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栽培きのこ類は林業産出額の5割を占めている

2010年03月01日 | きのこ ゼミ 情報メール
◆平 成 20 年 林 業 産 出 額
 - 栽培きのこ類は林業産出額の5割を占めている -
 http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/ringyou_sansyutu/pdf/sansyutu_ringyo_08.pdf

驚いたことに、平成20年度の農林水産省の報告では、林業産出額のうち
半分をきのこ産出額が占めました。
国内林業が不調とはいえ、きのこ業界も不調な中こうした結果が出てい
ることは林業のあり方を見直さなければならないことを示しています。

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 国内で生産される栽培キノコ類の21.23%を長野県が産出し、新潟県、北海道がこれに続いていることが農林水産省の2008年林業産出額(統計)で分かった。

 それによると、2008年における国内での栽培きのこ産出額は2239億8000万円と2007年に比べ156億8000万円、率にして7.52%増加した。

 産出額の大きい地域をみると、長野県が475億7000万円で全体の21.23%を占めていた。次いで新潟県(363億3000万円、占有率6.2%)、北海道(103億5000万円、4.62%)福岡県(102億2000万円、4.56%)、大分県(97億円、.33%)と続いている

 また、栽培されているキノコを金額ベースで比較すると、生しいたけが670億8000万円、乾燥しいたけが176万3000万円と両商
品で全体の19.1%を占めた。

 次いで多かったのは、「ぶなしめじ」の481億3000万円、「えのきたけ」の337億9000万円、「まいたけ」の243億9000
万円だった。

 重量ベースでは、えのきたけが1989年以来、ずっとトップをキープしており、次いで、ぶなしめじ、生しいたけ、まいたけ、エリンギの
順になっている。産出ベースでは当分この傾向がつづきそう。


○国内きのこ生産額1位は長野県 全体の2割超
 http://www.excite.co.jp/News/economy/20100216/Economic_eco_100215_019_1.html

○農林水産統計
 http://www.maff.go.jp/j/tokei/sokuhou/sansyutu_ringyo_08/index.html