水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

室内人工培土栽培1 (H21.11.1~H22.1.18)

2010年01月18日 | ヴェルデナイト
●ヴェルデナイトとの出会い
一般的な水耕栽培では大根・人参などの根菜類の栽培はなかなか難しいといわれています。小生もエアロポニックでの大根の栽培に挑戦していますがなかなかうまくいきません。もっと簡単に確実に栽培できる方法が無いものかと考えいわゆるパッシブ水耕法(詳しくはランド商品研究所で解説されています。http://www.landnp.jp/growingtech.htm)で栽培できないものかと考えております。きっかけはアメリカで子供向け教材として販売されDr.Toy100選にも選ばれている「Rootvue」という根菜類の根の成長が観察できるキットを入手したことによります。
 
このキットで使用している「GROW MIX」という培土は水に溶かすと約4倍くらいにふくらみ大変吸水性・保水性に優れていて底の養液を3本のロープで吸水して人参等を育てるという代物です。これなら簡単にパッシブ水耕で根菜類を育てることができるのではないかと考え同じような性能をもつ培土が日本で手に入らないかとインターネットでいろいろ調べてみるとヴェルデ株式会社のヴェルデナイトという培養土がまったく同じような円形の固形培養土がありこれを使っているのかと思い直接メーカーに問い合わせると違っておりましたが社長様のご好意で少し分けていただくことができましたのでこの人工培土を使っての根菜類の栽培を始めることになりました。

●ヴェルデナイトとは
製造元ヴェルデ社の説明によると土壌改良材として世界一般ですでに使用されている「ピートモス(みずごけ)」に、最高の粘土物質と言われる「モンモリロナイト(通称ベントナイト)をコーティングした製品です。つまり<ピートモス>の保水性と<モンモリロナイト>の保肥性(土壌の栄養分を保持する力)を併せ持つ、世界唯一の土壌環境資材で日本・アメリカ・カナダで製造特許の確立した商品だそうです。
(1)ピートモス(みずごけ:保水性のある土壌改良材)
すでに日本、アメリカその他で使用されている資材です。ゴルフ場の芝の下、道路工事、園芸用などに利用されています。マッシュルームの菌床や、油の吸着剤などの使い方もあります。しかし、乾燥すると撥水性を有するため、水分を約50%含んだままで流通しており、流通コストが高くついている(半分は水を運んでいる状態)のが現状です。
(2)モンモリロナイト(粘土の一種:最高の粘土物質)  
土壌学の本には、土の力を元に戻すことのできる優秀な能力を持っている粘土といわれていますが、「使いなさい」とは決して書いていない粘土です。なぜなら、一度水を吸ったあとに乾くと、石のように固まってしまい危険すぎるので農業用には使えないためです(現状では、固まる性質を利用して鋳型用には使われている)。

11月17日 ベルデナイトが入荷したので早速発泡スチロール容器に入れて人参と大根の栽培を始めることにしました。
不織布の吸水シートを下の液肥槽に浸して上のベルデナイトに吸水できるようにしました。この状態で水が吸い上げられるのか様子を見たいと思います。
 

とりあえず人参・大根・かぶらの種を播いてどちらも窓際に置いて芽の出るのを待つことにします。下の写真左側のプランターは国立ファーム様オリジナルのパッシブ水耕栽培専用プランターですがこれをもっと入手したくて問い合わせをしましたがもはや製造していないとの返事でした。
 


11月20日 「ヴェルデナイト」と「GROW MIX」の吸水性を調べるために簡単な装置を作りました。ペットボトルの底に穴を開け吸水シートを通して下の水をどれほど吸水するかを調べます。数日後にペットボトルの表面にどれだけ水滴がつくかで大まかな性能が分かりますし詳しくは表面水分を水分計で測定してみたいと思います。
但しこの場合両者の比較は少し難しい点があります。「GROW MIX」は水でほぐしているため当然水分が最初からかなり含まれていますが「ヴェルデナイト」は培土の状態でいただいているので水分含有量が少ないのでないかと思われるからです。ランド研究所の説明によるとパーライトなどのメディア(培土)を使った場合、最初にしっかり湿らせておかないとだめだと書かれています。(メディアの部分に水をたっぷりかけて、水を切ったら水耕装置に取り付けます。ここで充分湿らさないと、水の道の連続性が無い為、以後上手く水が上がってきません。と書かれています)水の道を作るためにベルデナイトの場合も水に浸してから使用する必要があるかもしれません。ただ小生の判断では本当に吸水性がよいのであればその必要が無いと思うのですが判断に誤りがあるかもしれないので試してみることにします。
 

