<レタスの育苗・生育2 徒長問題解決へ>
10月17日 まず10月5日に播種したサラダ菜と玉レタスです。育苗棚で育てていますが今の所、葉の色も濃く徒長しているとはいえません。発芽期は播種後14日ですがこの間に予定通り2~3gに育ってくれるかどうかです。
9月25日に播種したレッドリーフレタスと玉レタスです。
生育期にあり播種後ほぼ20日経過。いずれも蛍光灯下で生育。レッドリーフはかなり大きくなっていますが玉レタスはすでに徒長気味です。後2,3日で促進期に移行しますので照射時間を24時間にして一気に大きく生長するかどうか試してみます。
9月18日播種のレタスですが播種後約1ヶ月でほぼ収穫期に来ています。残念ながらほとんどのレタスは徒長しています。
中には少しレタスらしく育っているのもありましたので重さを量ると根付で200g弱でした。
従来苗をややつめすぎていたことも徒長の原因として考えられるので間隔をあけて定植する必要があるかもしれません。42株(6×7)定植できる所を12株(3×4)から21株(3×7)程度に抑えることで横への生長を促すことができると思うからです。
まずこの徒長問題を解決しないと室内水耕栽培をしているという気分になれません。現在屋上ではレタスの栽培はしていませんが今回播種したレタスの半分は屋上にも定植して比較検討したいと思います。ミズナにしろチンゲン菜にしろ春菊にしろ屋上で育てているものには徒長がないので本質的には光源の問題であると思うのですがそのハンディを如何に環境制御でカバーするかが室内水耕栽培の技術ですから何とか目途を立てたいものです。
10月18日 先月の25日に播種したレッドリーフレタスと玉レタスは15g以上になっているのと24日目に入るので促進期ということで本日から9日間24時間照射で栽培します。基本的に徒長気味なので問題ありですがひとまずセオリーに従ってみます。
10月18日 収穫期のすぎている味美菜とチンゲン菜をすべて収穫する。チンゲン菜はかなり徒長がひどくてしろ菜のようになっています。昨年はこれほど徒長が激しくなかったのにどうして今年はひどいのか。発芽段階から問題があるのかとインターネットでいろいろ調べて見ました。発芽までに水分供給が過剰であると発芽した苗がすでに徒長しているのであまり水を与えてはならないようなことも書いてありました。確かに愛菜花で発芽されるときは水を培地に加えることがありませんがパッドで発芽させている現状では乾燥を防止するために新聞紙の上からも毎日注水していますがこれなど徒長原因になっているのかもしれません。
10月19日 収穫した味美菜は本日夕食にいただく。チンゲン菜は出来が悪いので野菜ジュースに使用して毎朝いただいています。
10月19日 育苗中の10月5日に播種した玉レタスとサラダ菜を栽培棚に移植する。レタス10株ほどを屋上のトロ舟にも定植し対象実験を行うことに。照射時間はセオリーでは10時間であるが光度が少し弱い(130~160μmol)ので12時間にセットする。今回の苗は従来よりしっかりと育っているがそれでもレタスの方はやや徒長している感じがする。
次の栽培用に15日に播種した玉レタスとレッドリーフは発芽しかけていますがこの状態ですでに徒長しかけています。やはり水供給が過剰なのでしょうか。因みに対象比較するため本日発芽器「愛菜花」に種を播く。
10月20日 15日に播種した玉レタスとレッドリーフを育苗棚に定植する。月末まで育苗棚で育てその後栽培床に移植する予定。今回は15株ほどを屋上の栽培床にも定植し育苗棚での成長と比較してみることにしました。
10月21日 本日のレタスおよびサラダ菜の状態です。
9月25日に播種したレタスとサラダ菜です。18日からの24時間照射で急激に大きくなってきています。27日の収穫日にどの程度成長しているか楽しみです。
10月5日に播種した玉レタスとサラダ菜です。27日までが生育期です。
10月22日 収穫したひねたサラダ菜はごま油で炒めてオイスターソースで味付けしていただきました。
10月24日 10月5日播種した玉レタスとサラダ菜です。12時間照射6日目です。徒長もなくしっかりと育っています。
先月25日に播種したレッドリーフと玉レタス。24時間照射7日目ですがこの1週間でかなり大きくなりました。かなり徒長気味ですがレッドリーフを計ると100gは越えています。26日に収穫予定。
<レタスとチップバーン Ca(OH)2は使えないのか>
24時間照射のリーフレタスと玉レタスにチップバーンが発生している。この原因は培養液を頻繁に更新することによりアンモニア態窒素が多くなってカルシウム不足となりチップバーンが発生しやすくなると言われていますが対策をしっかりと勉強する必要があります。
インターネットで調べると「大塚アグリテクノマガジン」に次のような記事がありました。
「Q1:現在大塚ハウス1号・2号を使用してレタスを栽培しています。
レタスの一部にチップバーンが発生し、大塚ハウス5号をさらに入れるとよいと聞きました。効果は期待できるでしょうか?
