タネも
仕掛けも
ございません
いまから
あなたの
願うモノを
出して
差し上げましょう
はい!
笑顔⁈
ニィ~
えっ⁈
作り笑いは
ダメですよ
って・・
じゃぁ
もぅ一度
チャンスを
くださいな
はい!
甘いコトバ⁈
・・コホン
だ、だいすきよ
えっ⁈
白々しいのは
失格ですよ⁈
うーむ
タネも
仕掛けも
無いからなぁ~
生きるって
関わるって
手品や
呪術とは
訳がちがう
偶然すら
必然で
見えるモノと
見えないモノの
信憑性は
多いに
異なる
キミが見たい手品と
ボクが見せたい生き様は
こんなにも
こんなにも
遠ざかる
お別れの時間が
きました
さぁさ
タネも
仕掛けも
ございません
十数える間
目を瞑って
くださいな
キミが
いちばん望むマジック
ダメなボクが
理知的な
キミの
目の前から
忽然と
姿を消す
の巻~
さぁさ
目を瞑って!
1.2.3...
こんな
ステキな
ブローチを
いただいた
贈り主の
カノジョは
ワタシのツボを
知ってか
知らぬか
なんとも
ど・ストライクだ
ホントは
裏にひっそりと
隠れる
ほころびも
結び目も
それを
味わいと
思えるなら
こんなふうに
いとしき
小動物みたいに
見えてくるから
不思議だ
綺麗なステッチには
敵わないかも
しれないけれど
そこに
思いが在る限り
ほころびも
結び目も
輝きを
放つんだ
きっと
すばらしき
個性へと
変わって
いくんだ
頑張り屋な
オンナトモダチと
話していて
感じたコト
シアワセは
案外と
瞬間的なモノで
継続するのは
奇跡的なコト
だからと言って
蔑ろにはせず
嘆くだけで
終わらせず
それだけでも
その何倍もの
しなきゃいけないコトに
挑んでいく
原動力に
していける術を
少しずつ少しずつ
身につけて
いけている気がするな
と
喩えば
料理は
食べる時間は
ほんの短かいモノ
メニューを思考したり
買い出しに行ったり
火加減、味加減
手際、段取りに
気を配り
はたまた
後片付けなど
面倒だらけだ
でも
大切なヒトの
「いただきます」
や
「ごちそうさま」
はたまた
ポコンと出たお腹
満足感溢れる笑顔
サービスの爪楊枝芸!?
そんな
瞬間的シアワセで
万事OK
とことんハッピー
になる
平和ボケ
ならぬ
シアワセボケに
ならないためにも
あえて
瞬間的なモノとして
捉えようしてる
フシもありますがね
結局のトコロ
生きている
それだけで
シアワセなんですよね
全面降伏ならぬ
全面幸福!
こんな
シアワセに
ついて
あれこれ
思い巡らす朝を
迎えられる
ワタシは
シアワセボケ
かしらん?
つまりの
トコロ
ラジオから
「夜空ノムコウ」が
流れてきて
一度深く
息を吸い込むと
冬の匂いが
舞い込んだ気がした
ふと立ち寄った
コンビニには
ココアやら
おでんやら
冬の味覚臭が
色濃く
立ち込めていた
大切なトモダチから
風邪をひいてしまいました
と心配な便りを
もらった
朝夕の冷え込みが
影響したのかな
今日は
立冬
冬がはじまるね
はじまりは
ワクワクするね
何事も
でも大切なのは
その後だよね
何事も
移り変わりも
去り際も
見守り
見送れたら
大したもんだ
あらゆるモノが
巡るモノなのだから
それをわかって
いれば
あとは
容易い
今年の冬は
どんな記憶に
変わるかな
遺るかな
噛みしめるように
吸い込むように
日々を生きる
もう
若くはナイから
でも
怖くもナイから
南の島の
魚たちは
色とりどりで
空のコバルトブルー
海のマリンブルー
まるで
呼吸をヒトツする度に
碧に染まりゆく
潜在能力を
持ち合わせて
いるかのように
林檎の朱にも
それを見い出しけり
秋映えという
美しき名を
持つそれ
日一日と
早まる夕暮れを
そして
この短かい季を
忘れぬように
零さぬように
カサリカサリ
音立てる
秋風を
一息また一息
大きく吸い込んでは
鮮やかで妖しい
生命色を
漲らせていくのだろう
あぁ
吾にも
そんな
潜在能力を
そんな
順応性を
そして
キミという
時に
極彩色を放ち
時に
セカイを
漆黒に包んでしまうほど
強烈な
唯一無二の
カラーフィルムを
もう二度と
取り出せぬほど
ずっと
奥へと
埋め込んでは
くれないだろうか
キミと生きる
証しの
ように
いまを遺す
烙印の
ように
横顔フェチ
・・はい。ワタシです
最近は更に
俯きフェチも
加味されて
ふと
垣間見せる
少年のような
人生の終焉のような
果敢なさを
それらに
重ねて見てしまうのです
写真は
映画「夏の終わり」の
ワンショット
拝啓 小林薫さま
貴方の
俯き横顔に
永遠を
信じていいかしら?