11月24日 ベルデナイトに播いた大根とかぶの芽が出てきました。最初に少し水やりした程度ですが吸水性が高いためか芽がしっかり出てきています。
 

11月29日 ベルデナイトが残っているので「パッシブ水耕栽培」ができるプランターを作りたいのですがインターネットで探してもなかなか吸水シートが見つかりません。東洋紡が製造販売しておりますが農家向けのため100m単位のようで到底購入できる量ではないので何か代替品がないかと探して市販の「不織布製のふきん」(10枚入り298円)が利用できないかと思い、吸水性を試してみました。1.5㍑入りのガラス瓶一杯の水を3時間で約半分吸い上げています。これなら吸水シートとして十分役立ちそうですので吸水シートの足らぬところはこれを4枚ほど使いその上にベルデナイトで覆ったプランターを作りました。その中に「はつか大根」の種を播く。
   
 
プランターにはエスロンパイプを差込み外に取り付けた給水タンクから給水できるようにしています。


大根・かぶ・人参の本日の様子です。ベルデナイトとGROWMIXの吸水テストのペットボトルにホウレンソウの種を5個ずつ播いていましたがベルデナイトの方はすべて発芽しています。吸水性・保水性に優れています。
 
 

12月3日 残っている保冷箱を使ってもう1台ベルデナイトを使った栽培箱を作りました。吸水シートは先日購入した不織布のふきんです。ホウレンソウの種が試験用のペットボトルでうまく発芽していたのでこの栽培箱に種を播くことにしました。
 

12月6日 「はつか大根」は1階のパナソニックの育成蛍光灯の所へ移設して人工照明での生育状況を見ることにする。


その他大根・かぶ・にんじんの生育状況です。
 

12月8日 「はつか大根」の横に置いた別のプランターの[天王寺かぶら」も発芽してきています。


尚このパッシブ水耕プランターは次のような要領で製作しました。底に発泡スチロールの台を置き、その上に発泡スチロールの板を敷き穴を開けて不織布を通しその上に2枚の不織布をおきました。後は給水用のエスロンパイプを通してからベルデナイトを入れて出来上がりです。水は給水タンクを通して給水します。
 
 

12月13日 2階のかぶとにんじんおよびほうれんそう・大根の状態です。
 

12月20日 パナソニックの蛍光灯で育てている「はつか大根」と「天王寺かぶら」です。昨日大根は少し間引きをしました。
 

2階の窓際に植えている根菜類です。


12月22日 新たに遮根シートを入手することができたので改めて栽培プランターを
製作しました。コンテナとしては従来のプラスチックコンテナに変えて発泡スチロールの保冷箱を使用しました。プラスチックの大型プランターでもいいのですが夏の暑さ、冬の寒さに対応するには発泡スチロールが勝るのが変更理由です。
つぎにコンテナの基本構造は今までと同じで図のように下に養液を入れこの中に吸水シートを巻いた発泡スチロールの吸水板を置き、その上に遮根シートを敷いてから人工培養土ヴェルデナイトを入れるという構造になっております。また給水管はエアポンプからの空気を養液に送り込むのと養液が減少したときに注入するためにも使用します。発泡スチロールを浮かせることができればいいのですが浮力が4.5kg位しかないので培養土の容積25リットルと根菜の重さ、水分を考えると無理です。


●吸水シート
吸水シートとしてはコストが安いので今まで通り不織布性のふきんの使用していますが吸水性は優れていますが耐久性で問題があるかもしれません。長く使うとぼろぼろになりそうですので別途吸水シートの購入を検討。

 


12月26日 すでにプランターに植えている「天王寺かぶ」が発芽しすぎているのでその内十株ほどを新たに作ったプランターに移植しました。


1月3日 パナソニックのプランターで育てているかぶと大根の状態です。はつか大根は少し大きくなってきました。
 

窓辺で育てている根菜類です。
 

1月9日 はつか大根を2本収穫しました。レタス用の大根なのでかなり小ぶりです。天王寺かぶはまだのようです。
 

はつか大根は薄くスライスして辛子酢味噌であえ、葉も細かく切って塩もみして同じくあえていただきました。


パッシブ水耕栽培用のプランターをプランタープランターの名称で販売されていたので2台購入しました。価格は1台4200円でした。培土として日向土が入っておりましたがこれを使用せずベルデナイトを使用します。


