「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

世界一の環境立国・アイスランド

2007-03-30 10:05:19 | Weblog
アイスランドは日本の四分の一の面積に30万人の人が暮らしている島国である。
世界で四番目の経済競争力を持ち、軍事力は持たず、アメリカとの防衛協定を結んでいる。
日本とよく似た環境で四方は海に囲まれ、温泉は豊富で露天風呂も方々にある。
発電は水力発電や温泉の地熱を使った発電などエネルギーの72%は再生可能である。
水力発電の技術はしっかり日本を見習い確立して、世界一の環境国となった。
連立政権の主要な政策の一つに水力発電の推進があり将来は100%の再生可能なエネルギーを目指している。
市バスを用いた水素燃料の実用実験を開始、世界のパイオニアを目指したエネルギー政策を行なっている。
アイルランドは1970年のオイルショックで自国のエネルギー政策を転換、環境にやさしい再生可能なエネルギーへと序々に転換を図っている。
日本の政府も少しは見習ってほしい。

原発は環境にやさしくない

2007-03-28 20:49:09 | Weblog
オーストリア、アイスランド、アイルランド、ノルウェーの4カ国の環境相がアイルランドの首都ダブリンで集まり、原発は地球温暖化の解決策でないと訴えました。
四カ国は国内原発を持ちません。協議後、共同声明を出し、「原子力エネルギーが抱えてる固有の問題は残ったままで、化石燃料の変わるクリーンエネルギーとは言えない」と強調しました。
その上で、「原子力エネルギーが気候変動の解決策のように宣伝されていることに深刻な懸念を表明する」と述べ、原発利用から五十年たった現在も廃棄物問題が最大の課題として残されていると主張しました。
日本の発電の50%は原子力発電で支えられています、当然使用済みの劣化ウランの完全な廃棄はで来ていません。それをどこに廃棄するかもまだ決まっていません。
最終処分地はたくさんのお金と引き換えに自分達の町の地下深く使用済み核燃料棒を埋めなければなりません。
日本ばかりでなくフランスでは電力の75%を原子力発電に頼っています。
地球上の化石燃料は半分以上を使い切っています、環境にやさしい真のエネルギーへの転換が望まれています。

本日が初投稿・社長のブログ。夢の板橋花問屋日記

2007-03-27 22:08:49 | Weblog
今日が初の投稿です。東京高島平にある板橋中央市場花卉部場内仲卸「自由が丘フラワーズ」の横山社長のブログです。
一昨年「グリーンシート」に上場を果たし,仲卸としての新業態で目覚しい発展を遂げている卸会社です。
勿論私達仲卸の中でもリーダー的存在です。
以前より自社のホームページの中でブログを更新中でありましたがより多くの人に読んでもらいたいと思っていたので再三花日記への投稿をお勧めしていた所でした。
横山社長は人脈も幅広く、楽しいブログを拝見できるのではと楽しみにしています。
皆様もぜひ一度お立ち寄りください。

本日の日本経済新聞一面「景気なお安定起動」

2007-03-26 09:36:33 | Weblog
かいつまんで解説すると「有効求人倍率が14年ぶりに求人数が求職者数を上回った。新卒採用が増え、パートの正社員登用が本格かしてきた。
雇用改善が消費の後ろ盾になっている。
消費も堅調、こだわり消費も盛り返しつつある。ホテルオークラでは一人当たりの客単価が前年比2500円アップして49000円に膨らんだ」。
企業の設備投資も増加基調を保っている。
われわれは何より個人消費がどれぐらい伸びるのかに興味がある。
「生み出した付加価値から人件費に回した比率を示す[労働分配率]は製造業で下げ止まっていない、大企業製造業はこれまで賃金を抑えてきただけに、人件費を増やす余力があるともいえる」
景気が引き続きよくなってきた時、消費を他の業種に奪われることなく「花」を買って頂くための方策をねるのは花やの役割だ。

希望入団枠

2007-03-25 11:32:24 | Weblog
各球団がドラフト会議の前に、大学生社会人に限って一人だけ契約を交わす制度。
この制度は巨人の「なべ恒」が現在の制度に盛り込みました。
大学生社会人に限ってと言うことで、高校生の時から仕度金を渡し大学や社会人を介して希望入団枠で獲得します。
お金が豊富にある球団がいい選手をお金で釣って獲得する制度です。
一日も早く止めるべきです、プロ野球は一部の球団だけのものでなくファンあってのプロ野球です、球団経営者はもっとこのことを重く受け止めるべきです。
またコミショナーの力のなさにもあきれて物が言えません、唯一選手会だけがまともなのが救われる所です。
この際今までの巨人中心主義を改め12球団あってのプロ野球だと言うことでの実力の拮抗、共存共栄を掲げて欲しいと思います。
アマ側もあからさまに金銭の授受を要求する指導者がいることが問題解決の根っこを複雑にしています、プロ、アマ全野球人が一致協力して問題解決にあたってもらいたいと思います。

