「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

三位一体

2007-02-05 19:35:11 | Weblog
皆さん、一月の給与明細見ました、所得税が減税されて中身がだいぶ多くなったのでは。
「減税になったの?」
国から地方への「税金移譲」が行なわれるためです。
「三位一体」小泉首相が好んで使っていた言葉です、「国庫補助負担金の削減」「国から地方への税源移譲」「地方交付税の削減」の三つを同時に進めるという内容です。
どうして所得税が減ったかは、政府はこの4年間で地方への補助金や負担金を5兆円以上削減しました、そのかわりとして今年約3兆円の税源を国から地方へ移譲することにしました。
今年は所得税が3兆円減って、住民税が3兆円増えます。差し引き同じかと思ったら大間違え、世の中そんな甘いもんではありません。
今年から定率減税が廃止になることによって、所得税1.3兆円、住民税0.4兆円しめて1.7兆円増税ということです。
元に戻ると、所得税は1.7兆円減税、住民税は3.4兆円の増税ということです。
これが三位一体の改革です。