1月18日 大根が少し大きくなってきました。
 

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室内水耕栽培4 NECとパナソニック

2010年01月10日 | 室内水耕栽培
<はじめに>
従来使っていたNECのビオルックスではレタスがやや徒長ぎみでしたので照明器具の発売元に問い合わせると波長の関係なので一度パナソニックの蛍光灯を使ってはどうかといわれたのでこれを購入し両者を併用使用しそれぞれの長所短所を調べてみたいと思います。

11月16日 <播種後5週間経過したレタス菜>先週から春菊とレッドリーフレタスは収穫して食卓に上がっております。
 

<播種後4週間経過したレタス>


新たに購入したパナソニックの植物育成蛍光灯を使った栽培棚を設置しました。これで栽培棚は3台になり栽培床が6個ありますので今後は寒くて屋上で育てられなくなる葉野菜類もこれらを使って室内栽培していこうと思います。

 
右写真の手前がNEC、後ろがパナソニック、写真では分かりにくいですが光質的にはパナソニックの方がやや白っぽい感じです。

■パナソニック植物育成蛍光灯選択理由(購入先スターライト様の推薦文によれば)
他の人工光源(メタハラ・HPSランプ・他社の植物用蛍光灯)に比べ、「遠赤色光」の比率が抜群に高い植物育成ランプ。「遠赤色光」は植物の成長に際し、茎の節間の長さや葉の大きさなどに影響を及ぼします。各種の研究結果により、赤色(600~700nm) と 遠赤色光(700~800nm)の比率が小さいほど良いと言われています。この蛍光灯は、赤色(R)/遠赤色光(FR)比率が、1.0 です。自然昼光のR/FR比率が、1.1 と言われており、理論的には自然昼光よりも成長促進効果を上げるものと思われます。また、遠赤色光の割合が多いということは、「エマーソン効果」により光合成速度を上げるという効果をもたらすようです。某国立大学の研究室から、生育が大変難しい植物に対して、いろいろな光源を試したが、この蛍光灯が最も効果的だったという見解をもらっています。・・・とのことです。

11月19日 残っていたサラダ菜は全部収穫し油でいためていただく。
屋上の小松菜をパナソニックの棚に移植する。
  

11月24日 NECのレタスは相変わらず徒長気味です。パナソニックの方はまだあまり成長していませんが葉が丸く育ちつつあります。やはり波長の違いか、様子を見てみたいと思います。
 

11月29日 新たに「レタス菜」を定植しました。パナソニックのレタスもうまく成長しています。
 

クレソンと小松菜の様子。
 
●こうして同じカメラで撮影して並べてみるとNECとパナソニックの光質の違いがよく分かります。

12日に定植した「グリーンウエーブ」の様子です。やはり温度の関係か成長が遅い。


12月6日 レタス、小松菜の状態です。やはりパナソニックで育てたレタスは徒長せず色合いもよく美味しそうです。
 

定植後3週間ですのでまだレタスとしては小さく重さを計ると50gですが写真のように葉は従来のNEC(右写真)よりは大きく育ちつつあります。
 

グリーンウエーブも少し大きくなってきています。


12月12日 屋上から移植した小松菜に虫が発生した。絶えず監視していたがやはり卵がついていたようで部屋の暖かさで孵ったようです。折角室内で育て虫がつかないようにしていたのに屋上から不用意に移したのは全くの不注意としかいいようがない。まだ完全に育ちきっていないが虫のついたところは全部収穫し撤去する。他の野菜に移っていなければいいのだが。クレソンの後に春菊を定植する。
 

12月13日 定植後1ヶ月経過したグリーンウエーブと半月経過のレタス菜の様子です。やはり成長が遅い。
 

12月18日 本日収穫したレタスです。やや徒長気味で葉が丸くカールしませんが結構大きく育っています。重さを量ると約140g。十分市販に耐えれる大きさです。


12月20日 グリーンウエーブとサラダ菜の本日の状態です。
 

18日にも書いたようにレタスと小松菜は完全に徒長気味に成長しています。
レタスと小松菜は収穫しレタスは鍋に入れて食しました。
 

定植後1週間経過の春菊です。


12月21日 少し水耕栽培について勉強しようと数冊の書籍を購入しました。伊藤龍三さんの「いつでもレタス!」は初心者の小生にとってかなり参考になりそうです。


12月22日 ホウレンソウはスポンジ培地ではなかなか発芽がしなかったので今回はベルデナイトを入れた窓際のプランターに播種しておりましたがほぼ完全に発芽しかなり大きくなってきたのでこれらをレタスの後に定植しました。ホウレンソウの根に人工培養土ベルデナイトがかなり付着した状態での定植になりました。
 

