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きのこ ゼミ ブログ

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日本菌学会支部会報第21号

2013年03月04日 | きのこ情報
日本菌学会支部会報第21号

目次

巻頭言  酒井 健雄

菌学講座 きのこがサイエンスに、過去40年の軌跡
     -子実体形成とプロテアーゼ・アミラーゼ-
     寺下 隆夫

特別講演 うどんこ病研究が植物病理学に果たした役割
     -やり残した事ごと-
     佐藤 幸生

観察会だより
    2011年度日本菌学会西日本支部菌類採集会報告
     山中 勝次・辻山 彰一・高畠 幸司 

本会記事 2011年度日本菌学会西日本支部活動報告

日本菌学会西日本支部規約

平成25年度日本菌学会関東支部年次大会のご案内

2013年03月04日 | きのこ情報
平成25年度日本菌学会関東支部年次大会のご案内

日本菌学会関東支部
会長 小川吉夫

拝啓
 向春の候、会員の皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
 さて、日本菌学会関東支部は、平成25年度日本菌学会関東支部年次大会を下記の要領で開催しますのでご案内申し上げます。
 本大会は年次総会に続き、話題提供講演、一般講演、懇親会を行います。話題提供講演では、他の菌類と同様に生態系での重要性は推定されながらも、種の多様性や生態的機能については未知の部分が多く、日本においては研究者がきわめて少ないツボカビに焦点を当て、その多様性と生態研究について講師の方にご紹介いただきます。これにより、菌類研究者の益々の多様化とツボカビ研究の発展につなげられる機会になればと考えております。一般講演も通常通り行いますので、会員各位からの発表のお申込みをお待ちしております。懇親会も例年通り盛大に開催したいと思っておりますので、皆様ふるってご参加下さい。  敬具



1 日時:平成25年4月20日(土)
12:00- 受 付
13:00-13:30 年次総会
13:40-14:40 話題提供講演:「泳ぐカビ:ツボカビの多様性と生態」
        講師:鏡味麻衣子(東邦大学)、長野由梨子(海洋研究開発機構)
14:40-15:00 休憩
15:00-17:00 一般講演
17:30-19:30 懇親会
(一般講演の申込み状況によりプログラムの時間などが変更になりますので、決定次第、最終プログラムを
関東支部ホームページの最新情報に掲載します。)

2 場 所
大会会場: 日本大学薬学部831A教室
懇親会: 日本大学2号館多目的ホール

※詳しくは下記のサイトをご覧ください.
平成25年度日本菌学会関東支部年次大会のご案内

菌床栽培のシイタケ 青色LED成長促進

2013年02月13日 | きのこ情報
菌床栽培のシイタケ 青色LED成長促進
(2013年2月8日 読売新聞)
 
 菌床栽培のシイタケに青色発光ダイオード(LED)を照射し続けると、成長スピードが通常より10~20日以上早くなることが県立森林林業研究所(徳島市南庄町)の阿部正範上席研究員(54)の研究でわかった。
 キノコが青色の光に反応することは明らかになっていたが、シイタケで具体的な効果を実証したのは初めて。青色LEDは通常、栽培で使用される蛍光灯より電気代が安いことなどから、阿部研究員は「こうした栽培が普及し、コストカットにつながれば」と期待している。

※詳細はリンク先をご覧ください。


カワウソタケ属(Inonotus)とキコブタケ属(Phellinus)は複合種?

2013年01月30日 | きのこ情報
カワウソタケ属とキコブタケ属はいずれもタバコウロコタケ科に属します.
よく似た形態の種もありますが,
 カワウソタケ属 - 通常一年生,表皮に剛毛がある,一菌糸型
 キコブタケ属 - 通常多年生,表皮に剛毛はない,二菌糸型
として区別されます.

しかし,分子系統によると,これまでキコブタケ属だとみなされていた種が,カワウソタケ属に入る可能性がでてきました.

※詳細は情報メールにて。

関西菌類談話会 2013年度総会・講演会のご案内

2013年01月28日 | きのこ情報
関西菌類談話会 2013年度総会・講演会のご案内

日 時:2013年2月9日(土)13:00~17:00
場 所:龍谷大学大宮学舎(京都駅から徒歩10?15分、七条大宮)の東黌204教室
(七条大宮東入る、猪熊通東)

<プログラム>
総会 13:00~14:00
■一般講演 14:10~15:10
(講演15分+質疑と入れ替わり5分でお願いします)
相良直彦 「ぼくの菌学 My mycology ー 2001年以降」
萩本 宏・小寺祐三  「ツガ毬果に発生するニセマツカサシメジと
マツカサキノコモドキの生態」
佐久間大輔 「大上宇市『大阪附近に於ける菌類』について」
■特別講演 15:20~16:50
糟谷 大河 (小松市立博物館学芸員)
「きのこの生き方を探る~北陸できのこを採って見えてきたこと~」