映画は
九日から
佐賀のシエマにて
待ち遠しいのぉ・・
この連休は
ムスメの親友が
大阪から
単身泊まりに来たり
ムスコも
薩摩男子を連れて
帰ってきたり
合宿所みたいに
ワイワイガヤガヤ
慌ただしい
飯炊きオバサンと
化していました
見た目は
今どきの若者だけど
挨拶をしっかりしてくれて
ゴハンを
大袈裟なくらい
美味しい!と連呼し
キレイに
平らげてくれる
様子を眺めていると
我が子らが
また
トモダチに成長させて
もらってると
いうコトにも
気付かされました
だれかのお世話をやいてる
とか
だれかのチカラになってあげる
とか
そんな時って
逆に成長させてもらってるのかも
だれかと関わる
それは
時に煩わしさも
あるけれど
すごい巡り合わせだし
望み望まれるという
奇跡的なコト
最終日
大きな街へ戻る
若き旅人の
見送りに
付き合い
古びた街の駅舎にて
そんなコトを
考える
吾の姿と
何処にも行けぬ
この木造の
古めかしい
構築物を
重ねて
去る十一月一日は
大好きなトモダチが
営む 喫茶店
「てげてげ」
二周年記念日でした
おめでとうございます
この頃は
なかなか
タイミングが合わず
ゆっくり珈琲時間を
作れずに
いましたが
彼女の頑張りは
多方面から伝わり
刺激にも励みにも
なっています
今日
ほんの少しの時間でしたが
彼女に
おめでとうを
伝えに
おじゃますると
そこには
笑顔!笑顔!笑顔!
二年間分の
おめでとうと
ありがとうが
溢れていました
出逢いに勝るモノは無し
出逢いを活かせるモノに
かならず幸あり
仕事のジャンルのみならず
仕事に対する姿勢
お客さまに対する向き合い方
こんな身近に
すばらしい先生が
居てくれるコトを
ホントウに
嬉しく思います
帰り際に彼女がくれた
プチパールのリング
三年目の決意と
輝きがこもって
いるようでした
これからも
いい距離で
見守っているよ
見守っていてね
あらあら
ワタシに
触れないで
って
云わんばかりに
刺々しいのは
どなたでしょう
ワタシは
水分なんて
必要ないの
なんて
頑なな姿勢は
如何なモノでしょう
サボテン・・仙人掌、覇王樹
なんとまぁ
大層な属名をお持ちで
もともとは
みんなかよわき遺伝子
つながりや
しがらみやらに
揉みくちゃにされて
押し潰されそうに
なったり
逞しく成らざるを
得なくなったり
これ以上
どうか
傷付けないで
と
打ちのめされぬように
と
そこに生まれたのは
尖った防御壁
怪訝な顔をされたり
キミは強いねぇなんて
揶揄されたり
なかなか
誤解は解けぬども
気付くコトは
いつも
自分を
護れぬモノは
自分を
愛せぬモノは
誰も
護れやしない
誰も
愛せやしない
この一冊は
ワタシの
させぼ文化の入口だった
この街が好きで
ステキなモノに
触れたくて
何気なく入った
書店で
そのタイトルと
装丁(大好きな松川到子さん)に
なんだか
胸がアツくなった
一頁一頁
捲るたび
この街の未来が
立体的に
浮かび上がり
ヒトは
イメージを
掴むと
後は早いもので
実際に
あちらこちら
出掛けたりしたっけ
逢いに行ったりしたっけ・・
・・でも
心残りなのは
この「元気のたね」の蒔き人
徳勝宏子女史に
お逢いできなかったコト
つい先日
彼女の突然の訃報を知った
直接的な接点は
無くとも
近しい方々の
回想を伺う
機会に触れたり
今改めて
この一冊を
読み返してみると
彼女が蒔いた
元気のたねは
タンポポの
飛来種のように
遠くまで
ココロまで
届き
根付いているコト
でしょう
花開いていくコト
でしょう
「なにが だれかの支えに
なるか わからない」
これは
ワタシの大好きな
槇原敬之氏の歌詞
このコトバを
感謝の辞に変えて
ご冥福をお祈りいたします