させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

ゲタガワラウゲタゲタ

2012-05-11 09:15:00 | 日々のこと
駐車場から

よしだ屋に

向かう途中に

あった

事務所を

閉められた際の

不用品かな


ご自由におとりください




書かれた

事務机の上には

あれこれ

懐かしいモノが・・


あれ?

ん?

ゲ、ゲタだぁー!


ワタシの亡き父は

寿司職人で

(しかも背が低かったから)

年中

下駄を履いてました


父の日も

誕生日も

プレゼントは

下駄、下駄、下駄(笑)

というくらい


近所のスナックに

呑みに行った帰り道に

下駄の音は

どこか

軽やか


夜遊び不良娘(てへっ)の

門限破りに

門番のように

仁王立ちして

いる時は

鉛の下駄を

履いてるかのような


父の

健康の

そして

感情の

バロメーターでも

あった気がします


父が

短い生涯を閉じて

しばらくの間

玄関先に

揃えてあった

最後の下駄も

もぅ今は

ありません


ずいぶん

時間が

経ったものです


ネクタイや

革靴を履いた

トモダチの

お父さんが

羨ましかった

あの頃


日曜日に

家族揃って

出掛けるなんて

全く無縁だった

幼少期


飲食業なんて・・




憎む矛先が

どうも違っていたような


今となっては

こうして

よしだ屋に

どっぷり

ハマッて

いる次第です(笑)

(女将さんじゃないです!)


お客様への対応

仕込みの段取り

食べ物を扱う

緊張感


知らず知らず

目にしていた

感覚的に

しみついていた

あの環境を

今となっては

とても

有難いなと

ココロから

思っています


一瞬手に取ろうと

悩んだけれど


思い出の中の

下駄の

代わりはないから


カランコロン


5月の風にのって


聴こえてきたのは


そう

きっと

記憶の彼方から
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悲喜こもごも

2012-05-11 08:52:34 | 日々のこと
悲喜こもごもな

人生だな


でも


お汁粉の

ほんの

ひとつまみの

お塩みたいに


お汁粉の

わきの

お新香のように

(お汁粉だいすき)


悲しみが

喜びの意味を

たかめ


喜びが

悲しいときに

救い上げてくれる

記憶のお守りの

ようなものに


いつも

願う

悲しいことばかり

続きませんように


そして

嬉しいことばかりも

続きませんように


慣れていくのが

コワイのだ


あきらめていくのが

イヤなんだ


今朝も

家事に追われる

不貞腐れた自分に


小さな小さなプレゼント


打ち水にRAINBOW


ほら

笑った


あら

イイ一日だ
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