A1:
微量要素肥料のハウス5号はECが低い時(微量要素が欠乏している時)に使用すると、効果が認められる場合がありますが、カルシウムの補給にはなりません。一般に、チップバーンはカルシウムの欠乏が一因と言われていますが、実際にはチップバーンが発生したときに培養液中のカルシウムが不足していることはまずありません。チップバーンを防ぐには、カルシウム欠乏よりも、急激な湿度の変化を避けることが重要です。曇天後の快晴などは、チップバーンが発生しやすいので、対策として遮光して急激な蒸散を抑えることが重要です。
培養液処方で考えるとカルシウムと拮抗するアンモニア態窒素の比率を下げると良いでしょう。さらに、対策をとるならカルシウム葉面散布剤の使用も効果的です。弊社からはカルハード、カルプラスという商品が発売されております。
Q3:A処方からチップバーンに対応したSA処方に切り替えた場合、SA処方では、ほかの障害がでる恐れなどないでしょうか?
A3:SA処方の特長(長所)は、アンモニア態窒素がA処方に比べて少なく、培養液のpHが低下しにくいことです。SA処方がチップバーンに効果が認められるのは、培養液のpHの低下がチップバーンの発生につながっているときのみです。夏場はともかく、その他の時期はA処方がよいでしょう。ちなみにSAの"S"はSummer(夏)という意味です。」
ということなので大塚ハウスS1号の購入と大塚ハウス5号の使用を検討する必要があるのかもしれませんが現状の室内水耕ではメタルハライドの影響で室温28度と高いことも原因の一つかもしれません。
素人考えですがカルシウムイオンを含む水酸化カルシウムCa(OH)2を直接養液に加えてもCa++の吸収にはつながらないのでしょうか。Ca(OH)2は弱アルカリなのでpHアップ剤としても使えるのではないかとおもいますが。ただ2価のイオンなのでカリウムイオン等に比べ吸収しにくいのでしょうか。次回もチップバーンが出るようでしたら試してみたいと思います。
10月27日 pHを調べるとかなり低下して4点代になっている所もあるのでアップ剤をいれpH6代に調整する。アップ剤はKOH(水酸化カリウム)なので基本的には劇薬です。厳格に管理する必要があります。
■番外 農業関連サイトにはお世話になります。
水耕栽培を始めて2年半ほどになりますがその間分からないことがある度にインターネットの各種サイトのお世話になりいろいろと教えてもらって大変助かっております。お陰様で農業に門外漢であった小生も水耕栽培に取り組むことができ播種から発芽育苗方法・肥料・害虫病気対策等々に至るまで少しずつですが分かるようになってきました。正にインターネットのお陰といっても過言ではありません。高校時代に生物の授業を受けたかと思うのですが受験科目でなかったのでしっかり勉強した記憶がありませんんので最近はやはり生物学の基本を理解していないと農業に携わる以上不的確かと思い高校の生物学教科書から光合成の参考書まで数冊を勉強しております。ただ養液栽培にしぼってみると実務書もその数が少ないのですが何時も「養液栽培の新マニュアル」を座右の書にして参考にさせていただいております。それでも分からない事がたくさんあります。そんな時に頼りにしているのがインターネットの各種無料サイトです。ルーラル電子図書館のような農家向けの専用サイトもありますが個人が使用するには少しコストが高いので二の足を踏んでしまいます。
高校時代以上に生物は勉強しています。
10月24日 19日に播種し発芽器で発芽させた玉レタスとレッドリーフを育苗棚に定植する。春菊とチンゲン菜は屋上に定植。
<10kgボンベ13日で交換>
10月25日 12日の朝に交換した炭酸ガス10kgボンベが本日午前中で完全消化しましたのでボンベを交換する。
毎日2時間毎に30分間の炭酸ガス添加を8回行って正味13日(トータル52時間)で消費したことになります。ボンベの中身が5000円ですので1時間100円、30分添加が50円ということですが1ヶ月にすると1万円を越えるので少し高いなというのが実感です。
