■8月31日は野菜の日
8月31日はごろ合わせで野菜の日だそうです。
<金町小かぶを定植>
8月31日 育苗中の金町小かぶを屋上に定植する。定植板の上に穴を開けた黒色フラシートを重ね苗を定植。本日中かぶ「スワン」の種まきも行う。

<サツマイモは株数が減りましたが今の所順調です>
8月30日 さつまいもは株数が減少しましたが残っているサツマイモは順調に育っています。

<定植の準備>
8月30日 秋野菜の定植の準備をするためトロ舟の清掃を行い、大根「三太郎」とキャベツ「藍天」を定植する。
まだ気温が高いのですんなりと定着してくれるか心配ですが。

金町小かぶも今育苗中なので定植用トロ舟を準備。

■かぶらの栽培の仕方
かぶらの栽培方法についてはH22年のブログ「かぶらの水耕栽培」の中で次のように書いているので読み直してみた。今年も黒色プラシートを使って2重構造にして栽培する予定。
■金町小かぶ栽培の注意点として
金町小かぶについては最初からうまく育っていたので特に注意するほどの所はないがポイントをまとめてみると
①播種は聖護院かぶ同様、8月中旬から10月中旬まで10日乃至2週間毎に行い計画的に育てること。
②栽培ポットに定植して育てるか、マルチ板に定植して2重構造の間で育てるか、どちらの方法でも栽培できる。
③定植時から防虫ネットを張って害虫の侵入を阻止すること。

<2回目のキャベツは回復しそう>
8月26日 ここ2日ほど大雨が降るなどありがたくなかったですがおかげで気温も下がったためか夕方残していた2回目のキャベツの様子を見ると茶色くなっていた根から新しい白い根が出てきていました。これならキャベツは回復して育ってくれるかもしれません。急いで取り除かなくてよかったと喜んでいます。

◎今週のアクセス数 8.18~8.24 IP数 1239 PV数 2709
<キャベツはゆでだこ状態>
8月20日 夕方水やりに上がった際にキャベツの養液温度を計ると6時半で35.3度と異常なほど高温です。実際水道水もかなり高温状態ですからトロ舟の養液は太陽に熱せられて昼間は40度以上に上がっているかもしれません。朝から晩までお風呂に浸かっているようなものでキャベツもゆでだこ状態です。キャベツそのものは外見からの判断ですが順調に育っているように見えていたので安心していましたが定植板をめくってみると根が茶色く枯れかけ状態になっています。これではいずれ枯れてしまいそうです。暑さ以外に原因は考えられないので対処の方法がありませんが秋冬野菜の第一陣からトラブルの発生です。折角ここまで育っているのに残念ですが涼しくなるのを待って再度植えなおすしか方法はないでしょうね。
外見は1回目も2回目のキャベツも問題なさそうに見えていたのですが

温度を測ると35.3度、根をのぞいてみると茶色くなっている。

*キャベツも根腐病か:
根の状態を見ると養液の高温化と溶存酸素不足から根腐れ病に罹っているのかもしれません。循環タンクにはオクトクロス1/3枚を入れて予防はしているのですが高温で対処しきれなくなっているのかも。暫く様子を見て枯れていくようであれば全部撤去して植えなおしです。
8月21日 第1回目のキャベツは全量撤去。使えるところは野菜ジュースに使用することに。2回目もしばらく様子を見てから撤去か。

8月22日 残っていたキャベツの種(サカタの藍天)を播く
<今年の秋冬野菜>
8月20日 今年は新しくゴボウと玉ねぎの水耕栽培にトライしてみようと考えております。玉ねぎはサラダのほかにも用途が豊富なので是非とも栽培してほしいとの家内からの要望もありうまくいくかどうかわかりませんがやってみようと思っています。ただ玉ねぎについては越冬させねばならないので通常の水耕栽培で育苗した後生育定植にはハイドロトンなど人工培土の使用を考えております。ゴボウも根菜類の水耕栽培品種として取り上げてみました。ゴボウの種はタキイのサラダむすめ、玉ねぎはアトンです。
今年の秋冬野菜の栽培品種はキャベツ・白菜・かぶら・大根・人参・ごぼう・ニラ・ネギ・玉ねぎ・ハイクロップ・春菊・ミズ菜と現在栽培中のサツマイモの13種を予定しています。屋上での配置は概ね図のようになります。

