「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

うれしい変化

2009-01-31 20:53:13 | Weblog
10月31日の縦横無尽で「社長の限界」でYや蒲田店の店の様子を書きました、たまたま店を訪れた時、店頭に並んでいる仏花の鮮度が悪く、菊が開いて、葉も黄色になっているのが見受けられた。
昨日納品した仏花は冷蔵ケースの奥においてあって一週間前のものが店頭に陳列して有りました。
勿論スタッフは古いものから順に売り、廃棄にならないようにとの思いからだった。

そこで蒲田店だけでなく他の4店舗の店長と約束事をしました、その約束はとりあえず3月いっぱい、水曜日納品の時残っている前回納品の洋花(月曜日納品のもの)は半値にする、残ってる仏花(仏花MIX、SP菊MIX、菊MIX)は次の納品日(金曜日)に半値、洋花が半値にして売れなくて金曜日まで残っていたらその時点で廃棄、仏花が半値にして月曜日まで残っていたら廃棄。

次の納品まで洋花は8割売り切る発注をかける、各店2ヶ月この約束事を守り店舗管理をしてきました。
少しづつ様子が変わってきました、一番最初に変わってきたのは新しい花が入るのを待ち構えて店に訪れる人が出て来た事、一回前の花がディスカウントになること、新しい花を買い求める人、いずれにしろ時間を見計らって店を訪れる人が増えたことです。

もう一つ嬉しい変わりようは、仏花の売れ行きが少しづつ増え始めたことです。
その数字が顕著に現れているのが蒲田店です、一週間で200束近く売れるようになりました。

日報に書くコメント欄のお客さんの反応、言葉にも「よく日持ちする」という言葉がかかれる様になりました。
店の粗利益率は変わらず、廃棄はほとんどなくなりました。

店が少しでも売れていく、リピーターが増える、毎日毎日のちょっとした努力の積み重ねを続けることが大切だと数字を見ながら思っています。

大満喫

2009-01-28 21:51:10 | Weblog
第36回ショー・ザ・フローレは大盛況のうちに終了いたしました。
80人の参加があり、宮崎よりこの日の為上京していただいた中村さん、、西森さんにたっぷりラナンとデルフィの秘密を語って頂きました、私も始めて聞く話に「目から鱗」でした。
ラナンの選び方、いいラナンの条件、そして何よりどんな思いで花つくりをしてるのか?いい話を聞かしていただきました。
デルフィの話を聞かしていただいた中村さんは数年前、フローレのT女史が花育を始めたばかりのころ、花育に共感頂き沢山の花材を提供くださいました。
また西森さんは地元の子供達を対象に、年に数回、花育を行ってます。

ハコネフローリストの秋田さんのデモも素敵な色使いとテクニックで参加者は大満喫しました。
最後にラナンのお土産と秋田さんの作ったアレンジのプレゼントの抽選があり、世田谷店のお客さん、Mさんに大当たり、ライラックやラナンをふんだんに使った花束、私が欲しかった、でもMさんに当たって世田谷店のスタッフも大喜びでした。勿論当たったMさん、素敵な笑顔で大喜び、ハッピーエンドのショー・ザ・フローレでした。

会議

2009-01-27 22:07:22 | Weblog
明日は会議の連続です、10時から太田フローレで定例のミーティング、トンボ帰りで2時から月に一回の世田谷仲卸会の理事会、終わって4時より東京花の仲卸会IT部会、6時から世田谷で第36回のショー・ザ・フローレ 「デルフィニュームとラナンキュラスの魅力」宮崎県の花の魅力についてたっぷり語っていただきます。
講演のあとはデルフィーとラナンを使ったアレンジや花束のデモをハコネフローリストの秋田さんにやっていただきます。
こちらはまだ若干空きがあるのでぜひご来場ください、突然の参加もOKです。

と言うわけであすは忙しい一日になりそうです、会議は3つあるのですがそれぞれに問題があり解決を迫られているものばかりです。

①問題点を明確に ②責任の所在と解決までの道筋 ③問題点の解決はなにをもたらすか?
それぞれの会議で出来るでしょうか?
 

東京花の仲卸会 新年会

2009-01-26 12:23:02 | Weblog
毎年の事ですが東京花の仲卸会の新年会は板橋市場が幹事になり執り行なっています。
今年も2月11日湯島のガーデンパレスで開催されます。
大田花き磯村社長に講演を依頼、「花の需要喚起、仲卸に何が出来るか?」大変なテーマでお話をして頂きます。

講演会の後に各界の招待者にパネラーになって頂きデスカッションを行います。
なんせ、横山社長の企画、演出ですのでまだ詳しい事は私にも分かりませんが、盛りだくさんの新年会になる事だけは請合います。

年々東京花の仲卸会の新年会も充実、新年会はお酒を飲んで、美味しいものを食べて愉快に過ごす場所だと思っていましたが、横山プロデューサーにかかると美味しい料理も我々は喉に通らず、お酒もほろ苦く、苦痛の3時間になりそうです。

少しはお料理もいただけるようにお願いします。くれぐれも!

