普段は 爆睡している明け方のこの時間
ボクは こっそり シーバス釣りに行きたかったのに
カアサンは モコモコ着こんでついてきた
北斗七星を 見つけては喜び
流れ星を見ては 願いを云う間もないと
不平を云い 海の匂いと波の音に癒される~と
子供みたいに そこいらに
大の字に寝転んでは 自分の世界を満喫している
ここ最近 ボンヤリしてるコトも多いが
花粉症の薬のせいだと 笑っていた
ホントにそれだけか~なんて 映画とか本とか見てる
淋しそうな横顔を みてたら思うけど
オンナゴコロなんて 十五才のボクにはわからない
きっと何才になっても オトコでいる以上
ホントには わからない
カアサンも 頭空っぽにして
海とでも 向き合えばいいのにな
所詮ヒトは ヒトリだぞ