水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

室内水耕栽培17 (H23.10.16~10.26)

2011年10月31日 | 室内水耕栽培
<レタスの育苗・生育2 徒長問題解決へ>
10月17日 まず10月5日に播種したサラダ菜と玉レタスです。育苗棚で育てていますが今の所、葉の色も濃く徒長しているとはいえません。発芽期は播種後14日ですがこの間に予定通り2~3gに育ってくれるかどうかです。


9月25日に播種したレッドリーフレタスと玉レタスです。
 
生育期にあり播種後ほぼ20日経過。いずれも蛍光灯下で生育。レッドリーフはかなり大きくなっていますが玉レタスはすでに徒長気味です。後2,3日で促進期に移行しますので照射時間を24時間にして一気に大きく生長するかどうか試してみます。

9月18日播種のレタスですが播種後約1ヶ月でほぼ収穫期に来ています。残念ながらほとんどのレタスは徒長しています。
 
中には少しレタスらしく育っているのもありましたので重さを量ると根付で200g弱でした。
 

従来苗をややつめすぎていたことも徒長の原因として考えられるので間隔をあけて定植する必要があるかもしれません。42株(6×7)定植できる所を12株(3×4)から21株(3×7)程度に抑えることで横への生長を促すことができると思うからです。
まずこの徒長問題を解決しないと室内水耕栽培をしているという気分になれません。現在屋上ではレタスの栽培はしていませんが今回播種したレタスの半分は屋上にも定植して比較検討したいと思います。ミズナにしろチンゲン菜にしろ春菊にしろ屋上で育てているものには徒長がないので本質的には光源の問題であると思うのですがそのハンディを如何に環境制御でカバーするかが室内水耕栽培の技術ですから何とか目途を立てたいものです。

10月18日 先月の25日に播種したレッドリーフレタスと玉レタスは15g以上になっているのと24日目に入るので促進期ということで本日から9日間24時間照射で栽培します。基本的に徒長気味なので問題ありですがひとまずセオリーに従ってみます。
 

10月18日 収穫期のすぎている味美菜とチンゲン菜をすべて収穫する。チンゲン菜はかなり徒長がひどくてしろ菜のようになっています。昨年はこれほど徒長が激しくなかったのにどうして今年はひどいのか。発芽段階から問題があるのかとインターネットでいろいろ調べて見ました。発芽までに水分供給が過剰であると発芽した苗がすでに徒長しているのであまり水を与えてはならないようなことも書いてありました。確かに愛菜花で発芽されるときは水を培地に加えることがありませんがパッドで発芽させている現状では乾燥を防止するために新聞紙の上からも毎日注水していますがこれなど徒長原因になっているのかもしれません。

10月19日 収穫した味美菜は本日夕食にいただく。チンゲン菜は出来が悪いので野菜ジュースに使用して毎朝いただいています。


10月19日 育苗中の10月5日に播種した玉レタスとサラダ菜を栽培棚に移植する。レタス10株ほどを屋上のトロ舟にも定植し対象実験を行うことに。照射時間はセオリーでは10時間であるが光度が少し弱い(130~160μmol)ので12時間にセットする。今回の苗は従来よりしっかりと育っているがそれでもレタスの方はやや徒長している感じがする。
 

次の栽培用に15日に播種した玉レタスとレッドリーフは発芽しかけていますがこの状態ですでに徒長しかけています。やはり水供給が過剰なのでしょうか。因みに対象比較するため本日発芽器「愛菜花」に種を播く。


10月20日 15日に播種した玉レタスとレッドリーフを育苗棚に定植する。月末まで育苗棚で育てその後栽培床に移植する予定。今回は15株ほどを屋上の栽培床にも定植し育苗棚での成長と比較してみることにしました。

10月21日 本日のレタスおよびサラダ菜の状態です。
9月25日に播種したレタスとサラダ菜です。18日からの24時間照射で急激に大きくなってきています。27日の収穫日にどの程度成長しているか楽しみです。
 

10月5日に播種した玉レタスとサラダ菜です。27日までが生育期です。
 

10月22日 収穫したひねたサラダ菜はごま油で炒めてオイスターソースで味付けしていただきました。


10月24日 10月5日播種した玉レタスとサラダ菜です。12時間照射6日目です。徒長もなくしっかりと育っています。
 

先月25日に播種したレッドリーフと玉レタス。24時間照射7日目ですがこの1週間でかなり大きくなりました。かなり徒長気味ですがレッドリーフを計ると100gは越えています。26日に収穫予定。
 


<レタスとチップバーン Ca(OH)2は使えないのか>
24時間照射のリーフレタスと玉レタスにチップバーンが発生している。この原因は培養液を頻繁に更新することによりアンモニア態窒素が多くなってカルシウム不足となりチップバーンが発生しやすくなると言われていますが対策をしっかりと勉強する必要があります。
 

インターネットで調べると「大塚アグリテクノマガジン」に次のような記事がありました。
「Q1:現在大塚ハウス1号・2号を使用してレタスを栽培しています。
レタスの一部にチップバーンが発生し、大塚ハウス5号をさらに入れるとよいと聞きました。効果は期待できるでしょうか?
A1:
 微量要素肥料のハウス5号はECが低い時(微量要素が欠乏している時)に使用すると、効果が認められる場合がありますが、カルシウムの補給にはなりません。一般に、チップバーンはカルシウムの欠乏が一因と言われていますが、実際にはチップバーンが発生したときに培養液中のカルシウムが不足していることはまずありません。チップバーンを防ぐには、カルシウム欠乏よりも、急激な湿度の変化を避けることが重要です。曇天後の快晴などは、チップバーンが発生しやすいので、対策として遮光して急激な蒸散を抑えることが重要です。
 培養液処方で考えるとカルシウムと拮抗するアンモニア態窒素の比率を下げると良いでしょう。さらに、対策をとるならカルシウム葉面散布剤の使用も効果的です。弊社からはカルハード、カルプラスという商品が発売されております。