10月27日 設定を1時間毎に15分供給1日18回(4.5時間)にしましたので12日ほどで交換になります。
<新しく播種>
10月25日 先日発芽器で発芽させたレタスとレッドリーフはやや徒長気味ですので本日改めて玉レタス・レッドリーフ・ミズナ・春菊をそれぞれ30株ずつ播種する。
育苗棚で育てていた15日に播種したレタスとレッドリーフを等量交換式の栽培棚に定植しました。
<レタスの栽培ローテ>
10月25日 レタスの栽培ローテーションですが発芽には4日いるとしてこれは発芽器またはトレーを使って行いますがその後は9日間ずつ3期に分けて
①育苗期:育苗棚で育苗9日で3gサイズへ
②生育期:栽培棚で10cm間隔12時間照射を9日行い10gサイズへ
③促進期:栽培棚で20cm間隔で24時間照射を9日行い100gサイズへ育てて収穫
という栽培サイクルで当面栽培していこうと思います。そしてその間炭酸ガス供給や室温管理・養液管理も行いながら当面の問題である徒長やチップバーンを解決していきたいと思います。
<9月25日播種分を収穫>
10月26日 9月25日に播種したレタスとレッドリーフは育苗期が9/29~10/8、生育期が10/9~10/17、促進期が10/18~10/26でしたので本日が収穫日にあたります。5株ずつ任意に収穫してそれぞれ根を取り除いた後重さを測定しました。
レッドリーフは5株で400g、玉レタスは350gで目標の500gには及びません。増量を期待してあと数日24時間照射を続けます。徒長した形状および葉先のチップバーンは当面解決すべき問題ですがなかなか難しそうです。
次回は株間をもっと広く取る必要もありそうです。常につめ過ぎ。「野菜栽培の基礎」という参考書によると露地栽培では株間30cmとある。この基準で行くと現在20株定植しているが適正株数は6株となる。そして本葉3.5枚程度の徒長のない充実した苗を定植する必要があるのですが「葉が丸みを帯び葉肉が厚く立っている苗」をどのように育苗するのかが問題です。
10月27日 本日も玉レタス5株を収穫しましたがその重さは350gで昨日と同じ。
10月29日 本日収穫した玉レタスの中には150gのものとありました。レッドリーフはほとんどが100g以上でした。
10月17日 まず10月5日に播種したサラダ菜と玉レタスです。育苗棚で育てていますが今の所、葉の色も濃く徒長しているとはいえません。発芽期は播種後14日ですがこの間に予定通り2~3gに育ってくれるかどうかです。
9月25日に播種したレッドリーフレタスと玉レタスです。
生育期にあり播種後ほぼ20日経過。いずれも蛍光灯下で生育。レッドリーフはかなり大きくなっていますが玉レタスはすでに徒長気味です。後2,3日で促進期に移行しますので照射時間を24時間にして一気に大きく生長するかどうか試してみます。
9月18日播種のレタスですが播種後約1ヶ月でほぼ収穫期に来ています。残念ながらほとんどのレタスは徒長しています。
中には少しレタスらしく育っているのもありましたので重さを量ると根付で200g弱でした。
従来苗をややつめすぎていたことも徒長の原因として考えられるので間隔をあけて定植する必要があるかもしれません。42株(6×7)定植できる所を12株(3×4)から21株(3×7)程度に抑えることで横への生長を促すことができると思うからです。
まずこの徒長問題を解決しないと室内水耕栽培をしているという気分になれません。現在屋上ではレタスの栽培はしていませんが今回播種したレタスの半分は屋上にも定植して比較検討したいと思います。ミズナにしろチンゲン菜にしろ春菊にしろ屋上で育てているものには徒長がないので本質的には光源の問題であると思うのですがそのハンディを如何に環境制御でカバーするかが室内水耕栽培の技術ですから何とか目途を立てたいものです。
10月18日 先月の25日に播種したレッドリーフレタスと玉レタスは15g以上になっているのと24日目に入るので促進期ということで本日から9日間24時間照射で栽培します。基本的に徒長気味なので問題ありですがひとまずセオリーに従ってみます。
