社団の発足となる予定です。

二つ目は仲卸が選ぶ「花のＭＶＰ」です、第一回のＭＶＰは選考途中で発表は出来ませんが、北海道総会で金一封と表彰状が手渡されます。
商いの大小や、名声などに関係なく花の全てのジャンルから地方に埋もれていても花の普及に地道な努力や啓蒙をしている人、そんな人が選ばれればと願ってます。

三つ目は花の需要喚起、花の消費拡大のアピール宣言です、どのような宣言文にするか役員の知恵をお借りし、仲卸らしく、現実を掴み、未来を見つめ、花文化の夢開く日本が来るような宣言文が出来上がったらと思っています。

明日の役員会でこれらのことの細部を話し合います。

さて仮に私の思惑通りに総会が終わっても、これからは我々には生みの苦しみが待っています、一時でも早く、生みの喜びが味わえるよう、北海道の地で褌を締めなおしてまいります。

磯村コラム

今週の大田花き社長のコラムで「小売店さん、魅力ある品揃えに店つくりに、もっと仲卸を使うべき」仲卸にとってありがたいご意見を書いていただいた。
さて、世の仲卸が当店も含め小売店の魅力ある品揃えや店づくりに貢献できるだけの品揃えと営業をしているのか？
まだ十分といえない、それと小売店のもっとも大事な「少量では有るが必要なもの」「この季節はずせないもの」「小売店の店頭でひときわ光っているもの」
これらの品が程好く店頭に並んでいるのか？
プロの仕入人として優れた小売店の店頭は打って付けの勉強の場だ、消費者がどの花を手にするのか？
我々の店頭も含め、現場には大切な宝物が潜んでいる。
「磯村コラム」は「仲卸よ、もっと小売店の役に立て」と言う激励と受け止め、プロとしての技量を極めねばならない。

母の日の脇役

昨年スーパーＯＺで母の日の提案を何にするか？悩んだ挙句、可愛い「バックアレンジ」を作った、小さなバックにカーネションを短く、ギザのポリシャスとヒーぺリカム、自分でも可愛くできて、売れるかもと思った。
結果は散々、２００個作って各店へ置かせてもらったが２０個も売れなかった。
母の日はスーパーでは難しいと思いつつ、何か売れるものがあるのではと考えていた。

母の日の主役はラッピングした鉢物や、素敵な花束やアレンジ、そしてお母さんの好きな食品であったり、衣料品や小物類までさまざまである。
主役はこれらに任せ、主役に添える花束、子供がお母さんのために買えるような花束、５００円ぐらいである程度ボリューウムもあり、可愛いもの、これならスーパーででも買ってもらえるのではと思った。

「お母さんありがとう」のシールを張りバラとカーネションを組み合わせたり、スタンダードとスプレーなど５種類ぐらいのものを店頭に置いてみた。

すこぶる評判がよかった、たった２００束でしたがほとんどの店で完売、各店より追加注文を頂いた、思うところきっとこの花束は、主役ではなく母の日の脇役としてお母さんの手元に届いたのではと。
今年の感覚で行くと来年は２００束が倍増するような勢いでした、何事にも主役がいて脇役がいる、そのことで主役が輝いて見える。

東京フラワーホールセールマーケット協同組合

この長いわかりにくい名前は世田谷仲卸会の正式名称です。
今日理事会が終わりました。組合立ち上げより８年理事長を務めてまいりましたが今月２５日の組合総会を持ちまして退任させていただくことになりました。

世田谷が静かに動き始めました、６月に行うミニストリートライブも日時と出演デザイナーが決まりました。

私がいつも気になっていたことがありました、それは世田谷で花を買ってくれた人が駐車場で仕分けをしたり、車の荷台で花を活けけたり、そんな光景を見るたびにどこかに小さくても作業できるスペースを作ってあげることが出来たらと思っていました。
今日は理事長として最後の理事会で、先日産廃が山盛りに放置してあった場所をきれいに片付けました、その空いたスペースに念願の作業場を作っては？と提案しました。

全員賛成と言うわけにはいきませんでしたが何とか実現に向け動き出しました。
かなり強引に同意を取り付けたようでしたがこれも最後の置き土産と思ってくれれば幸いです。

私が２年間書き続けてきた世田谷事業協同組合の「パセオ」のコラムもチーム２００９のメンバーが引き継ぐことになりました、このチーム２００９が停滞している仲卸会を変えてくれる予感がします。

世田谷市場仲卸会のポイント事業は発足以来８年目始めて売り上げを落としてしまいました、チーム世田谷を軸に今年度は巻き返し、「世田谷で花を買っていてよかった」このような声を一人でも沢山増やしたいと思ってます。

