昨年より我社の最重点戦略、新しい花の消費を喚起する取り組みをこのブログを通じて紹介してきた。
F・C(フランチャイズシステム)は「SO鷺沼店」を12月に開店、「SO芦花公園店」を2月に開店、そして3月のフランチャイズショーでのフランチャイジィーの募集、50件を超える出店希望者があり私達は反響の大きさに驚いている。
そんなに時間がかからずフランチャイズの一号店がオープンするのではないかと思っている。
このFCの取り組みと今回紹介する「eーコマース」が私達の考えている二つの大きな柱をなす取り組みである。
ご存知のように今はあらゆる商品がネットを通じて売買されている。
花業界においても太田花卉の「オリーブ」をはじめとして、仲卸、花専門店、さまざまな業態が花の販売をネットで行なっている。
フローレでは昨年よりFC展開の事業と前後して「e-コマース」(電子商取引)の実現に向けプロジェクトを立ち上げた。
基本コンセプトは今までの花卉業界では出来なかった、大きな発想をもとに花のポータルサイトとめざすこと。
フローレの考え方を理解していただける、優れたITの専門化集団とジョイントすること。
この二つをコンセプトに「e-コマース」のプロジェクトのスタートを切った。
三社のIT企業と3ヶ月、延べ20回以上にわたり話し合いを持った、最終的にエンプレックス社と「e-コマース」のための共同事業、両者が出資して新しい会社を作ることに合意した。
システムは一度作ったら最後でなく、作ったそばから作り直す作業が必要になる、一箇所直すのに数十万かかっていると私達が望むシステムまでたどり着くのに大変なコストがかかり、結局望むものが出来なくなってしまうか、莫大なお金がかかるか、どちらかが常である。
我々がエンプレックス社と合意したのはシステムはエンプレック社、花に関係することはフローレ、いわばフローレはネット上の花の供給に責任を持つこと。
この基本合意のもとにエンプレックス社とフローレとのネットづくりが始まった。
エンプレックス社は大変優れた会社で、お客さんの履歴から、さらに新しい商売へとつなげていく自社ソフトを持っていること、何により若い社長副社長、スタッフが花に関心と興味と情熱があること、このことがやがては成功へ結びつくことになるのではないかと思っている。
私達の立ち上げた
「フラワーアベニュー」は現在、二つのビルでしかないが、やがてこのアベニューには20ぐらいのビルができる予定である、ここでは基本的に自社商品の販売は行なわないようにしている。
我々が生産者や花やさん、花をネットで売りたいと思っている人達に集まってきてもらうポータルサイトをめざしている。
でも誰でもという訳にはいかないが、商品に優れた特性や消費者をひきつけるストーリが存在していることが条件です。
当然私達がフラワーアベニューに出店していただきたい生産者、専門店、優れた感性や卓越した技術を持っているデザイナーズショップ、有機や無農薬にこだわり地球にやさしい花づくりを目指している生産者。
それぞれの思いを花に束ねながら消費者のもとへ運びたいと思っています。
このネットに訪れるれる消費者が「用途」「価格」「色」「センス・個性」「風水」「品目・品種」全てのニーズによって選択のできるシステムを構築したいと考えている。
誰でも、何時でも、手軽に買い物が楽しくなる
フラワーアベニューを目指して。
そして、フラワーアベニューでしか手に入らないMD、フラワーアベニューでしか求められないサービスを作り上げたいと考えています。
現在の
フラワーアベニューは100点満点の10点にも届いていないサイトですが、今後日本一の花のポータルサイトを目指して成長しつづけたいと思っています。