Q3:A処方からチップバーンに対応したSA処方に切り替えた場合、SA処方では、ほかの障害がでる恐れなどないでしょうか?
A3:SA処方の特長(長所)は、アンモニア態窒素がA処方に比べて少なく、培養液のpHが低下しにくいことです。SA処方がチップバーンに効果が認められるのは、培養液のpHの低下がチップバーンの発生につながっているときのみです。夏場はともかく、その他の時期はA処方がよいでしょう。ちなみにSAの"S"はSummer(夏)という意味です。」

ということなので大塚ハウスS1号の購入と大塚ハウス5号の使用を検討する必要があるのかもしれませんが現状の室内水耕ではメタルハライドの影響で室温28度と高いことも原因の一つかもしれません。
素人考えですがカルシウムイオンを含む水酸化カルシウムCa(OH)2を直接養液に加えてもCa++の吸収にはつながらないのでしょうか。Ca(OH)2は弱アルカリなのでpHアップ剤としても使えるのではないかとおもいますが。ただ2価のイオンなのでカリウムイオン等に比べ吸収しにくいのでしょうか。次回もチップバーンが出るようでしたら試してみたいと思います。

10月27日 pHを調べるとかなり低下して4点代になっている所もあるのでアップ剤をいれpH6代に調整する。アップ剤はKOH(水酸化カリウム)なので基本的には劇薬です。厳格に管理する必要があります。

■番外 農業関連サイトにはお世話になります。
水耕栽培を始めて2年半ほどになりますがその間分からないことがある度にインターネットの各種サイトのお世話になりいろいろと教えてもらって大変助かっております。お陰様で農業に門外漢であった小生も水耕栽培に取り組むことができ播種から発芽育苗方法・肥料・害虫病気対策等々に至るまで少しずつですが分かるようになってきました。正にインターネットのお陰といっても過言ではありません。高校時代に生物の授業を受けたかと思うのですが受験科目でなかったのでしっかり勉強した記憶がありませんんので最近はやはり生物学の基本を理解していないと農業に携わる以上不的確かと思い高校の生物学教科書から光合成の参考書まで数冊を勉強しております。ただ養液栽培にしぼってみると実務書もその数が少ないのですが何時も「養液栽培の新マニュアル」を座右の書にして参考にさせていただいております。それでも分からない事がたくさんあります。そんな時に頼りにしているのがインターネットの各種無料サイトです。ルーラル電子図書館のような農家向けの専用サイトもありますが個人が使用するには少しコストが高いので二の足を踏んでしまいます。

高校時代以上に生物は勉強しています。

10月24日 19日に播種し発芽器で発芽させた玉レタスとレッドリーフを育苗棚に定植する。春菊とチンゲン菜は屋上に定植。

<10kgボンベ13日で交換>
10月25日 12日の朝に交換した炭酸ガス10kgボンベが本日午前中で完全消化しましたのでボンベを交換する。
毎日2時間毎に30分間の炭酸ガス添加を8回行って正味13日(トータル52時間)で消費したことになります。ボンベの中身が5000円ですので1時間100円、30分添加が50円ということですが1ヶ月にすると1万円を越えるので少し高いなというのが実感です。

10月27日 設定を1時間毎に15分供給1日18回(4.5時間)にしましたので12日ほどで交換になります。

<新しく播種>
10月25日 先日発芽器で発芽させたレタスとレッドリーフはやや徒長気味ですので本日改めて玉レタス・レッドリーフ・ミズナ・春菊をそれぞれ30株ずつ播種する。
育苗棚で育てていた15日に播種したレタスとレッドリーフを等量交換式の栽培棚に定植しました。
 

<レタスの栽培ローテ>
10月25日 レタスの栽培ローテーションですが発芽には4日いるとしてこれは発芽器またはトレーを使って行いますがその後は9日間ずつ3期に分けて
①育苗期:育苗棚で育苗9日で3gサイズへ
②生育期:栽培棚で10cm間隔12時間照射を9日行い10gサイズへ
③促進期:栽培棚で20cm間隔で24時間照射を9日行い100gサイズへ育てて収穫
という栽培サイクルで当面栽培していこうと思います。そしてその間炭酸ガス供給や室温管理・養液管理も行いながら当面の問題である徒長やチップバーンを解決していきたいと思います。

<9月25日播種分を収穫>
10月26日 9月25日に播種したレタスとレッドリーフは育苗期が9/29~10/8、生育期が10/9~10/17、促進期が10/18~10/26でしたので本日が収穫日にあたります。5株ずつ任意に収穫してそれぞれ根を取り除いた後重さを測定しました。
レッドリーフは5株で400g、玉レタスは350gで目標の500gには及びません。増量を期待してあと数日24時間照射を続けます。徒長した形状および葉先のチップバーンは当面解決すべき問題ですがなかなか難しそうです。
次回は株間をもっと広く取る必要もありそうです。常につめ過ぎ。「野菜栽培の基礎」という参考書によると露地栽培では株間30cmとある。この基準で行くと現在20株定植しているが適正株数は6株となる。そして本葉3.5枚程度の徒長のない充実した苗を定植する必要があるのですが「葉が丸みを帯び葉肉が厚く立っている苗」をどのように育苗するのかが問題です。
 
 