そんな訳で屋上も夏物から秋冬物へと衣替えということで残っていた切り戻しのナスやピーマンは昨日撤去しました。現在残っている夏物はモロヘイヤと空芯菜とキュウリだけです。
<カブラ・大根の種まき>
8月19日 蕪(金町小カブ)と大根(三太郎)、ブロッコリーの種まきを行う。大根蕪については今後2週間おきに3回ほど種まきをして期日をあけて定植できるようにしたいと思っています。
大根播種で注意していること:
大根の種をスポンジ培地に播いたあと、スポンジにはさみを入れ切り開いております。発芽して根が培地にはった後では根を傷めますので播く時点で切っています。こうすることで定植板に定植後根が成長してきた際にスポンジ培地がわっぱになって根を締め付けることがなくなり不要な刺激を与えないので裂根防止になり根が素直に成長してくれるからです・・・・・・と勝手に思っています。別に科学的根拠はありません。
ただ直根類である大根の種が上下にうまく成長しているかを観察できる利点もあります。

*研究者のレポートによると「培地内で分岐した種子根はもはや伸長、肥大しない」(四方・寺林:根菜の養液栽培)そうなので切り開いておくことでスポンジ培地内での種子根の発芽状態を観察できるのでスポンジ培地を貫通していない種子根があればそれは廃棄します。
大根は図のように可食部のすべてが根ではなく上部は胚軸部、下部が根になっていて地面から下に伸びると同時に地上部にも肥大部分が成長していくので丁度その中間部辺りで定植板に固定して育てるようにします。そしてある程度大きく育ってきたらより大きな穴の開いた(或いはより大きく穴の開く)定植板に移植します。その際肥大する可食部の中間地点で定植板に固定できるように工夫します。

昨年考えて行った方法が下図ですがこれは「発泡パネルに定植すると大根の成長に合わせて穴を大きくしないといけないので今年は短冊に切ったパネルをゴムひもでつないで大根の成長に合わせて穴が広がるようにしてみました」という発想でしたが実際に大根が育ってくるとその重さで短冊パネルでは持ちこたえてくれませんでしたので今年はまだまだ工夫が必要です。

その後は根の成長に合わせて養液を減らしていくことです。この辺の要領が水耕栽培による大根栽培のポイントかと思っていますが果たしてうまく育ってくれるかどうか。種まきの段階で取り越し苦労をしています。

<エアポンプの故障でさつまいもが枯れる>
8月19日 先日からサツマイモのトロ舟から異臭が出ているし養液が真っ黒になってきていました。何が原因なのか本を読んでもわからないままになっていましたが葉が枯れてきていますのでとにかく病気と判断して葉の枯れているサツマイモ3株を撤去。その後エアポンプの状態を確認すると全く空気が出ていません。エアポンプの故障でずっと酸素供給が行われていなかったようでそれが原因でさつまいもが酸欠状態から病気になり養液が黒色になって異臭を放っていたのかもしれません。エアポンプのダイヤフラムが傷んでいるものと思っていましたが原因は吸気部に害虫が詰まってそのために吸気できなかったことが原因でした。これを取り除くと正常に作動しました。この状態で正常に成長してくれるかしばらく様子見です。残ったさつまいもは4株になってしまいました。いろいろとトラブルの多い年です。
*注意事項:
エアポンプについては1年ごとのチャンバ交換が必要と書かれています。交換部品を購入しておく必要があります。
また本来的には屋内使用ですから記載されていませんが今回のように害虫が吸入の邪魔をすることがありますので日常の点検が必要。
◎今週のアクセス数 8.11~8.17 IP数 1101 PV数 2565



