「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

記憶に残す

2011-11-23 12:05:53 | Weblog
大田フローレが月に一度、三つ折の花のパンフレットを出している。産地と小売店を繋ぐ商品情報である。
その冊子を4ヶ月に一度、シーズンごとにまとめ冊子にしてお客様に活用して頂いている。
美しい写真と、生産者の花に対する思いいれも含めた情報としての価値。花が育ち、ハウスで切り取られ、小売店までたどり着くストーリーの二つ価値がこの情報の質を高める。
ストーリーが楽しく感動的であればあるだけ記憶の残り、心にきざみ込まれる。

年四回、四季折々の物語と商品情報が満載の冊子は大田フローレの店頭で大好評です。
お客様はその情報を記憶に残し、必要な時に記憶の中から引っ張り出してくれる。
人の記憶はいい加減なもので、時がたてば記憶が薄れ忘れられる。
しかしそのものにストーリーがあり感動があれば記憶の糸をたどり呼び戻してくれる。
我々は必要な時、お客様にフローレのパンフレットまで戻っていただかなくてはなりません。
そのために一つづつ記憶に残るストーリーが必要です。

「さくら並木ネットワーク」にも沢山のストーリーがある。その感動をより選り、一つの物語を作った。
その物語を絵本にして「さくら並木ネットワーク」の事業として売り出したいと考えています。
絵本作家の松本春野さんに「書きましょう」と内諾を得られました。とっても愛らしい、可愛い絵を描く新進気鋭の絵本作家です。
亡くなって三十数年たちますが、いまだに多くのファンが存在し、全ての年代に人気のある「いわさきちひろ」の孫にあたります。
来年のさくらが咲く頃にこの絵本が販売できればと思っています。

シンガーソングライター普天間かおりさん、彼女もこの活動に共感し、「歌を作る」と約束してくれました。
彼女の作る歌はいずれも心に響き、大切なメッセージが詩の中に織り込まれています。この楽曲も来年の桜の花が咲く頃にリリースできればと思っています。。

「さくら並木ネットワーク」が多くの感動のストーリーを届け、沢山の共感と協働を勝ち取りたい。