「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

ボランテァ・バスツアーのお誘い

2011-10-11 11:24:54 | Weblog
3・11の大震災はあまりにも多くのものを奪い去りました。家族を失い、家を失い、生活に必要な全てのものを失った。
被災地にはまだ3・11から時計が止まったまま一歩も前へ歩けだせない人達も大勢います。
もし自分が被災し命以外の、全てを失ったとしたら、とても前へなど進めないだろうと思う。

津波で家や車や船までもが流され、町中に火の手が上がり、逃げ惑う人達の映像が画面に映し出され、瓦礫の山を見た時には私たちに何が出来るのだろう。
1人の力や花の力などとても及ばない、ジレンマに陥った。
震災から6ヶ月が過ぎ、被災地では少しづつ時計も動き出してきています。
大きなダメージを負った人が再び前に歩き出すには、後ろから支える人、少し押してあげる人が必要です。
更に「花の力」が多くの人に前へ進む大きなインセンティブになっていることを感じてます。
陸前高田ルート45の花壇修復のプロジェクトの代表鈴木先生、80歳の高齢と身体の不自由も押して「自分の寿命が縮んでも、一日でも早くきれいな花を植えたい」とがんばってられる。
オープンガーデンの再生に取り組ん出られる吉田正子さんも「もう一度オープンガーデンを作りたい」
お二人とも自分の命以外は全てを失いました、二人の背中を押したのはさまざまな支援者の人達ですが、最も大きな力は「花の力」でした。

このお二人に限らず、「花の力」で前へ歩き出した人達に接するたび、「花の力」の凄さに感嘆する。

11月4日(金)22時世田谷発、陸前高田5日朝着のボランティアバスを走らせます。
5日吉田さんのオープンガーデン再生のお仕事を手伝い、18時終了後、気仙沼の温泉で汗を流し、夕食を地元の人を囲んで頂きます。日曜日の早朝東京着です。
5日(土)の昼と夜の食事、バス代、温泉入浴料、1人15000円で先着30人で受け付けています。
5日の昼は私がコック長になり美味しい炊き出しをする予定です。
「花の力」を大いに感じる。少しの力でいいから、寄り添い押してあげて欲しい。全てを失い、前へ歩き出している人のエネルギーの素晴らしさをもらって欲しい。
多くの人に体験して頂きたいツアーです。