解答：きのこの下には何が埋まっているのでしょう？

解答：きのこの下には何が埋まっているのでしょう？


　※ 問題を見ていない人はまだ見てはいけません。

　前回の解答です。あくまで一例ですので、他の答えがあるかもしれませんので、その点はご容赦ください。

　（１）モグラの巣・・・・・・・・・ナガエノスギタケ
　（２）クワガタの幼虫の巣・・・・・ミミブサタケ
　（３）蝉・・・・・・・・・・・・・セミタケ・オオセミタケなど
　（４）ツチダンゴ（きのこの一種）・・・タンポタケ
　（５）椿の花弁基部・・・・・・・ツバキノキンカクチャワンタケ

見たことのないきのこもあるかもしれませんね。
また図鑑を見直してみてください。

（4月26日　情報メールにて配信）

◆大文字山散策きのこ採集リスト ４月１６日

きのこゼミ　大文字山散策きのこ採集リスト
　2006年4月16日（日）

　雨上がりの直後で快晴とは言えませんでしたが、なかなか山歩きにはよい気温でした。
　きのこを探しながらですから、いつも通りゆっくりと登り、大文字の火床からさらに山頂を越え、鹿ヶ谷の楼門の滝を見て降りてきました。
　夕方に雨が降ってきましたが、ちょうど喫茶店で一服しているところで、無事行程を終えました。
　きのこはないだろうから、山菜でもという気分で出かけた割には収穫は多くて、驚きの1日でした。

○採集きのこリスト
　　ウスヒラタケ
　　シイタケ
　　Mycena spp.　３～５種類
　　Marasmiellus spp.
　　エノキタケ
　　Pholiota sp.
　　ハチノスタケ
　　ウスチャサガリハリタケ
　　ヒトクチタケ
　　カワラタケ
　　Trichaptum sp.
　　エゴノキタケ
　　ホウロクタケ
　　キクラゲ
　　ヒメキクラゲ
　　タマキクラゲ
　　コガネニカワタケ？
　　テングノメシガイ
　　オオセミタケ

きのこの下には何が埋まっているのでしょう

　桜の樹の下には屍体が埋まっている！
　これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　桜の樹の下には
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梶井基次郎

　幻想的な桜の姿を見つつ、その妖しい美しさに迷わされることもありますね。何故そんなに美しいのかと思いを巡らせてみると、梶井基次郎のように思うこともあるかもしれません。
　ただ、最近はあちこちに染井吉野が植えられていて、華やかさばかりが目立ってしまい妖艶な雰囲気は感じられないかもしれません。

　ところで、きのこの下には何が埋まっているのでしょう。
　（１）モグラの巣
　（２）クワガタの幼虫の巣
　（３）蝉
　（４）ツチダンゴ（きのこの一種）
　（５）椿の花弁基部

　※解答を先に見ないでね。
　（4月4日情報メールにて配信）

電子図書館サービス「ジャーナルアーカイブ」

◆紹介：電子図書館サービス「ジャーナルアーカイブ」
　http://www.journalarchive.jst.go.jp/japanese/top_ja.php
　（4月4日情報メールにて配信）

まずYahoo!ニュースから一部引用です

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　科学技術振興機構（ＪＳＴ）は２７日、明治以来の日本発の論文をインターネットで検索・閲覧できる電子図書館サービス「ジャーナルアーカイブ」を始めた。湯川秀樹や朝永振一郎のノーベル物理学賞受賞対象論文など約３万本の論文が含まれており、当面は無料で公開する。
　国内には２０００以上の学術雑誌があるが、今回は古い論文を重点的に集めた。最古は「東京化学会誌」創刊号＝１８８０（明治１３）年。
医学、物理学、農学、生物、工学など７４雑誌が公開対象で、準備が整った５２雑誌分をまず公開した。
　ほとんどが英語の論文だが、粘菌に関する南方熊楠の論文など日本語もある。著者名やキーワードを入力して検索すると、該当する論文のリストが表示され、画像として閲覧、保存できる。
　雑誌の選定を担当した日本学術会議の黒川清会長は「先人の仕事を知れば、科学は文化であり、守るべき財産であることが分かる。研究者にかかわらず、若い人たちに科学に興味を持ってもらいたい」と話す。

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きのこに限らず様々な分野の古い論文が閲覧できるのですが、ちょっと覗いてみますと、「植物学雑誌」の南方熊楠の論文も読むことができます。
昔はきのこの研究報告が「植物学雑誌」に掲載されていましたので、以前より簡単に閲覧することが可能になるかもしれません。

検索例
・本邦産粘菌類目録　南方 熊楠
　植物学雑誌　Vol.22 (1909), No.264
　http://www.journalarchive.jst.go.jp/jnlpdf.php?cdjournal=jplantres1887&cdvol=22&noissue=260&
startpage=317
・すっぱんたけの生長　田中 延次郎
　植物学雑誌　Vol.1 (1887), No.1
　http://www.journalarchive.jst.go.jp/jnlpdf.php?cdjournal=jplantres1887&cdvol=1&noissue=1&sta
rtpage=12b
・ちゃだいごけ（茶台苔）一種　田中 延次郎
　植物学雑誌　Vol.1 (1887), No.7
　http://www.journalarchive.jst.go.jp/jnlpdf.php?cdjournal=jplantres1887&cdvol=1&noissue=7&sta
rtpage=139