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飯舘の冬虫夏草が新種 伊達の貝津さんら発見

2013年07月17日 | きのこ ゼミ 情報メール
飯舘の冬虫夏草が新種 伊達の貝津さんら発見
福島民友新聞 7月17日(水)11時44分配信


 飯舘村で見つかった冬虫夏草が新種だったことが16日までに分かった。日本冬虫夏草の会副会長の貝津好孝さん(58)=伊達市梁川町=らが発見、ドイツの菌学専門誌に掲載され、正式に新種と認められた。
 冬虫夏草とは、昆虫などに寄生して昆虫の体からキノコを生やす菌類。今回、「ツブガタアリタケ」と名付けられた新種は、別の冬虫夏草「コブガタアリタケ」に寄生する「乗っ取り型」。いったんアリに寄生したコブガタアリタケに、さらに寄生して、丸ごと自身の冬虫夏草に変えてしまう。国内では珍しいタイプという。
 コブガタアリタケは、1986(昭和61)年に同村で貝津さんが発見、2010年12月に新種として登録された。貝津さんは「飯舘村長に報告に行こうと思っていた矢先に東日本大震災が起きてしまった。豊かな自然を持つ飯舘村は冬虫夏草の宝庫。これからもまだ、新種が見つかる可能性がある。今回の新種登録で村民に少しでも勇気を与えられれば」と話している。


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