一月の商い

2009-01-25 22:53:55 | Weblog
昨日土曜日の世田谷店の商いは、久々に盛況でした。
土曜日はアルバイトのM君と世田谷店の名物スタッフI女史の二人のコンビで仕切ります。
店が一段落したところで私はI女史に「今日はいくら売れましたか?」と尋ねます。
売れなかったときは決まって売り上げを言う前に言い訳が入ります「今日は寒くてお客さんが少なくて」「品物がなくって」・・・などなど。
売れたときにはすぐ「OOOOO円も売れました」少しこのときにはあごをしゃくり上げ、鼻をふくらせます。
売れたときにはこれまた決まり文句があります「花は何にもなくなりました、SP菊など山のようにあったのに一本も有りません」
そっとお店を見に行くとまだまだ花はあるのですが「よく頑張ったね」と言っておきます。

土曜日はそれにしてもよく売れました、O女史の言うように百合とバラなど山のように有ったのですがほどよくなくなりました。

一月の商いはかってないほど悪いです、なかなか昨年の売り上げを超えることが出来ません。
今月も表日あと3回です、昨対を超える事は少々難しいですが頑張ります。

「SO」も「Yヤ」も小売店舗は卸より更に不調です、いやな状況ですが、しばらく続くであろうこの状況に耐えるしか手はないようです。

改革

2009-01-23 18:27:47 | Weblog
この十年誰しもが口を開けば「改革」「規制緩和」小泉元首相のワンフレーズ「改革なくして成長なし」。
私たちはなんの抵抗もなくこの言葉を聴き、なんの疑問も持ちませんでした。
この十数年の改革は何であったのか?私たちは今後も大いに改革を続けなければなりません。
その改革は世界を平和へと導き、その改革は人々に幸せをもたらす改革でなくてはなりません。

「改革」や「規制緩和」なら何でもいいと言うことではありません。
「改革」や「規制緩和」が新しいマーケットを作り、そのマーケットにゆだねる社会、儲けるだけ儲けてさっさと引きあげていく投資ファンド、グローバルと言う言葉にもだまされてはいけません。
国際的競争力をつけるため、人を安く使う、日本に今までなかったぐらい多くの貧困層を作り出す、今までと違うのは「働けど、働けど、わが暮らし楽にならず」ワーキングプアを作り出してしまったことである。

「改革」や「規制緩和」が大きく社会を変えてしまった、「偽の改革」「偽の規制緩和」、人々を幸せへ導く本物の改革を今から始めなければいけない。

平和の構築 国際協調

2009-01-22 22:24:05 | Weblog
1月15日ブッシュは最後の演説をした「米国本土へのテロリストの攻撃は7年以上起きていない」と胸を張った。
しかしアメリカのイラク攻撃が始まり世界中にテロを拡大させた最も重い責任はアメリカにあることは誰も否定できない。
そして「われわれは自由な企業競争の回復をもう一度示すだろう」世界中を不況に導いた新自由主義、何の歯止めもない自由競争、それこそが世界同時不況をもたらした原因です。
環境問題においても京都議定書に加わらず、絶えず否定的言動を繰り返した、これも自国の経済に負担や悪影響を及ぼすことを懸念してです。
全ての価値基準はアメリカ一国の利害を優先させてきました。

アメリカ第44代大統領バラク オバマは就任演説の中で「今回の経済危機は、市場を注意深く見てないと、制御不能になる恐れがあることを、私たちに思い起こさせた」
「米国同様に比較的豊かな国には、私たちはもはや国外の苦難に無関心でいることは許されないし、また影響を考えずに世界の資源を消費する事も許されない、と言わなければならない。世界が変わったのだから、それに従って私たちも変わらなければならない」

オバマとともにアメリカがチェンジできるのか?「米国は、将来の平和と尊厳求める全ての国家、男性、女性、子供の友人であり、再び主導する役割を果たす用意があることを」


ゼレラルモーターズ

2009-01-20 20:19:24 | Weblog
アメリカのものつくり産業は戦争を続けてきただけあって軍需産業だけは好景気ですが、ビッグスリーに代表されるようにモノつくり産業が壊滅状態になっています。
ゼネラルモーターズは低燃費車の開発、とりわけハイブリット車の開発には不熱心で研究開発費を年々減らし続けてきました。
モノつくりの会社が熱心にやってきた事はファイナンス、金融業GMACという子会社を作りこちらで本業をしのぐ稼ぎを上げてきました。
人間は誰しも苦労をしないで楽に儲かる方法があれば楽な方へ楽な方へ走るのは人情です。
モノつくりがモノつくりを忘れ、気がついてみれば金融部門が巨額の赤字を出して立ち行かなくなっていた、サブプライムローンの破綻に始まり「アメリカのカジノ資本主義」そのものの崩壊が始まっていた訳です。