10月27日 本日も玉レタス5株を収穫しましたがその重さは350gで昨日と同じ。

10月29日 本日収穫した玉レタスの中には150gのものとありました。レッドリーフはほとんどが100g以上でした。






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屋上菜園23 (H23.10.1~10.20)

2011年10月26日 | 屋外水耕栽培
<大根・かぶら>
10月3日 最初に定植したかぶらはかなり大きくなってきました。第2回のかぶら・大根も成長しています。昨日3回ものかぶらの定植を行いました。聖護院かぶらとスワンです。栽培している保冷箱が3列になりました。
 


<キャベツと白菜>
10月3日 キャベツも結球しかけています。カルシウム不足からの葉先の茶色は解消しつつあります。
 

白菜は最初の「きらぼし」はやや成長が良くない状態です。2回目の金将二号は順調に育っています。3回目の金将2号を昨日定植しました。ただゆったりと定植する場所がないので改めてトロ舟の栽培床を作る必要があります。
 

葉大根およびチンゲン菜の様子です。
 

<新しく栽培床を設置>
10月3日 新しく120㍑のトロ舟を4台購入し白菜用のトロ舟を作りました。適当な大きなの防虫ネットがないので切れ端のネットを2枚重ねて使用することにしました。白菜を栽培すると結構場所をとるので春菊など葉ものを栽培する場所がなくて困ります。本日は10月下旬から11月の気温ということでかなり風が冷たく寒いので今更トロ舟を作っても使えるのかと自問したくなるほどです。


ここで簡単にトロ舟を使った栽培床の作り方をまとめました。最初は会社にあったパレットなどを使って土台にしていましたが現在は部材としてはブロックの敷石(コーナンで1個198円)の上に2×4の垂木6本(1本398円)を半分に切断して12本にして下に4本置いてその上に8本並べて2段重ねにし、その上にトロ舟を置いています。トロ舟同士は25mmのエスロンパイプでつないでいます。水中ポンプはそれほど揚水力が入りませんので熱帯魚用のポンプで充分です。防虫ネットはサカタのカタログ掲載の角型トンネル支柱セット(8450円)を使用。トロ舟は120㍑は高い(アマゾンで5400円)ですが80㍑ならコーナンで2580円です。栽培パネルは羽根さんから購入しています。1枚1000円程度です。これ以外にエアポンプとホース・ストンがいります。80㍑トロ舟4連ならトータルで3万円強、120㍑なら4万円強かかります。(エアポンプを除いて)
 


10月4日 新しいトロ舟の2枚の定植パネルに春菊を定植する。残る2枚には白菜「金将二号」を定植しました。
切れ端を2枚使った防虫ネットは少しみすぼらしいのでサカタに1セット注文する。

10月18日 トロ舟4連を6連に2台増設しました。防虫ネットも新しいのに交換する。これですっきりしました。2台分の余裕ができたので葉野菜をそだてることに。
 

<水耕栽培用発泡スチロール容器>
10月4日 株式会社羽根さんのホームページを見ていると水耕栽培用の発泡スチロール容器を準備中とのことなので発売が楽しみです。昔はM式さんで販売されていたようですが現状では入手不可ですのであきらめて何時もトロ舟を使っているのですが組立可能な発泡スチロール容器が販売されると栽培パネルを切って使うといった無駄もなくなりますし養液も浅くできますし防虫ネットの長さにあった大きさの栽培床も作れますからすべてが経済的になります。

<サツマイモは実っています>
10月6日 サツマイモの状態です。赤玉土の中をのぞいてみると赤いサツマイモができています。この状態ならこの月末には収穫できそうです。
 

<白菜「きらばし65」も復活>
10月6日 先に植えていた白菜の「きらぼし65」は葉が黄ばんでいたので心配していましたがしっかり緑色に戻ってきて元気になってきています。これなら安心です。ただ1株葉が虫に食われた後があったのでこの株はもったいないが撤去しました。


10月9日 「金将二号」は順調に育っていますがまだ結球仕掛けている様子はありません

定植3度目の「金将二号」も育ちかけています。


<秋野菜初収穫 かぶらを収穫>
10月9日 今年初めてかぶらを3本収穫しました。かぶらは3種類「金町小かぶ」「スワン」「聖護院かぶら」を育てていますが名札をつけていなかったのでどの種類か分かりません。


大根の「三太郎は」まだ収穫するほどの大きさではないですがぼつぼつ育っています。


<ブロッコリーはこの後どうなるのか>
10月9日 ブロッコリーの状態です。初めての栽培なのでこの後どのように大きくなっていってブロッコリーができるのかわからないのですがもう少し間隔を空けておく必要があるでしょうね。


<チンゲン菜>
10月9日 屋上のチンゲン菜はしっかりとチンゲン菜らしく育ってきています。室内では白菜のようになってしまっていましたのでやはり太陽光の力は偉大です。


先日定植した春菊と白菜も順調です。


<サツマイモの狂い咲き>
10月12日 そろそろサツマイモも収穫時期になってきたと思っていたところ今朝サツマイモに花が咲いているのを発見。今年初めてサツマイモに花が咲いているのを見て感動しましたがこの時期に再び花が咲くのを見るとは全くの驚きです。気温の変化が春先と同じなので狂い咲きしたのかも知れませんがもうすぐ収穫という時期に花を咲かせるのは異常な生命力といえるかもしれません。


