水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

屋上菜園76 (H27.6.24~7.09)

2015年07月10日 | 屋外水耕栽培
●トウモロコシ初収獲
7月9日 トウモロコシ3本を本日初収獲しました。


●本日の収獲
7月9日 本日の収穫です。なすびの収穫量が減ってきました。ピーマン・オクラは毎日この状態です。トマトは赤く色づきはじめ毎日同量を収穫しています。セロリもジュース用に2日に一度収穫です。
 

●ハダニ駆除に炭酸ガス
7月8日 ハダニに悩まされているので駆除方法がないかインターネットで調べてみると昨年宇都宮大学の村井教授が炭酸ガスを使用しての駆除方法を世界で初めて開発した旨の記事が載っておりました。またそのための設備もすでに発売されているようです。このアイデアをお借りしてハダニが発生した定植板を密閉性のある袋に入れてその中に炭酸ガスを注入して駆除できないかと思っています。水洗いよりは完璧のようですので一度トライしてみたいと思います。

●小玉スイカ
7月7日 先日収穫した小玉スイカです。やはり完全に熟れきっていなかったのですが甘さはそこそこでした。


●最後の白菜料理
7月7日 5月27日に収穫した白菜を冷蔵庫に保存していたそうで最後の白菜を使っての豚肉との煮物です。この時期でも冷蔵庫に保管すれば40日は鮮度が保てるということです。


●最近の野菜料理
7月7日 最近の自家野菜を使った料理です。オクラ、ナスとピーマン
 
モロヘイヤ、焼きピーマン
 
ゴーヤ、キュウリ
 
焼きナスと枝豆です。
 

●秋冬野菜の種を発注
7月3日 サカタとタキイに秋冬野菜の種を発注する。品種は例年通りで白菜・キャベツ・大根・人参・ゴボウ・春菊・ミズ菜・チンゲン菜・ネギ・玉ねぎ・カブラ・ソラマメ・エンドウ・玉レタス・小松菜です。

●最初の枝豆収穫完了
7月3日 初回の枝豆6台分が収穫完了したのでトロ舟を清掃する。秋物を植えるには早すぎるので当分空いたままになりそうです。効率を考えて栽培する必要がありますが後の祭りです。2回目の枝豆は8月の花火大会用と思っていましたがあと10日もすれば収穫できそうです。
 

●今朝の強風でピーマン倒れる
7月1日 今朝の強風で支柱をしていなかったピーマンが倒れていました。ピーマンは茎がさくいのでかなり折れていました。支柱や紐を使って誘引しなおしましたがうまくたちなおってくれるといいのですが。


●スイカところたん
7月1日 ころたんは2株購入しましたが1株が枯れてしまって1株だけ残りましたが受粉がうまくいかずたった1個だけ実っています。スイカも根腐れで撤去しましたので現在この1株のみです。先に2個目がついています。
 

●キュウリも定植
7月1日 キュウリ「夏すずみ」は18粒播いて16粒が発芽してくれました。とりあえず屋上に定植してある程度大きくなればエスロン管に移植する予定です。今回は根腐れ病に罹らないように注意をして育てたいと思います。


●茄子の移植
7月日 先月24日に定植したナス40株を定植板4枚に移植しなおしました。1枚に10株は多すぎるのですが6株ほどに間引きして大きく育てたいと覆います。うまく育ってくれると8月中旬には収穫できるでしょう。
 

●小松菜とセロリ
7月1日  野菜ジュース用の小松菜とセロリです。セロリもすっかり大きくなり収穫期に来ています。


■番外 みらい 民事再生法申請
7月1日 新聞報道によると植物工場ベンチャーの「みらい」さんが民事再生法を申請し事実上倒産したことを報じています。国内では高層階の大規模人工光型植物工場を建設しまたモンゴルなど海外にもプラントを輸出するなど華々しく活躍されていた企業だけにこの報道は残念というほかありません。ここ数年多くの植物工場を立ち上げた企業が倒産してきています。植物工場で通常野菜を栽培していたのでは経営効率が悪いようです。投下資本が大きいだけに高付加価値の機能野菜や薬草や高単価な果物の栽培に特化しないとなかなか採算に乗らないようですがまだ個別にトライアルの段階で完全なフォーマットが出来上がっていないのが実情でしょう。にもかかわらず農業の新しい発展方向が従来の露地栽培やハウス栽培とは別の「植物工場」という分野にあるかのごときマスコミ報道などに多くの方が惑わされているのかもしれません。農業は生き物と自然を相手にしているだけに何百年にわたる篤農家といわれる方々の努力と英知の集積が現在も引き継がれその土台の上にそれぞれの地方の土壌や気象条件に適合した栽培方法が蓄積されその手法に従って栽培されているわけですから植物工場で栽培環境を制御できるからと言ってすべての問題が解決できるなどと早合点してはいけないでしょう。現在の植物工場はまだまだ栽培ノウハウが未熟なのに見切り発車をしているように思えます。今後も試行錯誤を繰り返し栽培野菜ごとに栽培技術やノウハウを蓄積していかなければならない段階ではないでしょうか。ただ物理や化学実験と異なり失敗したからと言ってすぐにやり直しができるものではありません。最低でも2~3か月の栽培日数を要しますので試行錯誤にも時間がかかります。これが一番厄介な問題です。植物工場という概念が生まれてまだ20年ほどです。最近はUECSなど農工融合の成果が農業のIT化などで発揮されてきています。農業のIoTも進むはずです。先進企業みらいさんの今回の件は残念ですがわが国植物工場発展の礎になることには変わりありませんしこの経験がまた新たな発展のきっかけになるはずです。不死鳥のごとく再生されんことを祈っています。

