水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

ティラピア養殖と有機水耕栽培2(H229.16~11.24)

2010年11月24日 | 有機水耕栽培
●この病気は何だ
9月17日 対照実験で育てているレタスの葉先が黒ずんでいるがこれはなんという病気で原因は何なのか、対策はどうすればいいのか。この辺のことが素人の悲しさで良く分からない。
 

タキイネットの「野菜前線」で調べてみると「斑点細菌病」のように思える。その説明によろと症状は「多くは外葉に発生する。初め葉縁の近くに水浸状の小斑点を生じ、褐色で不整形の病斑となる。病斑は互いに融合して拡大し、葉縁が枯れ込む形になり、さらに進むと葉脈に沿って、基部に向かいV字形に枯れ込む。乾くと黒褐色となり、縮んで葉が歪む。多湿状態が続くと病斑部は軟化、腐敗し、葉全体に及び、さらに結球葉に及ぶこともある。多くは外葉の枯れ込みで終わり、大きい被害につながることは少ない。」とある。乾くと黒褐色となり縮んで葉が歪むとあるのが該当している。

■この件についてアダチ様からこれは「チップバーン(葉先枯)」でカルシウム不足が原因ではないかとのアドバイスをいただきました。有難うございました。対策としては大塚ハウス5号を少し多めに加えるといいようなことが載っておりましたので次回は対応したいと思います。

●まだバクテリアが繁殖不良か
9月22日 分解槽の色がまだ薄いように思われる。濾過剤を並び替えて2週間になるのでもっと黒くなる必要があると思うのですがこんなものなのでしょうか。
養魚槽の水温は28度、pHは5.6、これぐらいの酸性は魚にとって問題ないのか食欲も旺盛で皆元気です。
 

栽培しているレタスの様子です。対照実験槽のレタスはすでに収穫できる大きさですが栽培床のレタスは成長が三分の一程度です。
 

●養魚槽の水が汚れている
9月28日 養魚槽の水がかなり黄色くなっています。pHは5.6なので少し酸性であるがこのままの状態では魚が弱るのでないかと心配しています。原因としては魚の糞が多い割にはろ過量が少ないためであろうと思います。濾過槽を過ぎた水はきれいになっているのでろ過量の問題だと思います。水中ポンプを使わず自然の流れに頼っていますのでこの状態では水流を高めることはできません。吸水口を2箇所にするなどすれば水の流れが多くなって少しでも良くなるのではと考えていますが循環を高めるよい方策を考える必要があります。

●レタスは収穫期に
9月30日 育てているレタスも少し徒長しているが収穫できる大きさに育ちました。最初に少し肥料を加えたので次回は全く肥料を加えず育つかどうか試してみます。


●2回目の定植
10月4日 新しくレタスと春菊を定植しました。今回は一切肥料を補給せずにうまく育つか確認したいと思います。
10月15日 定植後10日経っていますが成長はやはり遅い。栄養不足が原因か。


●大型400Lの養魚槽が届く
10月8日 ティラピアはかなり大きくなるので今使用している180Lの水槽では来年はもたないのではないか、あるいは魚が大きく生長するのに支障をきたすのではないかと思い180Lを2個にするかあるいは400L1台にするかで迷っていましたが思い切って400L養魚槽を購入しました。さすがに400Lはでかいです。大人二人がゆったりと入浴できる大きさです。


●ティラピアは大きくなっていますが・・・
10月15日 ティラピアもかなり大きくなってきたのでえさも従来の金魚用のフレークから鯉用のえさに変えました。ただ水の汚れがかなりあるので浄化槽やバクテリアの働きに問題があるのかもしれません。とりあえず水中ポンプを養魚槽に1台沈めて分解槽への水の送出し量を増やして水の循環をよくすることにしました。これでも駄目なら昔熱帯魚を飼うのに使っていたエーハイムのフィルターも使ってみようかと考えています。
 

●浄化がうまくいっていないのか
10月18日 水温22.5度、ph5.5で水温も下がりやや酸性が強くなっている。えさを鯉用に変えてから少し食欲が落ちている。うまいまずいの選別ができるのかな。水中ポンプで水の循環は従来よりよくなってきたのでバクテリアによる分解も少し進んだのではないかと思えるがまだ水が浄化されているとはいえない。やはり黄色がかっています。


