「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

4月24日

2010-04-29 18:45:09 | Weblog
沖縄で9万人の県民が集会を開いた、感動的な集会だった。
9万人の人たちが日常のしがらみや利害を超え、「沖縄に米軍基地は要らない」この一点で結集し、9万人が集まった。
考え方、信条、支持する政党、宗教、あらゆるものを乗り越え県民の大多数が一致団結した。
私は普天間高校の生徒が壇上で読み上げた『基地は要らない』の叫びに思わず涙した。
高校のすぐ隣が普天間の基地、金網で囲われいる基地を見て、「本当に囲われているのは私たちでないのか」沖縄県民の何十年にも及ぶ苦しみが我々の心をゆさぶった。

今、花業界では生産から小売りまで力を合わせ、低迷する花の消費を伸ばす、日常の利害を超えて『花の消費を拡大する』ために一致協力しよう。
なぜ沖縄の戦いが我々の胸を打つのか?なぜ沖縄の戦いが国民の支持を得るのか?なぜ沖縄の戦いが歴史を変える力を持つのか。

私はそれは人間の知性が、日常の利害を超え団結させたのだと思う。
私達ホモサピエンス(知性ある人)と呼ばれる人類は、知恵だけでなく知性を持った生き物である、知性を持った生き物は、自分の利益だけにこだわることなく、多くの人のためにも生き、活動する。
それは人間だけに授けられた『人の特性』である。

花業界の人たちが日常の利害を超え、花の消費を拡大する為だけに寄り添う。
全国の花関係者が3000人集まり、花の魅力や花の力をアピールし、業界全てが一致協力し花の需要を喚起する行動を起こす。
国民の多くは生活者の多くは、『街の小さな花屋さんも頑張っているのね』多くの支持と共感が帰ってくる。
歴史が動く、花業界が持続可能な業態へと進化するとき。

沖縄の4.25の県民集会を見て、これが花業界だったらと・・・・・・
私は実現したい、それはもっと花が売れ、花の魅力が多くの人に伝わるために!!!