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寺社の落ち葉でキノコ栽培 白河総合支援学校

2010年11月29日 | きのこ ゼミ 情報メール
寺社の落ち葉でキノコ栽培 白河総合支援学校
 asahi.com 2010年11月26日
http://mytown.asahi.com/areanews/kyoto/OSK201011250187.html

 知的障害のある子どもたちが通う京都市立白河総合支援学校(左京区)の
生徒が、学校周辺の小学校や寺院などから集めた落ち葉を利用してエノキや
ヒラタケなどを育てる取り組みを進めている。収穫したキノコを、落ち葉集めで
協力してもらった寺院や近隣住民らに配るなど、キノコを通じた交流を続けて
いる。

 同校は、約20年前から近くの寺院の清掃活動を続ける。2004年に職業
訓練を重視する「産業総合科」が新設された後は、農園芸コースの生徒たち
が野菜作りの腐葉土として落ち葉を利用し、育てた作物を地域住民向けに販
売してきた。

 キノコ作りの準備を始めたのは3年前。通常はおがくずや原木を菌床とする
ところを、落ち葉にぬかを混ぜた菌床で栽培を始めた。昨年までは勝手が分
からず不作に終わったが、今年は、生育を害する雑菌を除去するなど工夫し、
5月に菌を植えた7種類500鉢すべてが順調に育っている。

 19日には、生徒7人が長年落ち葉を提供してもらっている真如堂(左京区)
を訪れ、ヒラタケとエノキ5鉢を手渡した。受け取った竹内長敬(ちょうけい)貫
主(かんす)は「一生懸命取り組んだことは人生の糧になる。これからも頑張っ
て」とエールを送った。キノコは境内の清掃をする職員に振る舞われるという。

 3年の赤木翔太さん(18)は、「ヒラタケをスープにして食べたが、おいしかっ
た」と、努力の成果に満足げ。キノコ栽培の発案者の特別非常勤講師、橋本
昭さん(66)は、「困りものが有効なものに変わる行程がおもしろい。生徒がそ
れを見て何かを感じてくれれば」と話す。

 収穫したキノコは、近所の住民たちに配って意見やアドバイスをもらい、来年
の栽培に役立てるという。

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○寺の落ち葉できのこ生産 白河総合支援学校
 http://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/news/2010/11/post_5957.htm
 KBS京都NEWS 2010/11/19


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