<白菜の「金将二号」>
10月12日 3回目に定植した白菜も順調に育ってきています。


<かぶらの収穫>
10月15日 3度目のかぶらの収穫です。今回は5株収穫。最も大きいのは丁度300gでした。
 


第2回目に定植した大根・かぶらも順調に大きく育っています。


<ブロッコリーは移植したいが場所がない>
10月15日 ブロッコリーもかなり大きくなってきました。現状では詰めすぎの感じがしますので間隔をあけて移し変えたいのですが場所がありません。ハイポニカ601型を使ってブロックリーを栽培されている事例が「水耕栽培の家庭菜園」に掲載されていたのを見るとやはりスペース的にはキャベツや白菜と同じような間隔で育てる必要があるようです。
 

<葉大根の収穫>
10月19日 葉大根を収穫する。今年初めて栽培したが葉だけかと思っていたら小さいながらも大根が付いている。あまり三太郎など通常の大根と差ほど変らない。しかし屋上で栽培している葉大根にしろチンゲン菜にしろ全く徒長とは無縁である。葉のしっかり茂った葉大根を見ていると野菜という感じがします。室内水耕の徒長ノイローゼも屋上に上がってくると治まります。収獲した葉大根はベーコンと一緒に炒めて夕食にいただく。
 

先日かぶらを差し上げたご近所さんから酢漬けにしたので召し上がってくださいと届けてくださったので併せいただく。
千枚漬けの味で結構美味しかった。


<サツマイモを収穫>
10月21日 明日は天気予報で雨のようなので本日サツマイモを収穫する。今年は保冷箱4箱で6株育てていましたが最初によく育っているサツマイモ2株(クイックスイート)を収穫したが大きくなりすぎて芋が割れそのために腐りかけているのがほとんどでした。10kgほどありますがほとんどは廃棄するほかないので残念です。もっと早く収穫すべきと家内に言われたいたので「言った通りでしょう」と言われる。ただこれは収穫が遅れたことが原因なのかあるいは何らかの病気なのかは究明する必要があります。

◆黒あざ病
インターネットで調べると次のような記載がありどうも「黒あざ病」にかかっていたようです。「新芋の肌が黒くなって早い時期に芋に亀裂(割れ)が発生し、その上も黒肌になっていました。農林技術研究所の診断を受けてみました。やはりサツマイモの黒あざ病ということでした。原因として考えられるのは、
① 苗床の中に未熟有機質が入っていた② 土壌消毒の効果がうまくできなかった
黒あざ病に罹ってもサツマイモは、地上部に変化がなく、地下の芋にのみ表面に黒褐色の大きな病斑が現れるだけ」ということです。ということなのでこのサツマイモを育てていたプランターの赤球土は消毒する必要があるようです。
 

他の4株は何ら問題がないのですが最も楽しみにしていた「なると金時」1株は保冷箱の中に大きな芋ができていたためにプランターでの収穫量は少なめでこれまた残念。


その他の3本(ムラサキマサリとジェイレッド)はすべて順調に育っています。
 
◆ジェイレッド
β-カロテンを多く含む品種で、皮色は淡赤で果肉は橙色加工食品向きで、生ジュースはニンジン臭も少なく味が良い植物繊維を多く含み健康増進のお供に。また、β-カロテンの抗酸化力はビタミンCの1000倍。

取り出したサツマイモの根です。保冷箱の中で目一杯根を伸ばしていたことが良く分かります。


というわけで今年の収穫はプランター2個分でした。重さはムラサキマサリが8kg、鳴門金時とジェイレッドで10kg。少しいじましいですがクイックスイートをすべてそのまま廃棄するのはもったいないので輪切りにして中を調べて食べれそうな芋は焼き芋か蒸し芋にして食したいと思います。

廃棄する芋のつるです。戦後間もなく(65年ほど前は)はこのつるもスイトン汁に入れて食べていました。今では考えられない食糧難の時代でしたから。


昨年のブログを見るとサツマイモの栽培についての注意事項として次のことを書いている。注意点③は守れなかった。
①5月初旬に苗の定植を行うが出来れば保冷箱に1本
②葉の生育状況を見ながら6月中旬までに芋育成用のプランターを設置すること
プランターは苗1本に中型を2個以上設置する方が収穫にはベター
③そして保冷箱に芋が出来るのを防止すること
等が注意点かと思います。
そして来年への注意事項としては「プランターの赤玉土の完全消毒」です。

収穫したサツマイモを焼芋にしましたがジェイレッドは甘みもホクホク感もなくて焼き芋には不向き。
 

10月22日 早速「ジェイレッド」のジュースをつくりました。3個の皮をむいてあくぬきしてシューサーにかけました。味は瓜ジュースに近い。βーカロチンが豊富ということですので野菜ジュースに人参代わりに使います。サツマイモをジュースにして飲むのは初体験です。
 
ジューサーでの絞りかすは捨てるのがもったいないということで卵の白身をつなぎにしてスイトン風にしていただきました。クイックスイートの残りはたらのフライとあわせて餡かけにいただく。
 

10月23日 サツマイモのサラダと紫マサリを使ったお饅頭です。
 



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室内水耕栽培16 (H23.9.30~10.15)

2011年10月19日 | 室内水耕栽培
<炭酸ガス施肥>
9月30日 光合成を促進させるには光と水と炭酸ガスが不可欠ですから少しでも完全な植物工場を目指すなら炭酸ガスの施肥も必要になってきます。高辻氏はその著書「完全制御型植物工場」の中で炭酸ガスにより成長促進効果が大きいこと、また野菜の品質を決める含水率にも大きく作用すること、また濃度としては1200ppmで最大になる旨書かれています。炭酸ガスは確かに植物にとっては光合成をするための肥料であるという認識が必要かも知れません。そこで炭酸ガスを供給できる装置を設置したいと思い、インターネットで調べるとGrowshopさんから炭酸ガスレギュレーターと炭酸ガスボンベを販売しているようなので早速発注する。また炭酸ガス濃度を知るために簡単な炭酸ガス濃度計を佐藤商事に注文する。
 