別れと出会い

2007-03-24 18:34:47 | Weblog
昨夜は松山、大島、愛ちゃんの送別会をフローレとして行ないました。
二人は6年間の仕事の中で多くの友人をつくった、そんな訳で社員だけでなく彼らのお世話になった人たちにも声をかけ時間の許す限り出席していただいた。
愛ちゃんも2年半、大田の店頭でがんばって仕事をしたこともあって「愛ちゃん」ファンも沢山できた。
これらの人も含めたお別れの会になったことが3人にとっても忘れられない会となったのではと思った。

松山とは一昨年インドのベストローズ社へ2泊3日の短いたびを共にした。
フローレとベストローズ社とのフェアートレードの実現のため旅だった。
成田から現地へ着くまで18時間ぐらいかかり、松山はムンバイの飛行場へ着くとまもなく写真やビデオを撮りまくっていた。
ほとんど飛行機に乗っているか、車に乗っているか、飛行場で待っているか、そんなインド旅行でしたが松山はいつもメモをとるか、写真を撮るか、ビデオを撮っていました。
高速を走っていたらいきなり象がでできて二人とも驚いたのを覚えています。
結局ベストローズ社の都合でフェアトレードは実現の運びには至らなくて残念な思いをしましたが、チャンスがあったらもう一度チャレンジしたいと思っています。
松山のビデオは後のアイフェクスのフローレのブースで皆さんに見ていただきました。

大島とは昨年東京花の仲卸会主催の「中国昆明視察旅行」に同行してもらった。
ショーザフローレで中国視察旅行の報告会をやるということで、あらかじめその司会進行を大島に依頼しておいた。
彼は近年の中国の歴史、雲南省昆明の地理、中国経済の発展のスピード、中国の文化等々を事前に調べあげていた。
2泊3日の中国の旅も印象はほとんど飛行場にいるか、飛行機に乗っているか、バスに乗っていた、そんななか、同行者の中で一人精力的に動き回っていた。
一睡もしないで数人と午前3時の相対市場にでかけ、朝方帰ってきた。
大島も含め行った数人は大興奮で帰ってきて、中国の花市場の躍動ぶりを話してくれた。
翌朝は昨夜行かなかった人たちが大挙し相対市場に押しかけた、私も一ヶ月前に来たときは相対市場に行ったのだが時間が遅かったのでその興奮が味わえなかった。
大島のおかげでツァーに参加人たちが等しく中国の躍動振りを実感できたようだった。
後のショーザフローレでも見事な司会進行をしてくれて参加者の好評を博した。

昨日の送別会では最後に自分自身で感銘を受けた出来事について、旅立つ三人とフローレのスタッフにその話をした。
今までの人生でいくら立派に見えることをやってきたのかが問題ではなく、「今からなにをするのか?」がなにより大切で大事なことだということ。

よくあの人は立派だ、あの人は人格者だ、あの人は偉いという言葉を耳にする。
その基準は何なのか?地位のある人、お金がある人、名誉がある人、どの人が偉いのかよくわからない。
ノーベル賞作家の大江健三郎さんはある公演の中でこんなことを言った「人は困っている人、弱い人を見たときなぜ助けようとするのだろう」
その公演で大江さんは答えを言わなかった、公演の前後から推察して私なりに答えを出してみると、人間として一番大事なことは困っている人、弱い人に出会ったとき、自然と手を差し出すことができること。
こんなことを言われたように感じた。
なかなか出来ることではないが、極力私自身もそんな自分でありたいと思っています。

フローレを旅立つ3人とフローレのスタッフが何度かに一度そんなことが出来れば嬉しいと思っている。





間違いでした

2007-03-23 14:22:22 | Weblog
3月9日のこのブログで桜が咲くまであと一週間という間違った情報を書いてしまった、気象庁の間違った情報をそのまま鵜呑みにしてしまった結果である。
その桜が今日やっと二輪三輪と咲き始めた、東京も今日からポカポカ陽気がもどってきました。
花の相場もこの陽気を境に少し落ち着きそうです、きっと月曜日は少し買いやすい相場になると思います。
今、売り場では桜の花がよく売れます、吉野桜、彼岸桜、東海桜、みやび、陽光、おかめ、八重桜、けいおう・・どんな桜もよく売れます。
今週末は天気が悪いとの予報で花見はできませんが、来週いっぱいは砧公園も花見でごった返すと思います。

送別会

2007-03-21 16:08:14 | Weblog
松山、大島、佐々木(愛)3人の送別会をとりおこないます。
3人は長くがんばってくれたスタッフということで大勢集まって労いの会をやることになりました。
幹事は大田店店長小林、新規事業開発室落合で、いつもショーザフローレを開催する東神倉庫4階で今週の金曜日PM6.30よりです。
特に3人は大田のお客さんにかわいがって頂いていたのでお客さんも含めて参加していただくことになりました。
ぜひ、生産者、小売店の皆様、時間の許せる方の参加をお願いいたします。
参加費は1000円です。

