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牧場に…思わぬ高級食材 国産の新種トリュフ発見

2016年12月18日 | きのこ ゼミ 情報メール ニュース関連
牧場に…思わぬ高級食材 国産の新種トリュフ発見
神戸新聞NEXT 12/15(木) 14:00配信

 高級食材として知られるキノコ「白トリュフ」の一種を、兵庫県三木市吉川町豊岡の西山牧場を営む西山農(みのり)さん(38)が牧場敷地内で見つけた。人と自然の博物館(三田市)によると、今年9月に国産の新種トリュフと確認された「ホンセイヨウショウロ」で、県内での発見は珍しいという。西山さんから譲り受けた同館は研究資料として保存し、来年2月に展示する。(後藤亮平)

 今月7日、牧場内の草を刈っていた西山さんが、マツの根元の地表に直径約5センチの白い塊を発見。草刈り機で刈られた断面の大理石模様に気付き、手に取るとチーズのような香りがしたという。周辺で直径約1~2センチの小さな塊2個も見つけた。

 インターネットで調べた西山さんは「トリュフの一種では」と思い、翌日、同館に持ち込んで調べてもらったところ、食用としても有望なホンセイヨウショウロと判明した。

 西山さんは半分ほどを薄く切って試食。「マイタケのような濃いキノコとカマンベールチーズの味がして、口の中にいい香りが広がり、おいしかった」という。

 同館の秋山弘之主任研究員(60)は「普段はコナラやマツの根と共生していて、秋から冬にかけて地表に姿を出す。掘り返したりしなければ今後も見つかる可能性はある」と指摘する。

 西山さんは「こんな身近な場所で高級食材が見つかるとは。来年も生えてほしい」と期待していた。

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ススケアシボソチチタケ(仮称)続

2016年12月11日 | きのこ ゼミ 情報メール
以前も紹介したススケアシボソチチタケ(仮称)について,ちょっと
報告があります.

ススケアシボソチチタケ(仮称)

実はこのきのこの発生を京都で12月3日に確認しました.


更に言えば,同じと思われるきのこを1月2日に採集しています.

異常気象?

どうやらススケアシボソチチタケ(仮称)は発生温度範囲が広いようです.
もし見かけたら情報をお待ちしています.

ボタンタケって知ってますか?

2016年12月04日 | きのこ ゼミ
ボタンタケの仲間と言われてすぐにピンと来た方はどれだけいるでしょうか?

あ~あの小さいの・・・

と言える人はなかなかのきのこマニアです.

Wikipedia ボタンタケ科

森林総合研究所九州支所 定期刊行物 九州の森と林業
  きのこシリーズ(23)ボタンタケの仲間


Google画像検索ボタンタケ

実はこれは有性世代の呼び方で,無性世代はトリコデルマ(Trichoderma)と言います.
トリコデルマといえば,あの最強のセルラーゼを生産するという不完全菌です.
なんとNASAが軍服を分解するセルラーゼ生産菌を見つけたらトリコデルマだったという話は有名です.
Wikipedaでトリコデルマを調べると,なんとカエンタケもトリコデルマの仲間だったんですね.

Wikipedia トリコデルマ

なにやらキツネにつままれたような不思議な感覚です.

これからはボタンタケを見たら,トリコデルマやカエンタケの仲間だと思わなければいけませんね.

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