
この地球上で
いちばん強い影響力を持つのは
母と子。の関係性だと想う
みんな
母の子。
あえて
口に出してみると
何とも云えぬ
一体感だったり
連帯感が湧き上がってくる
でも
現実には
産み落とされただけ。
そう
強い絆。から
目を背けようとする関係性も
多々ある
ココロは決して背けられないのに
オトナ。になると
はたまた
自身も
母。になると
なんとなく
朧げに
母。
というイキモノが
見えてくる時が来る
母。
もまた
誰かの大切な子。
であり
少し先を行くだけで
異なる人格を持つ
人間なのである
やはり
ヒト。は
身を以て
体感せねば
ごく自然に
寄り添ったり
離れるコトを決められぬ
イキモノだと想う
此の一冊には
沢山の
母。
というイキモノが
登場する
共感するも
拒否するも
選択するも
あなたの好きにしたらいい
そう
投げかけられた気がして
自由な不自由を感じながら
読み進めていった
産まれた子。
は
その瞬間から
自身を生きる
トレーニングに突入する
しかし
産み出した母。
は
時として
おおらかに
見守るコトが出来る日もあれば
時に
身体の一部のように
案じて
雁字搦めにしたくなったりもする
関心は美徳
無関心は邪悪
この図は
母と子。に
於いては成立しないと想う
『相手を傷つける歩み寄りは
迷惑でしかないし
自分を傷つけないと近づけない
相手からは離れること』
此れは
いちばん印象に残った一文
本来ならば
ヒトとヒトは
惹かれ合い
学び合い
補い合うために
出逢い
関わる
磨き合っているつもりが
チカラを込め過ぎると
熱を帯び
傷つけ合ってしまうのが
哀しいかな
これもまた
ヒトとヒト
の
気付き
そんな中で生じる
違和感も
母と子。
のみならず
あらゆる
人間関係に於いて
指針としたいモノ
誰かを愛しいと想う時
そのヒトは
まるで
自身の子のようで
誰かに優しく触れられる時
そのヒトは
まるで
自身の母のよう
誰かを否定したくなる時
そのヒトは
誰かの大切な子
そう
想い起こし
誰かの理不尽さに
ココロ歪められる時
ワタシは
誰かの大切な子
そう
身を守れ