10月3日 入荷したので早速設置する。栽培室が大きいので5kgボンベでは小さすぎますがひとまず実験ということでマニュアルに従って添加時間を設定。ただ部屋が大きすぎるので最大供給量にしても充分には炭酸ガスを供給できない。部屋全体に炭酸ガスを充満させる必要もないので炭酸ガスが栽培棚周辺に広まるようにホースを設置。炭酸ガス濃度計が入荷すれば測定しながら添加量を調整することにします。また炭酸ガスボンベについて出入りの酒屋さんに尋ねると5kg、10kgのボンベなら何時でもご用意しますとのことなので当分は酒屋さんで調達することに。
*疑問:
常に間断なく消費されている炭酸ガスを連続的ではなくインターバルを置いて供給するため方法についてはよく理解できるがマニュアルにある炭酸ガスの消費時間が3時間というのはその根拠が分からない。野菜の多少によって消費量も消費時間も異なってくるはず。


10月4日 炭酸ガス濃度計が入荷したので早速計測すると830ppmほどでした。今の設定ではやはり炭酸ガスの供給量は少ないようです。入口ドアの下に隙があるので目張りを行う。その後30分ほど供給するとやっと1140ppmまで上がってきました。2,3日は様子を見ることにします。


10月5日 朝来てみると炭酸ガスは消費しきっていました。3日で5kgなくなるのであれば少し早すぎます。理論的には1日に1kg以上は消費しないはずですから少なくとも5日は持つと思っていましたのでびっくりです。今日酒屋さんが10kgボンベを持ってきてくれたのでそれを設置して炭酸濃度を測定する。


夕方まで炭酸ガス供給がなかったので空気中の炭酸濃度は440ppm。供給量を2ft/hで設定し時間別のppm値は次の通りでした。
30分後 980ppm  45分後 1250ppm  50分後  1360ppm
この値を見て再度タイマーの設定を次のようにしました。
6時から1時間 その後2時間毎に45分間供給 合計6回炭酸ガスを添加。
この設定で時間別の濃度がどうなるか、また10kgボンベで何日使用できるか明日以降チェックしたいと思います。

<またも失敗 炭酸ガス施肥>
10月6日 朝会社にくると警報音がけたたましく鳴っていました。炭酸ガス濃度が1500ppmを越すと知らせる警報音です。ボンベを見るとほとんどのガスが消費されています。原因は接続バルブからのガスもれで恐らく昨夜中に漏れていたのでしょうす。可燃性ガスなら大変なことです。かなり接続には注意をしてレンチでしっかり締めていたのですが完全にシールされていなかったのでしょう。恐らくパッキンの不良と思われる。とにかく換気扇を回して炭酸ガスを排出し警報音も停止しましたが炭酸ガスの無駄消費はここ4日間で1万円を越えています。


10月12日 今朝来て見るとボンベのガスが空になっていました。最初にかなりのガス漏れがあったので3日間で10kg分がなくなったことになります。新しいボンベに入れ替えて今度はしっかりとスパナで締めつけましたが今日一日漏れがないか再度入念にチェックします。

10月14日 今回はガス漏れもなく順調に炭酸ガス供給が行われています。現在のセット内容は2時間ごとに30分供給ですが1時間ごとに15分供給に変更した方がいいかもしれません。いずれにせよこの状態で10kgボンベが何日持つのか確認する必要があります。

<本日の様子>
10月3日 大阪しろ菜を5株収穫して重さを量ると400gありました。まだ充分な大きさとはいえません。
 

レタスの様子です。メタルハライド照射のレタスはしっかりと育っています。パナソニックの方もそこそこです。
 

サラダ菜の様子です。


10月4日 サニーレタスと玉レタスを味美菜の後に定植する。

<サラダ菜の最適成長条件・成長理論>
10月5日 高辻氏の「完全制御型植物工場」に掲載されている「環境要因と成長の定量化」および「サラダ菜の最大成長曲線」図です。この図には主要要因として気温・液温・日照時間・炭酸ガス濃度と生産量増加量の関係および最適成長条件が示されています。この条件に如何に近づけていくかが室内水耕栽培の目標かと思います。



その条件を見ると
①気温では光合成適温は20度、成長適温は22度とのこと。今の時期ではかなりクーラーを効かせないとこの温度設定は難しい。
②日長時間であるが24時間で最大になるとのこと。
③炭酸ガス濃度は成長促進と含水率低下に貢献し1200ppmで最大になるとのこと
④光強度については200μmol程度が必要とのこと
⑤液温については生育段階により変化するが26度位が最適温度のようである。
⑥培養液の管理ではpHとEC値の関係を重視する必要があるとのこと。
私見であるが成長と肥料成分の吸収過程を各野菜別に分析したデーターが必要と思われるがいろいろ調べてみても見つからない。

この理論をよりどころにしてコストを考えながら100g程度のサラダ菜やレタスがコンスタントに栽培できるようにしたいと思います。

また成長段階を3段階にわけて発芽期・生育期・促進期に分けそれぞれについて条件設定も94pの表5・2に記載されています。

この表に従うとすれば発芽期は苗が2~3gまで生長する期間でこの期間は栽培室とは別の場所で自然状態で発芽させることで可能、次に炭酸ガスを制御できる栽培室に移し、生育期間は苗が10gまでになる期間で日照時間を10時間に設定、促進期間は100gまで生長する時期で日照時間を24時間にセットすることも可能。問題は光強度であって蛍光灯では150~180μmolが限界なので生育期の256μmolに対しては60%, 促進期の219μmolに対しては70%程度しか供給できないのでこれが一番大きな問題です。メタルハライドでは可能ですがその際は同じサイズの定植パネルを使って移しかえれるようにする必要があります。また室温についても20度はかなり厳しい温度設定でメタルハライドを使用するととても達成できる温度ではありません。この点からも高輝度の発熱しないLED照明が必要になってくるのかもしれません。まずは実現可能な範囲でトライ&エラーを繰り返すしかなさそうです。

