
大好きな
母方の伯父さん
優しくて
おだやかで
品があって
ユーモアがあって
センスが良くて
字が綺麗
一緒に
過ごした時間は
さほど無いのだけれど
交わしたコトバや
共に眺めた風景など
何故かしら
鮮烈に
残っていて
幼少期から
ずっと
憧れているヒト
時折
いただく
季節の便りや
お礼状などは
とても大切な宝物だ

実は
此の
暑中見舞い葉書は
封書に入っていて
その中には
和紙にしたためられた
時候の文も
同封されていた
穏やかながらも
きっと
五感を研ぎ澄まし
季節を
謳歌してらっしゃるであろう
伯父さんの日々を
垣間見れたようで
とても
うれしくなった
ココロ
に
ストン
胸
が
キュウ
尊敬する方の
ひたむきな姿は
見るモノにとっては
ごく
自然に
ごく
なだらかに
ココロ
洗われ
胸
躍る
有り難き
標
と
なっていく
さぁ
ワタシも
気負わずに
此の頃の
樂しかったコトや
夢中になっているコトなど
したためてみようか
背伸びせず
物怖じせず
卑屈にならず
関わり合える
歓びを
素直に
真摯に
感謝
しながら