●やっとトマトが収穫できました
6月30日 やっとトマトが赤くなってきました。早速中玉トマトを6個収穫する。かなり実っているので次々と収穫できるようになるでしょう。
 

●サツマイモの様子
6月30日 サツマイモの様子です。今の所順調です。


●ピーマンとしし唐
6月30日 ピーマン・しし唐の防虫ネットを取り除き紐や支柱で誘引する。少しハダニがわいていたので水洗いを行う。根腐れなどもあり今年は可なり廃棄をしましたがそれでもまだ定植板5枚分は育っています。
 

●枝豆好評、4枚分を収穫
6月30日 枝豆が良くできたのでご近所やお知り合いの方にお分けする。すでに定植板9枚の内4枚分を収穫しました。枝豆の根はしっかりと育っていました。
 


●流量計の取り替え
六月30日 流量計のメーターが動かないのでメーカーに問い合わせると0.2リットルでも動くデジタル流量計があるとのことなので再度注文しましたが本日入荷する。ただ接続には15×8のブッシングと給水栓用ソケット13が必要です。コーナンで部材を調達して取り付ける。取水側のホースには取り付けることができないので排出側の塩ビ管に取り付けました。
 

◎今週のアクセス数
6.21~6.27 IP数1392 PV数3798

●流量計の取り付け
6月27日 流量計が入荷してきたので早速取り付ける。

この流量計は安価ですが取説によると2㍑/分の水量がないと針が動かないとのこと小生のタンクへの給水量が少ないのでメーターが動いてくれません。

●本日の収穫です
6月27日 トマトはまだですがしし唐がかなりたくさん収穫できました。


●ブロッコリーとセロリ
6月27日 時期的には遅いのですがブロッコリーが育ってくれています。少しみっしゅしすげているので移植の必要がありそうです。セロリも大きくなりました。香りが好きなので朝のジュースに使っています。
 

●突風でトウモロコシが倒れている
6月27日 今朝はかなりの突風でトウモロコシが倒れかけています。
 

●トマトはなかなか赤くなりません
6月26日 トマトの方は3種育てていますがいずれもまだ赤くなっていません。
 


●ようやくそれらしき茄子の収穫
6月26日 エスロン管で栽培しているナスが先日から収穫できるようになりました。こちらの方はそれなりに実っています。
 

●茄子撤去 栽培ベッドを清掃する
6月25日 根腐れ病に罹っていないので残していた茄子も元気がありません。思い切って撤去廃棄しました。万願寺唐辛子も2本育てていますがこれも撤去しすべてを洗浄し古い定植板も新品に交換する。先日播種した小松菜・チンゲン菜・玉レタスなどの栽培に使用しようと思います。


●またしてもソレノイドバルブの給水量に差異が
6月25日 またソレノイドバルブの給水量に差異があるためAとBの減少量が全く異なっています。本来同量でなければいけないのにBがAに比べ4倍ほど減っています。Aの方のソレノイドかダイアフラムのゴムパッキンが不良のようですのでスペアのパーツと取り替え、作動時間も5秒に短縮して設定するとA,Bともに概ね150m~200mllの供給量に収まりました。まだ満足できる値ではありませんがこの状態で当分様子をみることにします。ここ数日B(2号)液過剰の肥料供給になっているので少し気になります。
6月27日 今朝の状態では1号液、2号液とも減少量がほぼ同じで同量供給されているようです。


●病気対策としての養液殺菌装置
6月24日 今年は根腐れ病に悩まされていますので養液の殺菌方法を考える必要があります。現在はオクトクロスを使っていますが結構ランニングコストがかかりますので他に手段かないか調べています。草刈氏の「養液栽培の病害と対策」によればオゾン殺菌装置と光触媒を使った装置が紹介されています。オゾン殺菌装置について少し調べてみようと思います。

●流量計で使用水道量を把握
6月24日 養液供給設備の肥料タンクが小さいので5㍑から10㍑に変更する。

現在この装置から養液を供給しているのは6連が5台、4連が6台、エスロン管栽培装置が4台で概ねの養液量は750+600+400=1750~2000リットルです。
 
 
実際に毎日どれほどの水道水が補給されているかが把握できれば逆算して肥料の使用量も把握できますので安い積算流量計がないかインターネットで探してみると2,3価格の安い流量計が見つかりました。給水量が分かれば液肥は100倍濃縮ですので200㍑なら肥料は2㍑ということになり適正な量が混入されているかどうかも判断できます。


●茄子を定植
6月24日 今年は茄子が不出来なので改めて種まきし育苗しておりましたが苗が育ってきたので40株ほどを定植する。今からでもうまく成長してくれると8月には収穫できるでしょう。栽培ベッドはかぼちゃを育てていたトロ舟を清掃し4連にして設置し使用。勿論オクトクロスを投入して病気対策もしています。定植板も新たに購入しましたのでサイズを合わせてから取り替える予定です。


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