※詳しくは下記のサイトをご覧ください.
 関西菌類談話会 2013年度総会・講演会のご案内

六甲山のキノコ展2013

2013年01月12日 | きのこ情報
六甲山のキノコ展2013
http://mikage-classe.com/kinokoten/

兵庫県立御影高等学校環境科学部による、
キノコの標本展示やキノコセミナーを開催します。
(1) キノコ標本などの展示・キノコセミナー開催
(2) ゆめはく号(兵庫県立 人と自然の博物館)によるオープン展示
[共催]兵庫県立 人と自然の博物館・兵庫きのこ研究会

日時 1月12日(土)・13日(日)・14日(月・祝) 各日11:00~16:00
場所 (1)ユースプラザ KOBE・EAST (2)1階 広場

菌類懇話会 主催「胞子測定と画像トレース講座」

2013年01月05日 | きのこ情報
菌類懇話会 主催
「胞子測定と画像トレース講座」


第178回例会 「胞子測定と画像トレース講座」
日時:平成25年3月16日(土)13:00~17:00、17日(日)9:00~12:00
場所:川崎市青少年科学館 学習室
     川崎市多摩区枡形(小田急線向ヶ丘遊園駅徒歩15分)
定員:20人
参加費:4000円 

※詳しくは下記のサイトをご覧ください.
菌類懇話会 主催 「胞子測定と画像トレース講座」 


野生キノコ、セシウムに泣く 10県で出荷制限

2012年12月08日 | きのこ情報
野生キノコ、セシウムに泣く 10県で出荷制限
 朝日新聞デジタル 2012年11月19日17時33分

 【水戸部六美】東京電力福島第一原発から200キロ以上離れた青森県や長野県、静岡県で今秋、野生キノコから法定基準を超える放射性セシウムが検出されている。原発事故があった昨年は福島だけだったが、今年はずっと広範囲に及んでいる。「こんな遠いところで、なぜ今年に」。各地の観光地や飲食店に衝撃が広がっている。

■観光地、名物メニュー外す

 福島第一原発から北へ350キロ離れた青森県十和田市。10月、市内の八甲田山系で採れたチチタケから、食品衛生法が定める基準値(1キロあたり100ベクレル)を超える120ベクレルの放射性セシウムが検出された。国は出荷制限を指示し、県は市内で採れたナメコやクリタケなど全種類の野生キノコの販売を禁じた。

 「客の8割が注文していたキノコの天ぷらや鍋が出せなくなった。経営に大打撃だ」。十和田市の観光業の男性(42)は途方に暮れる。キノコ料理目当てのリピーターも多いといい、「『青森も放射能がこわい』と風評を言われかねないから、キノコを出せない理由を説明したくもない」。

※詳しくはこちら↓
野生キノコ、セシウムに泣く 10県で出荷制限

【オンデマンド版】原色日本新菌類図鑑(全2巻)

2012年12月01日 | きのこ情報
長期品切れ品が限定復刊!

“日本産きのこ図鑑の最高峰”と言われている『原色日本新菌類図鑑』。
待望の声にお応えして、冊数限定で復刻いたします!

『原色日本新菌類図鑑1』 定価12,600円(税込)

『原色日本新菌類図鑑2』 定価12,600円(税込)


本書の特徴

●写真では分かりにくい特徴を示せるのは原色図版ならでは
●貴重な胞子の図説も掲載
●菌群に応じた専門家による分担執筆で一種ごとに詳しく解説
●科・属の分類表や検索表があり、日本産のきのこを可能な限り紹介(1989年刊行当時)


<この本について>
この本は、品切の『原色日本新菌類図鑑Ⅱ』(1989年刊行)を冊数限定で復刻したものです。
オンデマンド印刷による限られた生産数のため、従来の価格から変更がありますことご了承くださいませ。

【オンデマンド版】原色日本新菌類図鑑(全2巻)

ベニテングタケの色はマツバボタンの色?

2012年10月25日 | きのこ情報
 赤いベニテングタケの色はきのこの中でも象徴的で,きのこのイラストを描く人は赤い色と白い水玉模様のきのこを描くことが多いようです.
 この赤い色素は何でしょうか?

 ベタレインという色素がそのひとつです.
ベタレインは,ホウレンソウ,赤カブ,サボテンやブーゲンビリヤの色であり,黄色のベータキサンチンや紫のベータシアニンをまとめた呼び方です.
マツバボタンでは,ベータキサンチンとベータシアニンの量が変化し,白(色素無し)から様々な濃さの黄色、オレンジ、赤、紫にまで発色します.

 ベニテングタケでもベタレインが合成されていますが,それに加えてムスカフラビンという色素も持っています.
 花ときのこが同じような色素を作るというのはなかなか興味深いですね.

酵素が作り出す色素のはなし