「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

東京花総決起集会

2010-06-07 20:58:31 | Weblog
4月24日の沖縄の集会での様子は前回のブログで報告しました、あの集会を見て花業界が「花の持っている力や魅力、花の限りないポテンシャルを多くの人に伝えたい」この一点で花業界の人たちが集う事が出来ないか?
きっとこのように思ったのは私だけではないでしょう。
花は美しい、美しい花を束ねる事はキャンパスに絵の具で絵を描くように楽しい、そんな花束をいただいた人からは最高の笑みがこぼれる。
『花は人を幸せに出来る』全国花卸協会のスローガンです、こんな花の力を多くの人に知っていただく、知らしていく、私達花に携わっている者の役割です。

「社会が発展し、より豊かな生活が実現する」この実現されるであろう社会は間違いなく花が大きなな役割を発揮するでしょう。
花のない豊かな生活なんて考えられますか?精神的豊かさの代表は間違いなく花と植物です。
しかしそのような社会が実現された時、生活者はどこで花を求めるのでしょうか?
スーパーですか?ホームセンターですか?そうなったら豊かさが吹っ飛んで、虚しさだけが残りそうです。
花の専門店、花屋がその時に隆盛であって欲しい。
私達も含め将来にしっかりと生き残る花屋になるにはどう変われば良いのか?
それは日常の利害を超え、業界が一つになり知恵と力を一つに結集する。
そのために自らが行動を起こす、その姿こそ多くの国民からの支持と共感が生まれる。

私は全ての事が実現できる最低の条件は生活者の支持と共感、そのことが社会の発展と同じ線上に位置しているか、個人的利益でなく業界全体の利益に合致しているか。
この条件が重なり合った時、困難な物事でも実現の可能性が出てくる。

東京花総決起集会名称はまだ決まっていませんが、東京の5つの中央市場から4人ずつ、大多摩連合、多摩地区花市場から一人ずつ、計22名の実行委員会が結成されます。
この秋に花業界の新たな歴史が誕生する、花業界自身が変わる、そのような集会が実現できるよう力を尽くしたいと思っています。