10月18日 収穫期のすぎている味美菜とチンゲン菜をすべて収穫する。チンゲン菜はかなり徒長がひどくてしろ菜のようになっています。昨年はこれほど徒長が激しくなかったのにどうして今年はひどいのか。発芽段階から問題があるのかとインターネットでいろいろ調べて見ました。発芽までに水分供給が過剰であると発芽した苗がすでに徒長しているのであまり水を与えてはならないようなことも書いてありました。確かに愛菜花で発芽されるときは水を培地に加えることがありませんがパッドで発芽させている現状では乾燥を防止するために新聞紙の上からも毎日注水していますがこれなど徒長原因になっているのかもしれません。
10月19日 収穫した味美菜は本日夕食にいただく。チンゲン菜は出来が悪いので野菜ジュースに使用して毎朝いただいています。
10月19日 育苗中の10月5日に播種した玉レタスとサラダ菜を栽培棚に移植する。レタス10株ほどを屋上のトロ舟にも定植し対象実験を行うことに。照射時間はセオリーでは10時間であるが光度が少し弱い(130~160μmol)ので12時間にセットする。今回の苗は従来よりしっかりと育っているがそれでもレタスの方はやや徒長している感じがする。
次の栽培用に15日に播種した玉レタスとレッドリーフは発芽しかけていますがこの状態ですでに徒長しかけています。やはり水供給が過剰なのでしょうか。因みに対象比較するため本日発芽器「愛菜花」に種を播く。
10月20日 15日に播種した玉レタスとレッドリーフを育苗棚に定植する。月末まで育苗棚で育てその後栽培床に移植する予定。今回は15株ほどを屋上の栽培床にも定植し育苗棚での成長と比較してみることにしました。
10月21日 本日のレタスおよびサラダ菜の状態です。
9月25日に播種したレタスとサラダ菜です。18日からの24時間照射で急激に大きくなってきています。27日の収穫日にどの程度成長しているか楽しみです。
10月5日に播種した玉レタスとサラダ菜です。27日までが生育期です。
10月22日 収穫したひねたサラダ菜はごま油で炒めてオイスターソースで味付けしていただきました。
10月24日 10月5日播種した玉レタスとサラダ菜です。12時間照射6日目です。徒長もなくしっかりと育っています。
先月25日に播種したレッドリーフと玉レタス。24時間照射7日目ですがこの1週間でかなり大きくなりました。かなり徒長気味ですがレッドリーフを計ると100gは越えています。26日に収穫予定。
<レタスとチップバーン Ca(OH)2は使えないのか>
24時間照射のリーフレタスと玉レタスにチップバーンが発生している。この原因は培養液を頻繁に更新することによりアンモニア態窒素が多くなってカルシウム不足となりチップバーンが発生しやすくなると言われていますが対策をしっかりと勉強する必要があります。
インターネットで調べると「大塚アグリテクノマガジン」に次のような記事がありました。
「Q1:現在大塚ハウス1号・2号を使用してレタスを栽培しています。
レタスの一部にチップバーンが発生し、大塚ハウス5号をさらに入れるとよいと聞きました。効果は期待できるでしょうか?
A1:
微量要素肥料のハウス5号はECが低い時(微量要素が欠乏している時)に使用すると、効果が認められる場合がありますが、カルシウムの補給にはなりません。一般に、チップバーンはカルシウムの欠乏が一因と言われていますが、実際にはチップバーンが発生したときに培養液中のカルシウムが不足していることはまずありません。チップバーンを防ぐには、カルシウム欠乏よりも、急激な湿度の変化を避けることが重要です。曇天後の快晴などは、チップバーンが発生しやすいので、対策として遮光して急激な蒸散を抑えることが重要です。
培養液処方で考えるとカルシウムと拮抗するアンモニア態窒素の比率を下げると良いでしょう。さらに、対策をとるならカルシウム葉面散布剤の使用も効果的です。弊社からはカルハード、カルプラスという商品が発売されております。
Q3:A処方からチップバーンに対応したSA処方に切り替えた場合、SA処方では、ほかの障害がでる恐れなどないでしょうか?