8月31日はごろ合わせで野菜の日だそうです。
<金町小かぶを定植>
8月31日 育苗中の金町小かぶを屋上に定植する。定植板の上に穴を開けた黒色フラシートを重ね苗を定植。本日中かぶ「スワン」の種まきも行う。


<サツマイモは株数が減りましたが今の所順調です>
8月30日 さつまいもは株数が減少しましたが残っているサツマイモは順調に育っています。

<定植の準備>
8月30日 秋野菜の定植の準備をするためトロ舟の清掃を行い、大根「三太郎」とキャベツ「藍天」を定植する。
まだ気温が高いのですんなりと定着してくれるか心配ですが。


金町小かぶも今育苗中なので定植用トロ舟を準備。


■かぶらの栽培の仕方
かぶらの栽培方法についてはH22年のブログ「かぶらの水耕栽培」の中で次のように書いているので読み直してみた。今年も黒色プラシートを使って2重構造にして栽培する予定。
■金町小かぶ栽培の注意点として
金町小かぶについては最初からうまく育っていたので特に注意するほどの所はないがポイントをまとめてみると
①播種は聖護院かぶ同様、8月中旬から10月中旬まで10日乃至2週間毎に行い計画的に育てること。
②栽培ポットに定植して育てるか、マルチ板に定植して2重構造の間で育てるか、どちらの方法でも栽培できる。
③定植時から防虫ネットを張って害虫の侵入を阻止すること。

<2回目のキャベツは回復しそう>
8月26日 ここ2日ほど大雨が降るなどありがたくなかったですがおかげで気温も下がったためか夕方残していた2回目のキャベツの様子を見ると茶色くなっていた根から新しい白い根が出てきていました。これならキャベツは回復して育ってくれるかもしれません。急いで取り除かなくてよかったと喜んでいます。


◎今週のアクセス数 8.18~8.24 IP数 1239 PV数 2709
<キャベツはゆでだこ状態>
8月20日 夕方水やりに上がった際にキャベツの養液温度を計ると6時半で35.3度と異常なほど高温です。実際水道水もかなり高温状態ですからトロ舟の養液は太陽に熱せられて昼間は40度以上に上がっているかもしれません。朝から晩までお風呂に浸かっているようなものでキャベツもゆでだこ状態です。キャベツそのものは外見からの判断ですが順調に育っているように見えていたので安心していましたが定植板をめくってみると根が茶色く枯れかけ状態になっています。これではいずれ枯れてしまいそうです。暑さ以外に原因は考えられないので対処の方法がありませんが秋冬野菜の第一陣からトラブルの発生です。折角ここまで育っているのに残念ですが涼しくなるのを待って再度植えなおすしか方法はないでしょうね。
外見は1回目も2回目のキャベツも問題なさそうに見えていたのですが


温度を測ると35.3度、根をのぞいてみると茶色くなっている。


*キャベツも根腐病か:
根の状態を見ると養液の高温化と溶存酸素不足から根腐れ病に罹っているのかもしれません。循環タンクにはオクトクロス1/3枚を入れて予防はしているのですが高温で対処しきれなくなっているのかも。暫く様子を見て枯れていくようであれば全部撤去して植えなおしです。
8月21日 第1回目のキャベツは全量撤去。使えるところは野菜ジュースに使用することに。2回目もしばらく様子を見てから撤去か。


8月22日 残っていたキャベツの種(サカタの藍天)を播く
<今年の秋冬野菜>
8月20日 今年は新しくゴボウと玉ねぎの水耕栽培にトライしてみようと考えております。玉ねぎはサラダのほかにも用途が豊富なので是非とも栽培してほしいとの家内からの要望もありうまくいくかどうかわかりませんがやってみようと思っています。ただ玉ねぎについては越冬させねばならないので通常の水耕栽培で育苗した後生育定植にはハイドロトンなど人工培土の使用を考えております。ゴボウも根菜類の水耕栽培品種として取り上げてみました。ゴボウの種はタキイのサラダむすめ、玉ねぎはアトンです。
今年の秋冬野菜の栽培品種はキャベツ・白菜・かぶら・大根・人参・ごぼう・ニラ・ネギ・玉ねぎ・ハイクロップ・春菊・ミズ菜と現在栽培中のサツマイモの13種を予定しています。屋上での配置は概ね図のようになります。