苗の重さと外観ですが10gですとレタスで背丈が18~20cm位、2gですと5cm位の大きさが目安になるようです。
5cm位までは育苗期間で18cm位までが生育期間、それ以上が促進期間と判断すればいいのでないかと思います。
 

<蛍光灯とメタルハライド>
10月9日 メタルハライドで育てているレタスは葉が大きく1株採って計ってみると100gはありました。ところが蛍光灯で育てているレタスは相変わらず徒長気味で葉が小さく茎で重さを稼いでいる状態です。光量は蛍光灯も100μmol以上はあるのですがどうもこれではやはり光量不足なのでしょう。ただ高辻氏の「LED植物工場」の事例紹介ではコスモファームは100μmolで育てていると書かれているので他の要因があるのかもしれません。いずれにしろまずこの問題解決が当面の課題です。
 
 

<LEDライトを検討>
10月11日 蛍光灯の使用方法の検討とあわせ改めてLEDライトについても検討してみることにしました。
昨年来照明機器メーカーから高輝度の植物育成ライトが発売されているのでコストや購入先などを調べています。昔買った中国製のLEDライトは光量不足で使い物にならなかったことがあるので今回はできれば信頼性の高い国産品を使用したいと思っています。

<レタスの育苗・生育>
10月12日 今後はリーフレタス・玉レタスおよびサラダ菜について10日毎に20粒ずつ播種しそれぞれの育ち方を観察していくことにしていきたいと思っています。現在栽培しているサラダ菜と玉レタスを時系列で並べてみると次のようになっていますが蛍光灯で育てているものはいずれも徒長気味です。次回は10月15日に播種。

 
9月13日播種してサラダ菜と玉レタス
 
9月18日に播種したサラダ菜とレタス
 
8月25日播種のレッドリーフレタスと玉レタス すでに徒長気味
 
10月5日播種のサラダ菜と玉レタス

<育苗棚の蛍光等を変更>
10月14日 現在使用している育苗棚の蛍光灯はビオルックスHGを6本使っているのでかなり明るく光量子束密度も高いのですが
育苗面ではビオルックスAの方が優れているのでHG3本、A3本に変更する。(写真を撮っても光質の違いが分かる)光量子束密度も220以上あり光源としては申し分なしです。後は炭酸ガス濃度が高くならないようにアルミホイルで覆って炭酸ガスが入らないようにして発芽後10日間ほどここで育てれば第一の発芽期の栽培条件はクリアできるはずです。3g程度の大きくなれば今度は生育期に入るので光度の高いメタルハライドの栽培棚に移して育てると第二の生育期の条件もクリアできます。
 

<レタスの根>
10月14日 室内水耕なので全く病気が発生していないこともあり根が白く育っています。また温度の高いメタルハライドの下でも青藻の発生がなく根は順調です。
 

10月15日 玉レタス・レッドリーフレタス・中葉春菊を各40粒ずつ播種する。



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屋上菜園22 (H23.9.1~9.30)

2011年10月04日 | 屋外水耕栽培
<台風12号が気がかり>
本日は9月1日で昔からよく言われる210日にあたり今年も台風12号が近畿圏を襲いそうで今朝も朝から時折激しい雨が降っています。強風でネットが飛ばないか心配です。本日の屋上の様子です。


<キャベツは今の所順調>
9月1日 今年初めてトライしたキャベツですが今の所順調に育っています。どの段階から結球してくれるのか不安と楽しみ合い半ばです。

先日定植した白菜も少し大きくなり始めました。

サツマイモもまずまずという状態です。

現在屋上で育てているのはこれ以外には10株ほどの茄子と先日定植した大根・かぶらだけです。

9月2日 朝からかなり強い風が吹いていますので保冷箱にかけていた防虫ネットは取り外しました。
8月25日に播種した九条ねぎが発芽してきたので30株ほど定植する。九条ねぎも発芽状態が悪く60粒播いて30粒強である。第2回目の白菜の種蒔きを行う。今回は金将2号。

<大阪は台風被害なし>
9月4日 台風12号は四国から岡山に上陸し日本海へ抜けましたが速度が大変遅く紀伊半島を中心に大豪雨となり台風の進路とは別のところで大被害が出ています。幸い大阪は雨も少なく風もそれほど吹かなかったので屋上の菜園も被害がありませんでした。

<なすびも終わりに近づきました>
9月9日 茄子も終りに近づきました。本日も少し収穫しましたが裏面が茶色になっているなすもあります。
 

<大根にかぶら>
先般定植した大根とかぶらの様子です。
 

<キャベツはまだ結球せず>
キャベツはよく成長していますがまだ結球はしておりません。
 

<白菜「金将二号」を定植>
先般定植した白菜「きらぼし65」と今回定植した「金将二号」です。
 

<ブロッコリーを定植>
今年初めてブロッコリーを種蒔きし少し苗が大きくなりましたので本日定植しました。


<白菜とキャベツ>
9月12日 先日四国の友人が訪ねてきてキャベツの結球させるには今の時期にしっかり追肥が必要だとアドバイスを受けたのでトロ舟に液肥を投入。四国では先日の台風で避難勧告は出るし畑では植えつけた大根もキャベツも白菜の苗も流れてしまい大変だったとのこと。


