きのこ ゼミ ブログ

きのこ ゼミ の情報を掲載しています

デジカメで顕微鏡撮影!

2007年11月27日 | カメラ・撮影 などなど
◆デジカメで顕微鏡撮影!
   (11月27日 情報メールにて配信)

秋も深まりそろそろきのこのシーズンも終わりです。
色々なきのこを採集されたことと思いますが、これから冬になるとお勉強の時間ですね。
特に、顕微鏡をお持ちの方は借菌の返済のため、せっせと観察に明け暮れることでしょう。

顕微鏡観察の基本はスケッチですが、やはりきれいな写真を撮って保存しておきたいものです。
いくつかのHPにデジカメを使った顕微鏡写真の撮影方法が掲載されているのでご紹介いたします。
特に、顕微鏡の原理やデジカメ撮影のコツ、それからトラブル対策などはとても役に立ちます。
一度ご覧下さい。

※HPが書かれたのが数年前ですと、若干機種やアダプターが変更になっております。
 ご利用の際は最新のものをご確認の上、ご利用下さい。
 
○八王子のきのこ
 きのこノート
 http://park18.wakwak.com/~fungiman/urayama/fng_note.htm

○きのこ専科 Mush Room
 My 顕微鏡とミクロ観察
 http://mash-room.jp/micro/micro.htm

○Kmal’s HP
 顕微鏡デジカメ写真のメモ
 http://kmal.hp.infoseek.co.jp/microscope/photo/d_photo.htm

○デジカメを使った顕微鏡撮影法
 http://www.e-micro.jp/DegiCame/Degicame1.htm

菌神社(くさびらじんじゃ)

2007年11月19日 | 面白きのこ情報
◆菌神社(くさびらじんじゃ)
 http://www.iw.vrtc.net/~masa/kusabira.html
            (11月29日 情報メールにて配信)

クサビラ神

滋賀県草津市の東の郊外に、「菌神社」という社がある。
「菌」は「クサビラ」と読み、茸、つまりキノコを意味する。

祭神は、大戸道命(おおとのじのみこと)と大戸辺命(おおとのべのみこと)の二神である。
古事記の神代七代の五代、意富斗能地神(おおとのじのかみ)と対偶の女神の大斗乃弁神(おおとのべのかみ)のことらしいが、近隣の人々には、俗に「キノコの神社」で通っている。

舒明天皇の630年のころ、このあたりにひどい飢饉があり、人々は餓死寸前の状態に追い込まれた。
このとき、森やその周辺一帯に、それまではなかったキノコが大発生した。
そのキノコは、アシやマコモなどの枯れ草に生じたもので、口にしたところ、食べられるものであることがわかった。

近隣の人々は、このキノコを食べることで、餓死の難から免れることが出来たのである。
このキノコが当社の神域に発生したことから、これを神意の顕れであるとし、その感謝の気持ちをこめて、だれかれとなく「菌神社」と呼ぶようになったといわれる。

ところで「茸」と「菌」とは、同じく「クサビラ」と読めるが、両者は意味が異なる。
前者は、柄のない木耳(きくらげ)のようなものを指し、後者は、柄と笠のある松茸とか椎茸などを指すという。
「むしと菌(くさびら)」(柱碕一著)によれば、滋賀大学の本郷次雄氏の見解では、住民を救った「菌神社」の「くさびら」は、「おそらくヒラタケであろう」と推定している。
「平茸」は、若いときにはシメジに似た半円形のカサをもっている。
もちろん、食用としても栽培されているキノコである。
こうした「菌」を名称と神社は、他にはないようだ。

ただ、奈良県吉野郡十津川村には、「クサビラ」という妖怪が出たという話がある。
またの名を「木の子」という子供の妖怪で「山童(やまわろ)」の一種だという。
おそらく、この「クサビラ」という妖怪は、キノコ(菌)のように、丸くて禿げた頭をしていて、そこから命名されたと思われる。

http://www.iw.vrtc.net/~masa/kusabira.html

※その他の「菌神社」紹介サイト
 http://www.wai2-kansai.com/leisure/shiga128.html
 http://www.biwako-visitors.jp/search/spot_around_7109.html
 http://www.ne.jp/asahi/shigasyokubutsu/home/kaiinnohiroba/kaiin-nishimura.htm