ほとんどの人が勝てないと言っていた焼津市長選挙で連合推薦の清水ひろし氏が当選した。
30,119票vs28,732票という際どい勝利ではあったが勝利できたのはなぜだろうか。
相手は自民党現代議士の全面的な支援を受けて、市会議員も21人が支援、現焼津市長も合併した大井川町長も支援の輪に加わった。
こちら側は連合志太榛原地協に加え民主党推薦と市会議員2人のみの小部隊である。
実はこの焼津市長選挙の前に行なわれた湖西市長選挙が大きなヒントを与えてくれた。
単純・明確なメッセージ“焼津を変えよう!”を一貫して訴えた。
後援会活動から選挙中の法定ビラや、確認団体の宣伝ビラまでを統一させた。
加えて連合三重から教えてもらった県議選対の活用だ。
確認団体の街頭行動に平成21の同僚県議が交代で朝・昼・晩の応援体制を組んで、県内各地から駆けつけた。
これは静岡県では初めての試みだった。
もちろん民主党への追い風とともに連合地協の応援や、核となった清水後援会の熱烈な活動があったからこそでもある。
相手側陣営の油断も当方に幸いした。
次は県議補選、そしていよいよ総選挙である。
年明けから一斉に地方選挙の幕が開く。
すべてに勝利して新しい時代の扉を開きたいものである。