内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

窓前の雪景色を眺めながら

2017-01-08 23:54:47 | 雑感

 フランスにはここ数日寒波が襲来しており、昨日は最低気温が零下8度、最高気温も零度以下の真冬日だった。今日は朝から雪。書斎の窓前の樹々はすっかり雪化粧。ベランダに出て、写真を撮る。気温は昨日よりは若干上がったようだが、やはり冷え込みは厳しい。現在の住居は、建物全体が断熱性と保温性とに優れており、真冬でも、よほど寒い日でないかぎり、暖房を点けなくても過ごせるくらい建物内全体が常に一定の温度に保たれているのだが、さすがに昨日今日は暖房を必要とした。
 今日は、一歩も外出することなく、午前中は翻訳作業、より正確には、仏語の本の各章ごとの要約作成作業。昼過ぎにそれを終了。昨日今日と集中して作業して少し疲れたので、午後は映画を観て過ごす。夜、もう一度原稿を見直してから、編集者に送信する。
 日本滞在中の年末から、日に何度かひどく咳き込むようになり、その咳がなかなか収まらない。寝ている間に特にひどく咳き込む。もう一週間以上になる。おそらく蔵書整理中に大量の埃と黴の菌を吸い込んだことが原因だろう。風邪の症状とは明らかに違う。発熱も体のだるさもなく。鼻水も出ない。ただ空咳だけが出る。先週金曜日の講義中も何度か咳き込んで言葉が途切れてしまった。帰国後、水泳もまだ再開できないでいる。明後日から新年の大学の仕事も本格始動する。早く治したい。