「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

続「1000分のⅠ構想は今」

2009-07-04 23:14:55 | Weblog
久しぶりの更新です、白ひげ社長の「1000分の1構想は、今」このブログに刺激を受け自分の現在の考えを綴りたくなりました。
今の社会の中で花の需要が減る、停滞する、花に携わっているものの一人として寂しく、悲しく、悔しく思っています。
食べるものは一人が消費するものは限度があります、年をとれば食が細くなります、しかし花の消費は限度が有りません。
消費者に買ってみようという動機が生まれるかどうかです、勿論経済行為ですから景気不景気も影響するでしょう、しかし10人の内4人しか花を買わない現状は、景気不景気を通り越している何とかしなければならない問題です。

その為にはどうしてもプロモーションや教育が必要で、実際には専門的分野の人材が行わなくては成らないし、その効果についても把握する必要が有ります。
白ひげ社長の言う通り「継続的、定期的」に行うことが必要です。

花を見る、花を頂く、花を活ける、花で季節を感じる、これらの行為が人々を癒し、幸せを感じさせるものであるなら、花は必ず売れていきます。

生産者、市場、仲卸、小売店は誰のために存在するか。
「全ては最後に花を消費する消費者の為に存在しなければなりません」どの段階においても此処が抜けてしまうと、誰の思いも消費者に伝わりません。
そのことが10人のうち4人の人しか花を買わなくさせてしまった大本のような気がして成りません。
業界全体が変わる、一人一人が変わる、そのことが事のほか大切だと思っています。
限られた場での議論でなく、業界のいたるところでそれぞれがどう考えるのか、大討論が巻き起こらなくてはいけません。

議論の末「よし、業界が一つにまとまり、やろうじゃないか」との結論がでたら、何分のいくつかは別にして必要なファンド集まると確信してます。

それにはまだまだ議論が足りません、バケツの水どころか琵琶湖を持ち上げひっくり返したぐらいの議論が業界の隅々で巻き起こらないと成功しないと思います。

仲卸がその役割を果すこと、ぜひ買って出たいと思っています。