水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

エアロポニック栽培2 (H22.1.10~3.20)

2010年03月24日 | エアロポニック
◆屋外使用に不向き◆
エアロポニック水耕栽培プランターとして潅水ノズルを使ったプランターを3台作りましたが問題はトロ船が軽いために強風で飛ぶ可能性があるため屋上でそのまま使えない点です。そのため現状ではミニトマトやきゅうりの室内栽培に利用しています。もうひとつの問題は葉菜類の栽培で通常のトロ船栽培と比べての利点は何かが十分にわからないところです。はっきりと利点がわかれば今年は両面型潅水ノズルを使ったプランターをもう数台製作したいと考えております。
  

 
ミニトマトときゅうりの栽培に室内で使用

◆春菊の栽培◆
これはトライその1で育てたガーデンベビーやミズナですが途中に虫に食われたりしてかなり間引きをしたので残ったのは春菊が中心になりました。きゅうりを植えていたエアロポニックと使用していなかった1台を使ってこれらの生育に使用します。

2月15日 メタルハライドランプの下に置いた2台のエアロポニック生育床に定植しました。


2月21日 本日の状態です。


2月28日の様子です。ミズナやガーデンベビーはそれぞれ5株ほどで残りはほとんどが春菊です。当初計画では2月10日の収穫ですがすでに20日近く遅れています。収穫までにはまだ1週間はかかるでしょう。このトライは前にも書いたように途中でもたつきましたので日数的には失敗です。しかし良かったことは害虫を心配しておりましたが今のところ大丈夫のようです。

3月8日の様子です。並べてみると成長の度合いが良く分かります。

3月15日の様子。もう収穫期です。

3月18日 アブラムシを発見したので片方の春菊は全て収穫する。春菊は臭いがきついためか虫がついても葉が食べられてはいません。よく洗い落として食べればなんら問題はないはずです。量が多いので断りを入れてから近所の方にも差し上げることにし残ったものはおひたしにするか温野菜にしていただくことにします。


◆問題点◆
●潅水ノズルやフィルターは長期間使用すると目詰まりをおこし水が流れなくなる。
●トロ舟全体にうまく水流を噴霧できない。
●トロ舟1台にモーターが1台要るので電気代がかさむ。
●半年の経験では根がやたらに発達するのみで葉の成長面等で利点がはっきりしない。
など問題点も多々あるエアロポニック栽培方法についてはひとまず中止して装置を他に転用することにした。


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エアロポニック栽培1 (H21.8.30 ~H22.1.3)

2010年01月03日 | エアロポニック
●はじめに 液体肥料を噴霧して水を使わず野菜を栽培するエアロポニックが欧米では盛んでインターネットで調べても水耕栽培よりも育成効率の高い野菜栽培法としてその成果が写真入りで数多く報告されています。またわが国でも京都ネット様から「ため太郎エアロ」の名称で噴霧式の栽培キットが発売され大好評とのことです。そこでうまくいくかどうか分かりませんがポンプとノズルの代わりに古い加湿器を利用して「噴霧栽培もどき機」を自作してみました。

●噴霧式エアロポニックの自作
これは水耕栽培と異なり絶えず根に液肥を流すわけではないし加湿器で噴霧しているとはいえ本当に水分は大丈夫なのだろうかという疑問が残ります。野菜といえど成長してくるとかなりの水分補給をしてあげないといけないことは屋上菜園で経験していますから。今回は急な思い付きだったので屋上で育てているレタスでかなり成長しているのを2株、それほどでないのを8株を移植しました。今の根が噴霧のみでどれだけ成長してくれるのかあるいは水分不足でかれてしまうのか分かりませんが推移を見守りたいと思います。使用液肥はハイポニカ。噴霧量は加湿器で最小にセットしていますが様子を見て調整します。噴霧時間は当面朝8時から夜8時までの12時間。
 

8月30日 夕方見る来ると大きなレタスがしおれてしまっていた。考えれば当然のことで12時間の停止時間に根が乾燥しきってしまったためである。とりあえずタイマーの設定を変更して6時間加湿、2時間停止の3サイクルに設定しなす。この状態でレタスが元気を回復してくれればいいのですがだめならもう一度やり直しになります。