白菜「きらぼし」はかなり大きくなってきました。


<加茂なす・山科なすを撤去>
9月12日 葉に元気がなくなりなすも小ぶりになってきているのでそろそろと思って撤去しました。加茂なすの根はやはり病気になりかけている感じです。山科ナスはしっかり伸びていますが根の色が茶色にないかけています。上手に育てることはなかなか難しいです。
 

残っている10株ほどの「千両二号」はまだ収穫できますがそれでも夏場と違って細身になっています。


■ご訪問者10万人を突破
9月13日 本日で小生のブログへの来訪者数(IP数)がお陰さまで10万人を突破しIP数 100171、PV数 200060になっています。本当に多くの方にご覧いただきそれが励みになって書き続けることができました。有難うございました。水耕栽培をなさる方に少しでもお役に立てばいいのですが水耕栽培を始めて3年目ですがいまだに発芽にも害虫対策にも苦労しています。また夏場は蚊の餌食になっています。室内水耕では光量の関係か徒長に悩まされています。コスト安く環境管理ができる道具がないかといろいろ調べていますがこれもなかなか見つかりません。農業のプロなら常に完璧なものを求められますが中途半端な栽培でも趣味だから許されると思っているようでは進歩がないと自戒しているのですがまだまだシビアさに欠けています。「市販に耐えうる商品作りとコスト」を目標にしていますがまだまだ前途多難です。継続は力なりの言葉を信じて続けていきたいと思いますので今後とも宜しくお願いします。

<大根に害虫侵入か>
9月13日 大根「三太郎」も本葉がでてきて大根らしくなってきましたがよく見ると虫に食われた後のある大根が1本ありました。台風で防虫ネットを外しておりましたのでその隙に侵入したのかもしれません。今から対策を立てておく必要がありそうです。


<さつまいもは順調です。>
サツマイモは屋上の隅を占拠して順調に育っています。10月中旬まで1ヶ月以上もありますので肥料を充分に与えてよいサツマイモのできることを楽しみにしたいと思います。


<聖護院かぶらと聖護院大根>
9月14日 次の定植に向けて聖護院かぶらと聖護院大根の種を播く。葉ものとして葉大根と春菊も種も播きました。
うまく発芽すれば屋上に定植する予定。これ以外にも室内水耕との比較対照でミズナや小松菜も屋上用に播主する必要があります。

9月15日 次回のかぶら・大根用に保冷箱の清掃と肥料の投入などを行う。
9月18日 保冷箱に定植した大根とかぶらです。かなり大きくなってきました。


9月20日 聖護院大根と聖護院かぶらをそれぞれ10株ほど定植しました。葉大根も10数株ですがこれも定植。

<キャベツは栄養不足か>
9月21日 キャベツの中に葉の端が茶色になっているのがあり気になるのでインターネットで調べると「結球部の新葉の先端や周辺が枯死するのはカルシウム不足」と説明がありました。また「ふるい葉の葉肉の部分が淡黄色になるのはマグネシウム不足」とのこと。マグネシウムは大塚1号でカルシウムは2号で補給できますので早速肥料を追加投入しました。根を見る限り根腐病とは思えないのですが「下葉が黄変し、しおれたり枯れたりするのは根こぶ病」とのことなので念のためにオクトクロスをトロ舟に入れておきました。初めてのキャベツ栽培ですの子育て同様何とか育ってくれるまでは気がかりです。
 

9月26日 本日の様子です。かぶらは大きくなり始めていますのでこれからの管理が大切です。大根も同様です。昨年のようにいじり過ぎないように注意が必要です。
 
 

白菜の「金将二号」は順調に育っています。


キャベツは結球仕掛けていますがまだ新葉周辺の茶変は残っています。


サツマイモは屋上のコーナー一杯に葉を茂らせています。


<千葉から来訪あり>
9月29日 千葉からWさんが水耕栽培を見学したいということで来られました。新規事業として植物工場を担当され、すでに自社でオリジナルプラントも立ち上げられておられるので水耕栽培についてはかなり研究されているようですから私の水耕栽培設備を見ても目新しい発見はないのでないかと危惧しましたが全く逆で手作りでやっているから参考になることが多いといってくださいました。
原発事故を受けて食の安全に対する訴求が以前にまして高まっているので植物工場の需要は関東ではかなり高まっていくと予想されているようです。




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室内水耕栽培15  (H23.9.1~9.30 )

2011年10月04日 | 室内水耕栽培
<本日の様子>
9月9日 室内水耕栽培で育てている野菜の状態です。大阪しろ菜・チンゲン菜・レタス・小松菜ですが大阪しろ菜もレタスもかなり徒長気味です。原因は光量不足か。
 


循環型の栽培箱で育てている味美菜・チンゲン菜・京ミズナです。これらは今からです。
 


9月11日 コーナンでチンゲン菜・レタス・サラダ菜の種を購入。早速レタスの種蒔きを行う。
そろそろ涼しくなりかけているので直接ウレタン培地に播きました。
9月13日 サラダ菜の種蒔きを行う。一昨日に播いた球レタスはほぼ70%近くが発芽してきています。やはりウレタン培地の性能の違いか、或いは新しく購入した種であるためか。

<栽培床を改良>
9月16日 トロ舟栽培床を循環式に組み換えトロ舟もPP衣装ケースに変えました。


また野菜が徒長気味なのは光量不足が原因なのかどうかを調べるためにメタルハライドランプを使って野菜の栽培もできるようにセットしました。今回はレタスを定植。光量子量を測ると460ほどあり蛍光灯に比べ約3倍です。
 