母の日の結果

世田谷卸の部は丁度一割ぐらい売り上げを落としました、母の日の週間で計算してです。
火曜日からの三日間の天候不順が効きました。
もっと不況の真っ只中の母の日であるとの自覚が私も含めて足りませんでした。
この不況を逆手に取る打開策が有ったのではと悔やまれます、成功したときより失敗したときのほうが学ぶことが多いいと言います、明日への大切な教訓とします。
小売店は３敗２引き分けと、これまた振るいませんでした２店舗が昨年並み、３店舗が昨対を割込みました、特に蒲田店は惨敗でした。
私の口癖ですが悪いところには悪い理由が必ずあります、悪いところがわかれば改善できます、悪いところがわからないのが一番困ります。
悪いのは世の中が不況のせい、天候のせい、こうなると自らの改善点がわかりません。
このような結論だけにはしたくありません、不況も天候も悪かったしかし私たちが出来ることは幾つもあったはずです。
私も含めて話し合います。

「ＳＯ」の直営店はそれぞれ優秀な成績を残しました、鷺沼店は母の日としては最高の売り上げを日曜日に達成しました、蘆花店も同じく、武蔵境店、高田の馬場店は初めての母の日でしたが健闘しました。
良かったところはよかった理由がしっかりあります、このことを活かし更なる飛躍をしていただきたいです。

がんばりましたが・・・

「売っても売ってもなくならない」今日の世田谷店店頭です。
お客さんに車の駐車スペースがなくなるぐらい、今日は早朝より着ていただきました。
がんばって売ったのですがなくなりませんでした。
「母の日」のオーダーがどの花屋さんもかんばしくありません、とある量販店のバイヤーさんいわく「カタログ商品で順調にオーダーが入っているのは値段を下げたものか、ボリュームアップしたもので例年通りの商品は半分だね」こう言ってました。
この言葉は我々仲卸にも通じる言葉です、もっともっと母の日の対策を練らなければいけなかったです。おざなりの会議でろく議論もしていない、つけがきました。
もっと買ってくれるお客さんの状況を知り、対策を立てることが必要です。

カーネションもＳＰは安いのですがスタンダードはそこそこ売れています、特に赤のカーネションは金曜日も引き合いはあると思います、特にこの３日間ほとんどお日様が出ていません、金曜日のカーネションはかたくて使い物になるかどうかわかりません、要注意。
売れないといっても花やの最大のイベントです、金曜日も目いっぱいそろえて皆様のお越しをお待ちしております。

今年の母の日

今年の母の日はムーンダストに振り回されました、結果的にはまだ沢山のムーンダストが市場に上場されて売れ残っています。
サントリーが提案、ＪＦＴＤが企画した商品、どれだけ消費者の支持を得たのか定かではありませんが予想をしていた数は取れていないように思います。
花屋さんは高いカーネションを買わされ、せめて注文でも沢山入ればいいのですが、ロスったら元もこもありません。
それにこのカーネションの値段が気に入りません、只のカーネションです、今回の企画で新しい消費が生み出されたかはなはだ疑問です。

今年は１００年に一度の母の日です、鉢も切花も散々です、フローレでは今年、イタリアトスカーナの巨大輪、ギザ弁のカーネションを提案しました。
色艶、大きさ、鮮度、どれも申し分ないカーネションです、しかしこれだけ相場がよれてしまっては売れません、仲卸はみんな枕を並べて討ち死にです。

明日はもっと恐ろしくなる相場が出そうです、予想が外れる事を願ってます。

低迷

母の日に向けて店の品揃えやすでに受注しているものの手当てなど、花の最大のイベント母の日に向けての鉢の相場が低迷している。
カーネション、アジサイなどを中心にかってなかったほどに引き合いがない、フローレ世田谷管轄の５店舗の予約状況も悪い、今年の母の日は鉢について一切の注文発注をしなかった、すべてぶっけ本番、こんなに注文値段をセリ相場が違ったのも記憶にない。

４月の小売店の売り上げ状況はすこぶるよい、目標達成（昨対105％）３店舗、昨対超が１店舗、昨対に届かなかったのが１店舗、3勝１敗１引き分け。
目標に届かなかった店、昨対を割込んだ店、全てしかるべき原因があり達成できていません。
目標を見事やりあげた店もしかるべき理由があります。
本部の責任、現場の責任を明確にしながら今後に活かさなければいけません。
母の日には間に合いそうもありませんが、来週は世田谷全スタッフ休日返上でがんばります。

卸のほうは、明日成田についたカーネションを世田谷店の毛蟹君がピックアップに行きます、世田谷に到着しだい水揚げ陳列、月曜日には早朝から最高の鮮度のカーネションでお客様をお迎えいたします。
昨年より１００００本ばかり数を減らしました、減らした分はコロンビアからイタリアへ移行して水曜日に１００００本イタリアトスカーナを売ります。

２５種類のカーネションが２６０００本きれいに並んでいるのは圧巻です、買わなくても見に来るだけでも着てください、ここだけの話ですがサントリーのムーンダストの代用になるカーネションもこっそり売ります、勿論値段はムーンダストの半値以下です。
お待ちしています。