そんな訳で屋上も夏物から秋冬物へと衣替えということで残っていた切り戻しのナスやピーマンは昨日撤去しました。現在残っている夏物はモロヘイヤと空芯菜とキュウリだけです。
<カブラ・大根の種まき>
8月19日 蕪(金町小カブ)と大根(三太郎)、ブロッコリーの種まきを行う。大根蕪については今後2週間おきに3回ほど種まきをして期日をあけて定植できるようにしたいと思っています。
大根播種で注意していること:
大根の種をスポンジ培地に播いたあと、スポンジにはさみを入れ切り開いております。発芽して根が培地にはった後では根を傷めますので播く時点で切っています。こうすることで定植板に定植後根が成長してきた際にスポンジ培地がわっぱになって根を締め付けることがなくなり不要な刺激を与えないので裂根防止になり根が素直に成長してくれるからです・・・・・・と勝手に思っています。別に科学的根拠はありません。
ただ直根類である大根の種が上下にうまく成長しているかを観察できる利点もあります。

*研究者のレポートによると「培地内で分岐した種子根はもはや伸長、肥大しない」(四方・寺林:根菜の養液栽培)そうなので切り開いておくことでスポンジ培地内での種子根の発芽状態を観察できるのでスポンジ培地を貫通していない種子根があればそれは廃棄します。
大根は図のように可食部のすべてが根ではなく上部は胚軸部、下部が根になっていて地面から下に伸びると同時に地上部にも肥大部分が成長していくので丁度その中間部辺りで定植板に固定して育てるようにします。そしてある程度大きく育ってきたらより大きな穴の開いた(或いはより大きく穴の開く)定植板に移植します。その際肥大する可食部の中間地点で定植板に固定できるように工夫します。

昨年考えて行った方法が下図ですがこれは「発泡パネルに定植すると大根の成長に合わせて穴を大きくしないといけないので今年は短冊に切ったパネルをゴムひもでつないで大根の成長に合わせて穴が広がるようにしてみました」という発想でしたが実際に大根が育ってくるとその重さで短冊パネルでは持ちこたえてくれませんでしたので今年はまだまだ工夫が必要です。

その後は根の成長に合わせて養液を減らしていくことです。この辺の要領が水耕栽培による大根栽培のポイントかと思っていますが果たしてうまく育ってくれるかどうか。種まきの段階で取り越し苦労をしています。

<エアポンプの故障でさつまいもが枯れる>
8月19日 先日からサツマイモのトロ舟から異臭が出ているし養液が真っ黒になってきていました。何が原因なのか本を読んでもわからないままになっていましたが葉が枯れてきていますのでとにかく病気と判断して葉の枯れているサツマイモ3株を撤去。その後エアポンプの状態を確認すると全く空気が出ていません。エアポンプの故障でずっと酸素供給が行われていなかったようでそれが原因でさつまいもが酸欠状態から病気になり養液が黒色になって異臭を放っていたのかもしれません。エアポンプのダイヤフラムが傷んでいるものと思っていましたが原因は吸気部に害虫が詰まってそのために吸気できなかったことが原因でした。これを取り除くと正常に作動しました。この状態で正常に成長してくれるかしばらく様子見です。残ったさつまいもは4株になってしまいました。いろいろとトラブルの多い年です。
*注意事項:
エアポンプについては1年ごとのチャンバ交換が必要と書かれています。交換部品を購入しておく必要があります。
また本来的には屋内使用ですから記載されていませんが今回のように害虫が吸入の邪魔をすることがありますので日常の点検が必要。
◎今週のアクセス数 8.11~8.17 IP数 1101 PV数 2565


