健全な組織運営

“人のふり見て、わが身を直せ”

定例執行委員会の冒頭に、こんな気持ちをこめた挨拶から入りました。
１年前の政権交代の熱気はどこへ消えたのか、毎日毎日がつらい１日です。
最近家に帰ってもあまりテレビのスイッチを入れません。
週刊誌も買いません。
新聞も読みたくありませんが、これだけは外すことはできません。
街を歩けば面が割れているせいか、ちょっとした知り合いからも冷やかされます。
この時期に解散総選挙を打てば、壊滅的な負け戦間違いなしですね。
麻生政権末期の自民党支援者たちの気持ちがよくわかります。

せめてこの状況から学ぶべきことは学んでおかないと組織の長としては失格です。

「今の民主党を見て、健全な組織運営が大切であることを、あらためて学びました。
健全な組織運営に絶対欠かせないものが二つあります。
ひとつはウソをつかないこと。
もうひとつは情報を共有化することです。
特に悪い情報こそ、タイミングを逸することなく共有化する必要があります。
それができないと各人が勝手なことを言い出して、収拾がつかなくなります」

連合静岡は県下くまなくネットする最大の団体です。
ありとあらゆる地域の最新情報がその気になれば入手できます。
私たちは案外そのことに気づいていませんが、他団体から羨ましがられる存在です。

「別物だと思えるひとつひとつの情報が組み合わさって、思いがけない真実が見えてきます。
昨日の情報と今日の情報、それらが時系列で整理されて初めて見えてくる情報もあります。
みなさんからの情報提供こそが連合静岡のパワーの源です。
悪い情報、おかしいなと思われたた情報をタイムリーに提供ください。
それらを基として情報を整理し、正しい情報をみなさんとともに共有していきたいと思います」