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複数の根をもつことがもたらす葛藤もまた生命の糧なのか ― シモーヌ・ヴェイユ『根をもつこと』を読む
(2024-08-20 13:54:27 | 読游摘録)
昨日の記事で引用した『根をもつこと』の原文に lieu というフランス語が出て... -
「根こぎ」状態の私に欠けているもの ― シモーヌ・ヴェイユ『根をもつこと』を読む
(2024-08-19 07:39:35 | 読游摘録)
シモーヌ・ヴェイユを読むことは、私にとって、元気づけられるとか、勇気を与えられ... -
「政党は自己の勢力拡張を際限なくめざす自己増殖装置である」― 冨原眞弓『シモーヌ・ヴェイユ』第8章「政治理論と神秘神学」より
(2024-08-18 08:28:01 | 読游摘録)
シモーヌ・ヴェイユからの引用を続けているのは、彼女の思想そのものに強い関心が... -
最大のソフィストは誰か? ― シモーヌ・ヴェイユ『ギリシアの泉』より
(2024-08-17 18:23:22 | 哲学)
シモーヌ・ヴェイユは『ギリシアの泉』(La source grecque, G... -
あらゆる人間の心の奥底の「聖なるもの」― シモーヌ・ヴェイユ『人格と聖なるもの』より
(2024-08-16 18:06:04 | 哲学)
日本語で「期待する」と言うとき、「そうなってほしいと心の中で思っていること」(... -
機上の読書と映画鑑賞 ― シモーヌ・ヴェイユのニューヨークからの手紙と是枝裕和監督『怪物』
(2024-08-15 09:14:49 | 読游摘録)
昨夜ストラスブール帰着。定刻に着いたTGVを降り中央駅を出ると路面が濡れている... -
時代を超えた真実を捉える透徹した眼差し
(2024-08-14 04:36:26 | 読游摘録)
シモーヌ・ヴェイユは目の当たりにし... -
「魂は、たとえその無限小の部分をもってしても、空しく愛し続けなければならない」― シモーヌ・ヴェイユ「神への愛と不幸」より
(2024-08-13 13:33:51 | 読游摘録)
シモーヌ・ヴェイユの「神への愛と不幸」は死の前年1942年の3月から4月にかけ... -
「大衆が必要としているのは、その人の日常生活の実体それ自体が詩であるということだ」― シモーヌ・ヴェイユ「奴隷的でない労働の第一条件」より
(2024-08-12 11:15:53 | 読游摘録)
いろいろあってどうにも意気阻喪してしまい、そのままの状態ではとてもブログの記事... -
植物園の草木への別れの挨拶
(2024-08-11 17:38:13 | 雑感)
今日の午後、先月12日からちょうど1ヶ月間借りたマンションを引き払った。 引き... -
いのちの鼓動を捉えた形に眼で触れる ― 熊谷守一美術館訪問記
(2024-08-10 18:13:26 | 雑感)
帰国前に散髪を一度と予約しておいた白山駅近くのカットサロンで短めに刈りそろえて... -
「神様が草花を染める時」(正岡子規『病牀六尺』より)― 根岸・子規庵不訪問記
(2024-08-09 14:56:20 | 雑感)
正岡子規が27歳から35歳で亡くなるまで過ごした子規庵の現住所は東京都台東区根... -
古典の影、行間の沈黙から発してくるもの ― 西郷信綱『古典の影 学問の危機について』(平凡社ライブラリー、1995年)より
(2024-08-08 17:24:00 | 読游摘録)
紙版での入手が困難になった本をアマゾンがオンデマンドで印刷・製本して販売してい... -
「このごろはモルヒネを飲んでから写生をやるのが何よりの楽しみとなつて居る」(『正岡子規スケッチ帖』より)― ことばの花筐(2)
(2024-08-07 16:34:51 | 読游摘録)
この五月に岩波文庫の一冊として刊行された『正岡子規スケッチ帖』(復本一郎=編)... -
「一にして萬に之く、之を博學と謂ふ」(伊藤仁斎『童子問』より) ― 「ことばの花筐」(1)
(2024-08-06 15:42:10 | 読游摘録)
状態の良い古本を安価で入手できたときは嬉しいものだが、あまりに安すぎてちょっと... -
明日より編みはじめる「ことばの花筐」(私家版撰文集)
(2024-08-05 14:54:29 | 雑感)
一時帰国のたびに日本語の書籍を買いこんでは重量制限ぎりぎりまでスーツケースに詰... -
「サービス満点」の集中講義終了
(2024-08-04 17:00:47 | 講義の余白から)
7月29日月曜日から7日にわたったオンライン集中講義が今日日曜日で終わった。大... -
読書網を広げ、網目を細やかにするための参考文献紹介
(2024-08-03 17:51:04 | 雑感)
集中講義にかぎらないが、授業で考察の対象として取り上げているテーマに関連して学... -
「一言も言わずにすべてを言い尽くす…」、あるいは植物の詩学 ― フランシス・アレ『植物礼讃 ― 新しい生物学のために』より
(2024-08-02 17:11:59 | 読游摘録)
集中講義で学生たちと植物哲学についての拙論を読んでいるが、拙論に引用されている... -
夜明け前のジョギング ― 坂物語
(2024-08-01 17:25:42 | 雑感)
毎日、お暑うございますね。七月は全国平均でまたしても観測史上もっとも暑い七月だ...