サンヨー電機がバブルがはじけた1890年当初から地球環境にやさしいエコ商品の開発を続け、この数年で大きな成果を挙げていることを思えばGMとは大きな違いを感じます。

われわれの仕事の規模は比べ物にならないくらい小さなものですが、先を見通す力と本業を極める二つの大切な教訓を教えてくれてます。

元気じゃひか?

2009-01-19 13:28:41 | Weblog
第36回ショー・ザ・フローレは1月28日開催します。
場所はこのところの定番となりました、世田谷市場7階 東京都大会議室です。
「宮崎県の花」という事で「ラナンキュラスとデルフィニュームを知る」、宮崎はスイトピーだけではないんだよ!という事で、元宮崎県中部農業普及改良センターの中村広様と宮崎県西臼杵支庁農業普及課西森竜一様、お二人にたっぷりとラナンキュラスとデルフィニュームの魅力について語ってもらいます。

そのあとはラナンキュラスとデルフィニュームを使ったギフト花束、アレンジなどのデモンストレーションをはこねフローリストのチーフデザイナー秋田真吾様にお願いをしてあります。

参加費はいつものように飲み物軽食付き、500円で世田谷店、大田店、ロジスティックデ受け付けております、大勢の参加をお待ちしております。

今宮崎県が元気です、何処へ行っても知事の等身大の張りぼて、ポスターなどが飾られていて、東国原効果てきめんです。

何処行っても暗い話しばかり「元気じゃひか?」「元気じゃ」
皆さんに少しでも元気が出る会にしたいと思っています。

インフルエンザ

2009-01-18 05:53:04 | Weblog
白ひげ社長が心配をして自身のブログで私の「インフルエンザ」の病状報告をしていただきました。
昨年暮れ、花束つくりのお手伝いをしてくれたKさん、熱があるのに、毎日、30日まで懸命に仏花を作り続けてくれました。
Kさん、一日800個以上の仏花を作ってくれました、明けて5日の日に私に電話が入り「インフルエンザが悪化をしてこれか入院をするから暫く手伝えない」そういって電話を切りました。
何でも手当てが遅かったもので、もともと持っていたいくつかの病気が併発して恐ろしい病状だったらしい。

私は10日(土曜日)朝から微熱がある感じで、鼻水や咳が出て、おかしいと思っていました、午後から意を決して近くの玉川病院に駆け込み事情を話しました。
診療時間はとっくに過ぎていたのですが、ここは救急指定なので裏へ回れば大方診療に応じてくれます。
美しい看護婦さんが出てきて「インフルエンザの検査は保険治療とは別に1000円かかりますが良いですか?」こんな美しい看護婦さんに検査していただけるなら1000円といわず、5000円ぐらい支払っても良いと思い、間髪をいれずに「やります!」
「小池さん少し痛いですが我慢してください」この看護婦さんであれば少々痛みつけられてもが我慢できると思い即座に「はい!」
右手に二本の長い紙縒りを持ち、私の鼻の穴につ込み始めました、私は痛いものですから、頭をそらします、すると左手で頭を押さえつけ、思い切り紙縒りを喉まで出てくるぐらい突き刺しました。
痛いの痛くないの、それまで抱いていた淡い恋心がいっぺんで吹っ飛びました、「はい、終わりました十五分ぐらいで結果が出ますのでここでお待ちください、ただし小池さんの場合ひょつとしたらインフルエンザになっていても時間があまりたっていないので反応がでない場合があります」

しかし、しっかりインフルエンザのウィルスが紙縒りの先に付着してました、タミフル8錠、解熱剤、タミフルは4日間毎日2錠、解熱剤は38度以上出たとき、「早く帰って養生してください」

というわけでタミフルを飲みました、この抗生物質、大変な優れものです、インフルエンザの発見が早ければ早いほど効き目があります、ウイルスを殺しはしませんが、タミフルはウイルスが増えるのを防ぎます。
めでたく4日目には熱はおろか、鼻水、咳、全て完治しました。

16日インフルエンザから4つの病気を併発したKさん、電話がかかりまだ病状はひどい状態だそうです。
今日はお見舞いに行ってきます。