しおれてしまったレタス

8月31日 しおれた3本のレタスは取り除いて屋上のレタスと入れ替える。タイマーについてはため太郎エアロのホームページを見ると15分噴霧15分停止のサイクルを推奨されそのためのタイマーも紹介されていたのでこのタイマーに買い換えました。


9月7日 1週間経過するがレタスの成長という面ではあまり変化がない。残念なことにまた2本がしおれてしまった。噴霧を切らしたわけではないので理由が分かりかねる。


9月14日 2週間経過するがあまりレタスの成長が見られない。基本的には光量が不足しているのであろうかと思われますので装置をすこし作り変えてLEDを常時照射しえるようにして光量不足を補えるようにしました。もっと台を高くして日当たりをよくする必要がありますがとりあえずこの状態で推移を見守ります。

9月28日 その後も2週間たつがあまり変化がないどころか連休中の水枯れでレタス3本が枯れてしまった。今回は失敗ということでこれにて中止。


インターネットで調べてみると超音波噴霧機を使ってエアロポニック装置を自作したり(You Tubeでaeroponics foggerで検索)あるいはすでに立派な完成商品が販売されたりしているのを発見し小生が前回超音波加湿器を使って試してみたことがまったくの思いつきであったが決して的外れではなかったことを発見し意を強くしました。前回は失敗しましたので少し時間をかけて再度挑戦してみようと思います。完成品のNutramist社の超音波噴霧機と使用モデルをコピー添付します。
 

●ノズル式エアロポニックの製作
10月3日 加湿器利用をあきらめて新しく噴霧式の「ため太郎エアロ」もどきのプランターを作ることにしました。ホームセンター「コーナン」で部材を調達して作成。コストはポンプを入れると7000円ほどになります。
内訳は ミストスプリンクラー 498円×2個、
    水道用エスロン部品  240円、
    60リットル角型ゴミ箱 1980円、
    ポンプは手持ち品使用(購入すれば3500円)
ミストスプリンクラーのノズルを利用しポンプからの液肥をミスト状にして噴霧するという方式です。今回はノズルを2本しか使用していませんので大きなプランターでは全体に噴霧することは不可能です。ハイポニカのポンプを使用していますがもっと馬力のあるポンプを使うとコーナー4箇所から噴霧するようにすれば全体にいきわたるでしょう。今回はまだ試験段階ですので屋上の菊菜を水の当たる位置に6株ほど移植して成長具合を観察することにしました。夏場だと液肥の温度が上がりすぎることになりますが今からなら大丈夫でしょう。液肥としてはハイポニカを使用。タイマーも15分噴霧、15分停止でセット。

  
       

10月7日 今回の噴霧式プランターはうまくいきそうなのでもう1台製作することにしました。今度はミストノズルを3個にして(本当は4個にして4隅からミストを出すつもりでいたのですがコーナンに3個しかなかったので)左右と真中に配置しミストが全体に行き渡るようにします。いま使っている協和さんのポンプも熱帯魚用のポンプに比べ水圧は強いのですがそれでもミスト状態にはなりません。そこで今回は少し水圧の強い小型水中ポンプとしてプティオのB-100を使用することにして発注しました。

10月9日 モーターを馬力のあるものに変更したのでプランターも大きくしました。90リットルサイズのゴミ箱を購入しエスロン部品も追加購入して配管も少し変更しなおし早速屋上で並べて配置。とりあえずトロ舟で育てていた春菊とレタスを数株移植しましたができればハイポニカなどでは栽培できないと言われる根菜類、とりわけ今からが旬の大根栽培にトライしてみたいと思います。
費用はゴミ箱2800円、ノズル1500円、配管部品800円、モーター6800円で約12000円かかりました。栽培スペースからいうと少し高くついている感じ。しかし噴霧式は毎日水やりしなくてもすみますから長期外出時にはもってこいの装置です。
 

10月13日 効率よく根に肥料と酸素を供給してしっかりと育てることが出来るのがエアロポニックの長所ですが自作プランターに移植した菊菜などの根の今日の状態です。移植後10日および4日経過しただけですがトロ船で育てている菊菜よりも根が太く大きく育っていること間違いなしです。
 