世田谷店ブログ

2007-03-19 11:12:16 | Weblog
3月より世田谷店でブログを書き始めました。店長田中、サブマネージャー植松(毛蟹君)仕入れ部長伴君、経理主任伊東、園芸課長コモオカ(課長ですが部下がいません)この5人が月火水木金と担当して書いています。
たいした内容はないのですが、皆様には義理でクリックをして頂いているようで、申し訳なく思っています。
沢山読まれていると当人たちは少しやる気を出し始めて、ない頭を悩まし努力しているみたいです。
どうか、末永く見守っていただきたいとおもいます。
さて世田谷店のセールですが、今週はサンキューセールと名を打って、39円のものを沢山揃えました。
今日はそんな値段のものはないのではと心配してたのですが、色々揃いました。
マーガレット・スターチース各色・こでまりM・スイトピー・忘れな草・フリージャ・アネモネ・・・・水曜日も金曜日行ないます是非お越しください。

フラワーアベニュー新しいe-コマース

2007-03-18 18:37:50 | Weblog
昨年より我社の最重点戦略、新しい花の消費を喚起する取り組みをこのブログを通じて紹介してきた。
F・C(フランチャイズシステム)は「SO鷺沼店」を12月に開店、「SO芦花公園店」を2月に開店、そして3月のフランチャイズショーでのフランチャイジィーの募集、50件を超える出店希望者があり私達は反響の大きさに驚いている。
そんなに時間がかからずフランチャイズの一号店がオープンするのではないかと思っている。

このFCの取り組みと今回紹介する「eーコマース」が私達の考えている二つの大きな柱をなす取り組みである。
ご存知のように今はあらゆる商品がネットを通じて売買されている。
花業界においても太田花卉の「オリーブ」をはじめとして、仲卸、花専門店、さまざまな業態が花の販売をネットで行なっている。
フローレでは昨年よりFC展開の事業と前後して「e-コマース」(電子商取引)の実現に向けプロジェクトを立ち上げた。
基本コンセプトは今までの花卉業界では出来なかった、大きな発想をもとに花のポータルサイトとめざすこと。
フローレの考え方を理解していただける、優れたITの専門化集団とジョイントすること。
この二つをコンセプトに「e-コマース」のプロジェクトのスタートを切った。

三社のIT企業と3ヶ月、延べ20回以上にわたり話し合いを持った、最終的にエンプレックス社と「e-コマース」のための共同事業、両者が出資して新しい会社を作ることに合意した。
システムは一度作ったら最後でなく、作ったそばから作り直す作業が必要になる、一箇所直すのに数十万かかっていると私達が望むシステムまでたどり着くのに大変なコストがかかり、結局望むものが出来なくなってしまうか、莫大なお金がかかるか、どちらかが常である。
我々がエンプレックス社と合意したのはシステムはエンプレック社、花に関係することはフローレ、いわばフローレはネット上の花の供給に責任を持つこと。
この基本合意のもとにエンプレックス社とフローレとのネットづくりが始まった。
エンプレックス社は大変優れた会社で、お客さんの履歴から、さらに新しい商売へとつなげていく自社ソフトを持っていること、何により若い社長副社長、スタッフが花に関心と興味と情熱があること、このことがやがては成功へ結びつくことになるのではないかと思っている。

私達の立ち上げた「フラワーアベニュー」は現在、二つのビルでしかないが、やがてこのアベニューには20ぐらいのビルができる予定である、ここでは基本的に自社商品の販売は行なわないようにしている。
我々が生産者や花やさん、花をネットで売りたいと思っている人達に集まってきてもらうポータルサイトをめざしている。
でも誰でもという訳にはいかないが、商品に優れた特性や消費者をひきつけるストーリが存在していることが条件です。
当然私達がフラワーアベニューに出店していただきたい生産者、専門店、優れた感性や卓越した技術を持っているデザイナーズショップ、有機や無農薬にこだわり地球にやさしい花づくりを目指している生産者。
それぞれの思いを花に束ねながら消費者のもとへ運びたいと思っています。

このネットに訪れるれる消費者が「用途」「価格」「色」「センス・個性」「風水」「品目・品種」全てのニーズによって選択のできるシステムを構築したいと考えている。
誰でも、何時でも、手軽に買い物が楽しくなるフラワーアベニューを目指して。
そして、フラワーアベニューでしか手に入らないMD、フラワーアベニューでしか求められないサービスを作り上げたいと考えています。

現在のフラワーアベニューは100点満点の10点にも届いていないサイトですが、今後日本一の花のポータルサイトを目指して成長しつづけたいと思っています。