10月23日 春菊の様子です。

10月29日 春菊の様子です。先週よりは大きくなっています。
 

●水温が低い
10月29日 水温を計ると19度まで下がっています。ティラピアは20度以上の水中で育てるということなので26度Cヒーターを設置しました。


●EC値は1.1に
11月1日 EC値を計ると1.1になっていました。まだ十分とはいえませんが当初の0.3に比べかなり養分濃度が上がってきていますのでこれは糞の有機肥料化が進んでいる証拠です。pHは5.6と相変わらず酸性が強いが従来に比べ酸性度は進んでいない。この調子で行ってくれれば春菊は化成肥料無しで育ちそうです。水温は20度Cであまり上がっていない。養魚槽が大きいので簡単には水温が上がらないのであろう。

●レタス収穫
11月2日 10月4日に定植したレタスを収穫しました。播種後約1ヶ月かかっての収穫ですが肥料が原因なのかやや徒長気味に伸びています。(9月末に収穫した前回のレタスに比べてより徒長気味ですので原因は肥料にあるのでしょう。)とはいえ今回は完全に天然有機肥料によるレタスの水耕栽培事例です。見栄えはよくありませんがサラダにしていただくことにします。レタスと一緒に植えた春菊はまだ収穫出来る大きさには育っていません。レタスの後には春菊を定植。
 

養魚槽はかなり酸性ですがテラピアたちは元気です。


●水の入れ替え
11月4日 魚は元気とはいえ酸性がきついので60㍑ほど水を入れ替えました。pHを計ると6.0以上になっています。バクテリア分解槽のフィルターの色もこげ茶色が濃くなりバクテリアの働きがよくなってきているようです。
 

●春菊を定植
11月4日 対照実験もかねて下のトロ舟2台にも春菊を定植しました。大塚ハウスを入れましたが肥料濃度の違いによる成長比較をするために左はEC値1.6に、右は2.6に設定しました。使用光源はどちらもパナソニックの育成蛍光灯で同じものです。


●有機栽培「春菊」を収穫
11月13日 有機肥料のみで育った春菊もようやく収穫できる大きさに成長してきましたので少し収穫してなべに使用。前回のレタスと異なり化成肥料を使って育てた春菊となんら異なるところはありません。有機栽培としてはまずは成功といえるでしょう。


●糞の分解 400㍑水槽で実験
11月17日 栽培床のEC値を計ると0.9に下がっています。これは魚の糞をほとんど網ですくって取り除いているのでバクテリアによる窒素分の分解量が少ないためかもしれません。そこで本日は網ですくった糞を分解槽の中に入れました。ただ現状の循環方式ですと糞が自動的に分解槽に流れないので今使っていない400㍑水槽を使ってどうすれば糞が分解槽に流れていくかを試してみたいと思います。養魚槽の底に排水口を取り付けホースを使って分解槽に流していきますが水中ポンプを使わず循環ポンプのみで糞が分解槽に流れるかどうかを実験してみました。
 

排水口(吸水口)は少し高くなっていますが養魚槽の糞は水が渦を巻くと自動的に排水口に吸い込まれていきます。現実には渦を作れませんが魚が泳ぎまわることで水に流れができますのでこれと同じ結果になるのでないかと思われます。コーキングが甘かったので少し水漏れがありコーキングをやり直しました。
 

●改良型2号水槽完成
11月19日 冬場でティラピアを新たに飼育するには温度が低すぎますので装置を作っても実際に利用できるのは来春4月頃になりますが使える状態に仕上げて魚の糞だけをこちらにも入れてうまくレタスなどが栽培できるか試してみたいと思っています。使用材料は400㍑水槽、45㍑ゴミ箱2個、60㍑トロ舟2台、中型プランター1台です。その他には濾過用フィルター、循環用水中ポンプ、エスロン配管などです。人工照明としてはメタルハライドランプ1灯を使用します。
 

11月20日 バクテリア分解槽の中は古い水切りを下に敷きその上にフィルターを10枚ほど重ねています。ドレンからの循環ポンプだけでの水の循環ですので水量が少なすぎるかもしれません。この点はまだ改良の余地がありそうです。とりあえずバクテリアを投入して糞が分解してくれるか当分様子を見てみます。
11月21日 水温の低さが気になるが飼育中のティラピアを10匹移す。
 
 

この栽培装置は9月にアメリカの資料を参考に考えたものに近くなっています。


●有機栽培「春菊」を収穫
11月22日 本日も春菊を収穫しました。肥料不足が原因なのか少しひ弱な感じはしますが通常の大きさには育っています。一番大きな春菊は1株で約200gありました。
 