12月26日 残っていた小松菜を収穫しその後に「レタス」を定植する、
小松菜は40cmほどに成長して葉っぱが蛍光灯に接触し一部日焼けをしていた。
 

注文していたパナソニックの蛍光灯が入荷したのでこれで栽培棚が全部で5台、栽培床が10段になりました。NECが2台とパナソニックが3台です。もう通路のスペースも一杯なのでこれ以上の増設はできません。
 
アルミホイルで遮光して照射効率を高めています。

12月27日 6週間経過の「グリーンウエーブ」と1ヶ月経過の「サラダ菜」の状態です。グリーンウエーブは早く収穫しないと蛍光灯で日焼けしそうです。
 

「グリーンウエーブ」を収穫しましたがこれは間違いなく「小松菜」です。小生が播種の時に何か取り違いをしていたいのでしょう。いずれにしろ半分を収穫。


12月30日 新しく購入した栽培棚に愛菜花で発芽させた春菊を定植する。


1月3日 小松菜は収穫しきりましたが「サラダ菜」を収穫しないとひねてしまいそうです。
 

新しく定植した「ほうれん草」および「レタス」と「春菊」の状態です。
 
 
色の違いでパナソニックかNECかどちらの蛍光灯で育てているかがよくわかります。

■消費電力とブレーカー
1月6日 愛菜花で発芽させたレタスを空いたトロ舟に定植する。蛍光灯のスイッチを入れるとブレーカーが初めて落ちました。計算すると5台で40w×4台×2段×5台=1.6kw、それ以外に階段と1階ショールームの照明(40w×10台=0.4kw)に使っているので全体で20Aを超えてしまったためのようです。改めて別回路を設置する必要が出てきました。メタルハライドランプも点灯時にはかなりの電流が流れるので2台が限度です。3台にするにはこれも別回路が必要です。
増設について電気屋さんと相談する。

1月9日 二十日大根を2本収穫しました。サラダ用の小ぶりの大根です。天王寺かぶはまだのようです。
 

水温の違いによる成長度合いを比較していたミズナと大阪しろ菜も定植後1ヶ月でそろそろ収穫期です。結果的には室内なのであまり差はありませんでした。
 

小松菜とサラダ菜の後に愛菜花で発芽させた玉レタスの「シスコ」とリーフレタスの「マザーグリーン」を定植する。
ホウレンソウ、リーフレタス、春菊の本日の状態です。
 


1月10日 ビオレックスのミズナを収穫する。重さを量ると10株で約500g。光源の違いによる育ち具合の差異を見るとミズナに限っていえばビオレックスで育てたミズナの方がパナソニックよりもしっかり育っているような感じがします。これは新しい発見です。
 

1月13日 パナソニックのミズナを収穫したが10株で300gと軽い。
 

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エアロポニック栽培1 (H21.8.30 ~H22.1.3)

2010年01月03日 | エアロポニック
●はじめに 液体肥料を噴霧して水を使わず野菜を栽培するエアロポニックが欧米では盛んでインターネットで調べても水耕栽培よりも育成効率の高い野菜栽培法としてその成果が写真入りで数多く報告されています。またわが国でも京都ネット様から「ため太郎エアロ」の名称で噴霧式の栽培キットが発売され大好評とのことです。そこでうまくいくかどうか分かりませんがポンプとノズルの代わりに古い加湿器を利用して「噴霧栽培もどき機」を自作してみました。

●噴霧式エアロポニックの自作
これは水耕栽培と異なり絶えず根に液肥を流すわけではないし加湿器で噴霧しているとはいえ本当に水分は大丈夫なのだろうかという疑問が残ります。野菜といえど成長してくるとかなりの水分補給をしてあげないといけないことは屋上菜園で経験していますから。今回は急な思い付きだったので屋上で育てているレタスでかなり成長しているのを2株、それほどでないのを8株を移植しました。今の根が噴霧のみでどれだけ成長してくれるのかあるいは水分不足でかれてしまうのか分かりませんが推移を見守りたいと思います。使用液肥はハイポニカ。噴霧量は加湿器で最小にセットしていますが様子を見て調整します。噴霧時間は当面朝8時から夜8時までの12時間。
 