A3:SA処方の特長(長所)は、アンモニア態窒素がA処方に比べて少なく、培養液のpHが低下しにくいことです。SA処方がチップバーンに効果が認められるのは、培養液のpHの低下がチップバーンの発生につながっているときのみです。夏場はともかく、その他の時期はA処方がよいでしょう。ちなみにSAの"S"はSummer(夏)という意味です。」
ということなので大塚ハウスS1号の購入と大塚ハウス5号の使用を検討する必要があるのかもしれませんが現状の室内水耕ではメタルハライドの影響で室温28度と高いことも原因の一つかもしれません。
素人考えですがカルシウムイオンを含む水酸化カルシウムCa(OH)2を直接養液に加えてもCa++の吸収にはつながらないのでしょうか。Ca(OH)2は弱アルカリなのでpHアップ剤としても使えるのではないかとおもいますが。ただ2価のイオンなのでカリウムイオン等に比べ吸収しにくいのでしょうか。次回もチップバーンが出るようでしたら試してみたいと思います。
10月27日 pHを調べるとかなり低下して4点代になっている所もあるのでアップ剤をいれpH6代に調整する。アップ剤はKOH(水酸化カリウム)なので基本的には劇薬です。厳格に管理する必要があります。
■番外 農業関連サイトにはお世話になります。
水耕栽培を始めて2年半ほどになりますがその間分からないことがある度にインターネットの各種サイトのお世話になりいろいろと教えてもらって大変助かっております。お陰様で農業に門外漢であった小生も水耕栽培に取り組むことができ播種から発芽育苗方法・肥料・害虫病気対策等々に至るまで少しずつですが分かるようになってきました。正にインターネットのお陰といっても過言ではありません。高校時代に生物の授業を受けたかと思うのですが受験科目でなかったのでしっかり勉強した記憶がありませんんので最近はやはり生物学の基本を理解していないと農業に携わる以上不的確かと思い高校の生物学教科書から光合成の参考書まで数冊を勉強しております。ただ養液栽培にしぼってみると実務書もその数が少ないのですが何時も「養液栽培の新マニュアル」を座右の書にして参考にさせていただいております。それでも分からない事がたくさんあります。そんな時に頼りにしているのがインターネットの各種無料サイトです。ルーラル電子図書館のような農家向けの専用サイトもありますが個人が使用するには少しコストが高いので二の足を踏んでしまいます。
高校時代以上に生物は勉強しています。
10月24日 19日に播種し発芽器で発芽させた玉レタスとレッドリーフを育苗棚に定植する。春菊とチンゲン菜は屋上に定植。
<10kgボンベ13日で交換>
10月25日 12日の朝に交換した炭酸ガス10kgボンベが本日午前中で完全消化しましたのでボンベを交換する。
毎日2時間毎に30分間の炭酸ガス添加を8回行って正味13日(トータル52時間)で消費したことになります。ボンベの中身が5000円ですので1時間100円、30分添加が50円ということですが1ヶ月にすると1万円を越えるので少し高いなというのが実感です。
10月27日 設定を1時間毎に15分供給1日18回(4.5時間)にしましたので12日ほどで交換になります。
<新しく播種>
10月25日 先日発芽器で発芽させたレタスとレッドリーフはやや徒長気味ですので本日改めて玉レタス・レッドリーフ・ミズナ・春菊をそれぞれ30株ずつ播種する。
育苗棚で育てていた15日に播種したレタスとレッドリーフを等量交換式の栽培棚に定植しました。
<レタスの栽培ローテ>
10月25日 レタスの栽培ローテーションですが発芽には4日いるとしてこれは発芽器またはトレーを使って行いますがその後は9日間ずつ3期に分けて
①育苗期:育苗棚で育苗9日で3gサイズへ
②生育期:栽培棚で10cm間隔12時間照射を9日行い10gサイズへ
③促進期:栽培棚で20cm間隔で24時間照射を9日行い100gサイズへ育てて収穫
という栽培サイクルで当面栽培していこうと思います。そしてその間炭酸ガス供給や室温管理・養液管理も行いながら当面の問題である徒長やチップバーンを解決していきたいと思います。
<9月25日播種分を収穫>
10月26日 9月25日に播種したレタスとレッドリーフは育苗期が9/29~10/8、生育期が10/9~10/17、促進期が10/18~10/26でしたので本日が収穫日にあたります。5株ずつ任意に収穫してそれぞれ根を取り除いた後重さを測定しました。
レッドリーフは5株で400g、玉レタスは350gで目標の500gには及びません。増量を期待してあと数日24時間照射を続けます。徒長した形状および葉先のチップバーンは当面解決すべき問題ですがなかなか難しそうです。
次回は株間をもっと広く取る必要もありそうです。常につめ過ぎ。「野菜栽培の基礎」という参考書によると露地栽培では株間30cmとある。この基準で行くと現在20株定植しているが適正株数は6株となる。そして本葉3.5枚程度の徒長のない充実した苗を定植する必要があるのですが「葉が丸みを帯び葉肉が厚く立っている苗」をどのように育苗するのかが問題です。
10月27日 本日も玉レタス5株を収穫しましたがその重さは350gで昨日と同じ。
10月29日 本日収穫した玉レタスの中には150gのものとありました。レッドリーフはほとんどが100g以上でした。