収穫した春菊はゴマ和えにして夕食にいただきました。


●テラピアに食欲なし
11月24日 網ですくって水槽を移しましたがそのときの精神的後遺症かえさをやってもこの3日間はほとんど食べていない。今まではえさをやりに行くと近づいてきていたのが一向に寄ってこない。捕獲されるという恐怖心があるためであろう。当然だが生存本能が食欲より強いということ。

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白菜の水耕栽培1 (H22.9.1 ~11.24)

2010年11月24日 | 屋外水耕栽培
■屋上菜園で記載した白菜に関する記載を抜粋してまとめました。

●白菜の種
今年使用した種は昨年の残りの「金将二号」と新しく購入した「きらぼし65」でいずれのタキイシードの商品です。他に「晴黄85」も購入しましたが使用しませんでした。


●白菜定植の準備
9月8日 播種していた白菜「金将二号」が発芽してきたのでこれを育苗床に移し大きくなるのを待つことにします。その間に屋上の保冷箱を整理して定植できる準備をします。しし唐やなすびを植えていた保冷箱を含め15個ほどが用意できます。写真は育苗中の白菜です。


●白菜を定植する
9月16日 育苗していた白菜を発泡保冷箱に定植しました。

●屋上の白菜
10月5日 屋上菜園のかぶらと白菜です。新たに4連のトロ舟を作りネットを張って白菜およびミズナを育てたいと思っています。


●防虫ネットが届く
10月7日 発注していた防虫ネットが入荷したので早速張って見たのですが支柱が高すぎるためすそに隙間ができてそこから虫が出入りできますからこれでは役立たずになりますから支柱を短くする必要があります。トロ舟4連の方は問題が無いので早速ミズナと白菜を定植したいと考えています。
10月9日 支柱を短く切断してからネットを張りなおしましたが蛾や蝶が入っていないか再度確認しておく必要があります。さもないとまた虫かご状態になってしまいますので。
 

●白菜は順調に育っています
10月13日 現在白菜は保冷箱10箱に40株、トロ舟4台に20株ほど育てていますが今のところそれほど虫に食われることも無く順調に育っています。
10月15日 2回目に播種していた白菜「金将2号」が大きくなってきたので18株を新たにトロ舟に定植しました。85日型なのでうまくいけば年末収穫です。
 


●白菜に青虫
10月23日 白菜の中に結球しかけているのもありほぼ順調にそだっていると喜んでいましたが葉が虫に食われてやや元気がない白菜があるので葉を取り除いていくと中に青虫の糞と青虫がいる。また根腐れをおこしている白菜も2個発見。注意が必要です。


●白菜に腐りかけあり、やむなく収穫
10月26日 トロ舟に植えている白菜の様子です。ネットの中で育てている白菜はお陰さまで虫の被害は少ないようです。そろそろ結球してくれる頃でしょうか。


一方保冷箱に植えている白菜は先日も2株腐りかけていましたがこれは青虫に食われたといいうよりも栽培ポットの圧迫によるものでした。今日すべての白菜をチェックしてみるとやはり栽培ポットが小さいために根元が圧迫されて腐りかけている白菜がかなりありましたのですべての栽培ポットを切り取って外しました。腐りかけの10株の内、食べれそうなものは4株、残り6株は廃棄しました。折角大きく育ちかけたのに残念というほかありません。やはり栽培ポットを使っての白菜栽培は無理があります。先日も書いたようにもう少し大きな発泡容器かマルチ板に変更する必要があります。本日は初寒波の襲来で夜は冷えるようなので使える白菜は蒸し料理か鍋料理に使用して食したいと思います。
  

廃棄した白菜6株と食用に取った白菜
 

▼白菜定植は発泡スチロール板に
白菜は保冷箱を使うよりトロ舟の発泡スチロール板に定植する方が後々の成長を考えるとベターである。保冷箱に栽培ポットを差し込みその中に定植するとどうしても栽培ポットが小さいので白菜の生長と共に葉が圧迫され自然と枯れてしますようです。スペースをとってトロ舟の中で育てる方が楽に大きく出来そうなので来年は保冷箱からトロ舟に変更したいと思います。

●白菜20株を定植
新しく定植した白菜「きらぼし65」の20株です。順調に育っていますのでもう少しすれば移植する必要があります。


●木枯らし1号の被害
10月27日 昨夜は本年一番の寒さで木枯らし1号が吹きましたが今朝屋上を覗くと残念ながら聖護院大根の保冷箱の蓋が飛んでおり苗もしおれかけていました。またかなりの白菜が強風で倒されていました。