8月30日 夕方見る来ると大きなレタスがしおれてしまっていた。考えれば当然のことで12時間の停止時間に根が乾燥しきってしまったためである。とりあえずタイマーの設定を変更して6時間加湿、2時間停止の3サイクルに設定しなす。この状態でレタスが元気を回復してくれればいいのですがだめならもう一度やり直しになります。

しおれてしまったレタス

8月31日 しおれた3本のレタスは取り除いて屋上のレタスと入れ替える。タイマーについてはため太郎エアロのホームページを見ると15分噴霧15分停止のサイクルを推奨されそのためのタイマーも紹介されていたのでこのタイマーに買い換えました。


9月7日 1週間経過するがレタスの成長という面ではあまり変化がない。残念なことにまた2本がしおれてしまった。噴霧を切らしたわけではないので理由が分かりかねる。


9月14日 2週間経過するがあまりレタスの成長が見られない。基本的には光量が不足しているのであろうかと思われますので装置をすこし作り変えてLEDを常時照射しえるようにして光量不足を補えるようにしました。もっと台を高くして日当たりをよくする必要がありますがとりあえずこの状態で推移を見守ります。

9月28日 その後も2週間たつがあまり変化がないどころか連休中の水枯れでレタス3本が枯れてしまった。今回は失敗ということでこれにて中止。


インターネットで調べてみると超音波噴霧機を使ってエアロポニック装置を自作したり(You Tubeでaeroponics foggerで検索)あるいはすでに立派な完成商品が販売されたりしているのを発見し小生が前回超音波加湿器を使って試してみたことがまったくの思いつきであったが決して的外れではなかったことを発見し意を強くしました。前回は失敗しましたので少し時間をかけて再度挑戦してみようと思います。完成品のNutramist社の超音波噴霧機と使用モデルをコピー添付します。
 

●ノズル式エアロポニックの製作
10月3日 加湿器利用をあきらめて新しく噴霧式の「ため太郎エアロ」もどきのプランターを作ることにしました。ホームセンター「コーナン」で部材を調達して作成。コストはポンプを入れると7000円ほどになります。
内訳は ミストスプリンクラー 498円×2個、
    水道用エスロン部品  240円、
    60リットル角型ゴミ箱 1980円、
    ポンプは手持ち品使用(購入すれば3500円)
ミストスプリンクラーのノズルを利用しポンプからの液肥をミスト状にして噴霧するという方式です。今回はノズルを2本しか使用していませんので大きなプランターでは全体に噴霧することは不可能です。ハイポニカのポンプを使用していますがもっと馬力のあるポンプを使うとコーナー4箇所から噴霧するようにすれば全体にいきわたるでしょう。今回はまだ試験段階ですので屋上の菊菜を水の当たる位置に6株ほど移植して成長具合を観察することにしました。夏場だと液肥の温度が上がりすぎることになりますが今からなら大丈夫でしょう。液肥としてはハイポニカを使用。タイマーも15分噴霧、15分停止でセット。

  
       

10月7日 今回の噴霧式プランターはうまくいきそうなのでもう1台製作することにしました。今度はミストノズルを3個にして(本当は4個にして4隅からミストを出すつもりでいたのですがコーナンに3個しかなかったので)左右と真中に配置しミストが全体に行き渡るようにします。いま使っている協和さんのポンプも熱帯魚用のポンプに比べ水圧は強いのですがそれでもミスト状態にはなりません。そこで今回は少し水圧の強い小型水中ポンプとしてプティオのB-100を使用することにして発注しました。

10月9日 モーターを馬力のあるものに変更したのでプランターも大きくしました。90リットルサイズのゴミ箱を購入しエスロン部品も追加購入して配管も少し変更しなおし早速屋上で並べて配置。とりあえずトロ舟で育てていた春菊とレタスを数株移植しましたができればハイポニカなどでは栽培できないと言われる根菜類、とりわけ今からが旬の大根栽培にトライしてみたいと思います。
費用はゴミ箱2800円、ノズル1500円、配管部品800円、モーター6800円で約12000円かかりました。栽培スペースからいうと少し高くついている感じ。しかし噴霧式は毎日水やりしなくてもすみますから長期外出時にはもってこいの装置です。
 

10月13日 効率よく根に肥料と酸素を供給してしっかりと育てることが出来るのがエアロポニックの長所ですが自作プランターに移植した菊菜などの根の今日の状態です。移植後10日および4日経過しただけですがトロ船で育てている菊菜よりも根が太く大きく育っていること間違いなしです。
 

