感化力

伝えたいことがいっぱいあっても、そのひとつを伝えることだけでもずいぶん難しいものですね。
学校の先生ってやはりすばらしいと尊敬します。
教える立場になると、もっともっと勉強しなくてはなりませんから、人はまた伸びるんでしょうね。

今年度の大目標は、この難しい人材育成ってやつです。
ただ単純な知識やテクニックではない“なにか”を伝えられる先生役をひとりでも多くつくれる仕組みを必死になって考えているところです。

“なにか”は“なにか”なのかがおぼろげながら見えてきたような気がします。
ただ私自身にまだまだ伝える力というか「感化力」がつかない限り、それを言葉にすることはできないような気もします。

昨晩、ロッテvs中日戦延長１４回まで見ていましたが、お酒も入っていたのでつい眠ってしまいました。
結果は引き分け、緊張感漂うこう着状態での最終１５回を見落としてしまいましたから、そのシーンを見たくて朝の報道番組を…。
するとこれから出張でいく三重県松坂市（私が行くのは鈴鹿市ですが）の新任小林副市長の奮闘記をやってました。
億の収入を捨てて年収９００万円の副市長を選んだ小林さん、若い職員のなかに自ら飛び込んでいく彼の姿のなかにも“なにか”をみた思いです。

でもおそらくその“なにか”は、学校でも伝えようとしてる“なにか”とも共通しているのではないでしょうか。
そうなるとこれは大変大きな社会教育にまで発展するかもしれません。