●潅水ノズル式エアロポニックの製作
また先日作成したゴミ箱プランターで使っているコーナンのミストノズルはサイズがやや大きいのでもっと小さいなノズルがないかとあちこち探してみてやっとパイプにねじ込みできる低価格(1個250円弱)の潅水ノズが売られていたのを発見し早速購入しました。これを使ってもう少し栽培面積が大きく取れるプランターを作ってみたいと思います。ただ水道と違ってポンプの圧力が小さいのでうまくいくかどうかはわかりませんが。


10月15日 ノズルが届いたので早速トロ船に使えるサイズの噴霧装置を製作しました。プティオのポンプを使うと何とかいけそうです。ただ散水ノズルなのでミストとはいきませんが。
 

海外のエアロポニックキットを調べるとその装置はほとんどが2層になっていて上部層はミストのみが噴霧されて充満しその後液化したミスト肥料は下層に落ちて再利用されるような構造になっています。上層の高さはそれほど無くミストが充満しえる体積になっているようです。下の商品は参考になります。したがって先日製作したゴミ箱プランターも中で2層に分離する間仕切り板が必要かもしれません。
 

10月18日 コーナンでトロ船とプランターおよび必要部材を買って17日18日の2日をかけてエアロポニックキットを2台組み立てました。トロ船内全体にうまくスプレーできないのでどちらかというと葉ものより6株位の果菜類を植えて栽培するのにこのエアラポニックキットは向いているように思われます。来春のトマト栽培などにはおそらく効果を発揮してくれることと思われるので果菜用のポットを入れた栽培床も作成しました。冬場にかかりますがこの栽培床を使って室内でトマトかきゅうりを栽培してみたいと思います。製作コストは1台あたり13000円~15000円で内訳はモーター6400円、ノズル配管で2500円、トロ船が2600円、液肥用と台のプランターが1000円、マルチが1000円~3000円です。
 

●ノズル式エアロポニックの活用
10月30日 エアロポニック栽培床の現状です。春菊・いちご・さやえんどう・大根を植えています。人参が大きくなれば大根と一緒に植えつけて根菜類の栽培にトライする予定。
 

根菜類の栽培はラディッシュと同じように根の部分がマルチの上に来るように育てればいいのでないかと考えております。
 

11月10日 エアロポニックでの根菜類の栽培ということで大根・人参・かぶらを目下育苗中です。大根の状態です。やっと大根らしいものができ始めましたのでこれからどこまで大きくなってくれるか楽しみです。根っこはしっかりと大きく育っています。これを見る限り根が大きく育つにはやはり底に着いてから全体に広がっていく方がよさそうなのでエアロポニックの栽培箱は2層にするのがよいことが分かります。
 

春菊の根の状態です。2層でないため底が無いのでいたずらに下へ下へと伸びています。根の成長のみに養分が使われてしまっている感じです。改良の余地有りです。大型ゴミ箱にミニトマトを定植しています。寒くなれば室内に移動させて育てる予定。
 

11月16日 ラディッシュがうまくいくのならかぶも育つのではないかと思いかぶを定植しました。右は大根の様子です。なかなか大きくなりません。青虫を1匹駆除。
 
11月18日 5,6本は大根らしくなってきていますがまだ全長で4cm。この10倍に育ってくれる必要があります。


11月29日 「かぶら」はトロ船に移してその後に「はつか大根」を定植しました。
防寒対策でビニールをかぶせる。
 

12月10日 「はつか大根」を植えていたマルチはトロ舟に移し、あいたエアロポニック栽培床は1階に下ろして湯沸室できゅうりを栽培するのに使用します。(メタルハライドランプ参照)1階においていたゴミ箱のエアロポニックは2階の事務所に移してきゅうりとミニトマトの栽培に使用しました。日当たりが良いとはいっても日照時間が限られますのできゅうりとトマトの栽培は無理かなと思うのですがインターネットで冬場も窓際でミニトマトが栽培できる旨書かれたいたのでだめもとでトライしてみます。
 

12月20日 1階と2階のエアロポニックによるミニトマトときゅうりの状態です。
 

12月27日 エアロポニックで育てている1階と2階ののトマトときゅうりおよび屋上のイチゴです。残念ですが2階のトマトときゅうりは日照時間が少ないためかあまり成長していません。
 


1月3日 エアロポニックで育てているトマトときゅうりは湯沸室から倉庫の片隅に移しましたが今度は場所が広いのでもう一台エアロポニックが置けますので光源を増設したいと思います。



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