●潅水ノズル式エアロポニックの製作
また先日作成したゴミ箱プランターで使っているコーナンのミストノズルはサイズがやや大きいのでもっと小さいなノズルがないかとあちこち探してみてやっとパイプにねじ込みできる低価格(1個250円弱)の潅水ノズが売られていたのを発見し早速購入しました。これを使ってもう少し栽培面積が大きく取れるプランターを作ってみたいと思います。ただ水道と違ってポンプの圧力が小さいのでうまくいくかどうかはわかりませんが。


10月15日 ノズルが届いたので早速トロ船に使えるサイズの噴霧装置を製作しました。プティオのポンプを使うと何とかいけそうです。ただ散水ノズルなのでミストとはいきませんが。
 

海外のエアロポニックキットを調べるとその装置はほとんどが2層になっていて上部層はミストのみが噴霧されて充満しその後液化したミスト肥料は下層に落ちて再利用されるような構造になっています。上層の高さはそれほど無くミストが充満しえる体積になっているようです。下の商品は参考になります。したがって先日製作したゴミ箱プランターも中で2層に分離する間仕切り板が必要かもしれません。
 

10月18日 コーナンでトロ船とプランターおよび必要部材を買って17日18日の2日をかけてエアロポニックキットを2台組み立てました。トロ船内全体にうまくスプレーできないのでどちらかというと葉ものより6株位の果菜類を植えて栽培するのにこのエアラポニックキットは向いているように思われます。来春のトマト栽培などにはおそらく効果を発揮してくれることと思われるので果菜用のポットを入れた栽培床も作成しました。冬場にかかりますがこの栽培床を使って室内でトマトかきゅうりを栽培してみたいと思います。製作コストは1台あたり13000円~15000円で内訳はモーター6400円、ノズル配管で2500円、トロ船が2600円、液肥用と台のプランターが1000円、マルチが1000円~3000円です。
 

●ノズル式エアロポニックの活用
10月30日 エアロポニック栽培床の現状です。春菊・いちご・さやえんどう・大根を植えています。人参が大きくなれば大根と一緒に植えつけて根菜類の栽培にトライする予定。
 

根菜類の栽培はラディッシュと同じように根の部分がマルチの上に来るように育てればいいのでないかと考えております。
 

11月10日 エアロポニックでの根菜類の栽培ということで大根・人参・かぶらを目下育苗中です。大根の状態です。やっと大根らしいものができ始めましたのでこれからどこまで大きくなってくれるか楽しみです。根っこはしっかりと大きく育っています。これを見る限り根が大きく育つにはやはり底に着いてから全体に広がっていく方がよさそうなのでエアロポニックの栽培箱は2層にするのがよいことが分かります。
 

春菊の根の状態です。2層でないため底が無いのでいたずらに下へ下へと伸びています。根の成長のみに養分が使われてしまっている感じです。改良の余地有りです。大型ゴミ箱にミニトマトを定植しています。寒くなれば室内に移動させて育てる予定。
 

11月16日 ラディッシュがうまくいくのならかぶも育つのではないかと思いかぶを定植しました。右は大根の様子です。なかなか大きくなりません。青虫を1匹駆除。
 
11月18日 5,6本は大根らしくなってきていますがまだ全長で4cm。この10倍に育ってくれる必要があります。


11月29日 「かぶら」はトロ船に移してその後に「はつか大根」を定植しました。
防寒対策でビニールをかぶせる。
 

12月10日 「はつか大根」を植えていたマルチはトロ舟に移し、あいたエアロポニック栽培床は1階に下ろして湯沸室できゅうりを栽培するのに使用します。(メタルハライドランプ参照)1階においていたゴミ箱のエアロポニックは2階の事務所に移してきゅうりとミニトマトの栽培に使用しました。日当たりが良いとはいっても日照時間が限られますのできゅうりとトマトの栽培は無理かなと思うのですがインターネットで冬場も窓際でミニトマトが栽培できる旨書かれたいたのでだめもとでトライしてみます。
 

12月20日 1階と2階のエアロポニックによるミニトマトときゅうりの状態です。
 

12月27日 エアロポニックで育てている1階と2階ののトマトときゅうりおよび屋上のイチゴです。残念ですが2階のトマトときゅうりは日照時間が少ないためかあまり成長していません。
 


1月3日 エアロポニックで育てているトマトときゅうりは湯沸室から倉庫の片隅に移しましたが今度は場所が広いのでもう一台エアロポニックが置けますので光源を増設したいと思います。



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