蛍光灯の方にもレタスとサラダ菜を定植しました。光量子量は130ほどです。
 

<本日の様子>
本日現在栽培しているのは味美菜・ミズナ・チンゲン菜・大阪しろ菜・小松菜と本日定植したレタス・サラダ菜です。
 
 
 

<栽培設備>
9月18日 金属棚を1台購入しメタルハライドも2台にしました。
これで栽培設備としては蛍光灯の栽培棚が6台、メタルハライドが2台、育苗棚が1台です。すべてを使うと消費電力は蛍光灯320W×6=1920W、メタルハライド320W×2=640W、育苗棚80W×3=240W その他ポンプなどを加えると2kw位になります。1日12時間照射すれ電力代は1ヶ月で約18000円(2kw×12×23×30)300株ほど栽培可能ですので1株あたり電気代は約60円になる計算です。それだけに徒長のない葉のしっかり育った野菜を作らなければ室内水耕栽培はペイしません。
 

<等量交換式水耕栽培用タイマーを製作>
9月20日 養液水耕栽培方式の中に給水と排水を繰り返すことで根の養分吸収と呼吸を交互に行わせて苗を育成していく等量交換水耕栽培という方式があることは前にも記載しましたがタイマーを使って交互にポンプを稼動させて養液の入れ替えをするのですが問題は2台のポンプを同時に正確に動かすことができるタイマースイッチが無いことです。リーベックスの24Hタイマーでは誤差がありすぎて使えません。そこでマイコンを使ってタイマーを作ることを考えたのですがもっと簡単に弊社で扱っているフィッシャーテクニックのインターフェイスボードとリレーを使って100Vの入切を制御できる制御盤を製作しました。通常9Vを使っていますが6Vアダプターを使ってモーター出力電圧を6V以下にしてリレーへの入力に使用するとフィッシャーの簡単なプログラムを使いながら尚且つ出力を制御できます。使用したリレーはオムロンのG3MCです。

時間設定は実際に水中ポンプを動かしながら状況を見て設定しました。(下から上への揚水の場合は13分、上から下への放水の場合は7分で丁度満水状態になりました。)その後インターフェイスにプログラムをダウンロードして稼動させるだけです。
 

感電防止の為に防水には2重3重の対策をしていますが万一に備え制御盤は金属ラックの最上部において栽培床からは離しています。これで等量交換式水耕栽培設備ができました。
 

9月20日 味美菜を少し収穫。レタス・サラダ菜を定植。

<徒長の原因は光源か>
9月21日 9月11日に種蒔きしたレタスは蛍光灯とメタルハライドの両方に定植してほぼ1週間になりますが成長に大きな違いが出ています。やはり蛍光灯の光量子量が不足しているのか蛍光灯で育てているレタスは徒長気味ですがメタルハライドの方は葉も茎もしっかりしています。そこで本日は両者の栽培場所を入れ替えて成長にどのような変化がでるか調べてみます。
 

一昨年の11月に記入しているデーターを見ると「使用蛍光灯はNECのビオルックスA(40W×2灯×2台)で照度および光量子束密度はプランター面で9000~10000ルクス、170μmolです。」とあるのですが現状ではかなり光量子量が落ちています。どの棚で計ってみても90~120μmolですから値としては約半分です。これでは徒長もやむをえませんので蛍光灯と栽培板の距離を短くしたり新しい蛍光灯へ入れ替えを行うなどにより光量子束密度が上がるように工夫したいと思います。

尚蛍光灯の種類についてはNECのビオレックスAとパナソニックを使っていますが購入先のスターライトさんからはNECは赤色が豊富なので定植後の初期育苗期に適していますがその後はパナソニックの蛍光灯の方が優れれいると教えていただいております。(パナソニックの植物育成用蛍光灯は他の光源に比べ「遠赤色光」の比率が抜群に高い。「遠赤色光」は植物の成長に際し、茎の節間の長さや葉の大きさなどに影響を及ぼします。各種の研究結果により、赤色(600~700nm) と 遠赤色光(700~800nm)の比率が小さいほど良いと言われています。この蛍光灯は、赤色(R)/遠赤色光(FR)比率が、1.0 です。自然昼光のR/FR比率が、1.1 と言われており、理論的には自然昼光よりも成長促進効果を上げるものと思われます。また、遠赤色光の割合が多いということは、「エマーソン効果」により光合成速度を上げるという効果をもたらすとのことです。)

手持ちのパナソニックに交換し吊り下げくさりを長くして照射距離を短くして光量子量を測ると130~160位になりました。これでも少ないでしょうが少しは良くなるでしょう。照度は9000~10000ルクスはあります。
 
 

また育苗期間はNECのビオレックスを使用し、その後はパナソニックを使用できるように栽培棚の上下で使用蛍光灯の配置を変えておいて栽培板を入れ替えれるようにしたいと思っています。
いずれにしろ野菜1株あたり80g~100g程度には育てなければ成功とはいえませんので何とか徒長問題からは脱却したいと思っています。

9月24日 メタルハライドのトロ舟も水中ポンプをつけて循環式にしました。またランプの位置も栽培状況にあわせて自由に動かせれるようにしました。


<本日の様子>
9月26日 小松菜・大阪しろ菜・チンゲン菜・ミズナです。10日前と比べるとかなり成長しているのが分かりますがそれでもチンゲン菜とミズナも徒長ぎみでひ弱です。味美菜は収穫済です。
 
 

サラダ菜およびレタスの様子です。
 
徒長気味だったレタスもメタルハライドに移して少ししっかりしてきたように思えますがまだ様子を見ないと分かりません。



 


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