▼転倒防止に知恵がいります!
水耕栽培では根が水中にあって土壌で固定されているわけではないので強風等が吹くと吹き飛ばされて転倒したり時には栽培床から飛ばされることもあります。そうなると回復までの時間にもよりますが枯れてしまう危険性がありますので転倒防止は大切な課題といえます。
特に白菜などは支柱が使えないので固定する方法を考えておかないといけませんが今の所は無策の状態です。いい知恵が必要です。

●トロ舟栽培床
10月30日 新しく定植した白菜も順調に育っているのですが移植する場所が無いのでトロ舟4台を接続して栽培床をつくりました。サイズの合う防虫ネットが無いので間に合わせを使っています。白菜を定植しました。
 

●白菜にヨトウムシと青虫
11月1日 葉が蝕まれている白菜は保冷箱から抜いてさかさまにして振ると中から青虫やヨトウムシが落ちてきますのでこの方法で退治しています。出てきたヨトウムシとアオムシです。無農薬栽培はまさに害虫との闘いです。防虫ネットを張っていても床から入ってくるのかネットの中にガを2匹発見。これはコナガの親のようなのでコガナも湧いているかもしれません。

  

●白菜の現状
11月2日 本日現在の白菜の様子です。
①ネットを張ったトロ舟で育てている白菜13株(最初20株定植しましたが狭いので間引きをして現状は13株)は概ね順調で結球し始めています。
 

②後から小型トロ舟に定植した「金将二号」6株はネットをかけるのが遅くなりましたが今の所害虫被害はなさそうです。


③新しく作ったトロ舟に定植している「きらぼし65」19株(20株のうち1株は枯れました)はいずれも今の所は問題なさそうです。
 

④保冷箱には最初に40株、その後に10株ほど全部で50株ほど定植しましたがそのうち収穫したり腐って廃棄したのを除いて現在30株が育っていますがやはり栽培ポットが小さいために圧迫されて腐りかけているのもあり全部が健全に育っているとはいえません。また防虫ネットをかけたのが遅かったのでかなり青虫に蝕まれています。
 

ということで生育中の白菜は「金将二号」が全部で49株、新しく育苗中の「きらぼし65」が19株です。金将二号は85日型ですので順調に行けば11月下旬から12月にかけてが収穫時期になります。10月中旬に播種したきらぼしは65日型ですので12月中旬から下旬にかけての収穫になります。それまで害虫に食い荒らされないように見守って行きたいと思います。

●圧迫死か?腐りかけの白菜
11月11日 保冷箱で育てている白菜は栽培ポットをはずしましたがふたの穴に差し込まれている状態ですのでやはり根元が圧迫されたためかかなりの白菜が腐りかけています。やむなく青虫に食い荒らされているものや腐敗しかけたものなど10株ほどは撤去廃棄しましたが大丈夫そうな5株を家に持ち帰って2つに割って中を見るとやはり2個が腐っていました。腐る原因ははっきりしませんが前にも書いたとおり来年以降は発泡スチロールの板に定植して栽培したいと思います。大根同様今年は白菜もいじめすぎているようです。
 
◆白菜の心ぐされ:
白菜の心が腐るのはカルシウム不足が原因のようです。


●トロ舟の白菜は順調です。
トロ舟で育てている白菜は今のところ順調です。はじめから防虫ネットを張っていたので虫の被害もほとんどありません。中には結球しかけているのもあります。勿論保冷箱で育てている白菜でも結球しかけているのもありますが中を割ってみないとわかりません。収穫まであと2週間ほどです。
 

●きらぼし65の様子
11月12日 トロ舟に定植している「きらぼし65」の様子です。今のところ順調に成長しています。


11月24日 本日の様子です。


●トロ舟の金将二号
11月16日 トロ舟の金将二号です。まだ葉が硬く結球するには至っておりません。虫の糞があるのでよく見ると大きなヨトウムシがいました。防虫ネットをかけているだけなので注意が必要です。


●白菜収穫  虫がいなくてやれやれ
11月20日 保冷箱で育てている白菜に虫の糞を発見したのでもしや中まで食い荒らされているのではと心配しながら収穫し家に持ち帰る前に2つに切って中を覗いてみました。葉に糞は付いていますが中には虫もいないしきれいな状態でしたのでほっとしました。割ると早く腐るから駄目だとは家内に言われているのですが中がやはり気になります。無農薬での白菜作りは本当にアオムシ・ヨトウムシとの戦いです。


●順調に結球
11月24日 トロ舟で育てている白菜はほぼすべてが順調に結球しかけています。後10日ほどで収穫できそうです。
 

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