親父、お袋の目の保養に「日本丸のセイルドリル」を見物に行く。
３ヶ月前に倒れて植物人間になってしまった伯父貴を見舞いに行ってから考えたことは出来るうちの親孝行。
生命維持装置で生きている伯父貴の手は冷たかった。
こうなってしまったらもうどこへも連れて行くことはできない。
以前、子供と別居して暮らす伯父貴夫婦を私の両親と共に温泉に連れていったことがある。
入院中、その思い出を何回も話したと伯母が話してくれた。
午前中は沼津だったので急ぎ帰ったが、お葬式もあったので家をでるのが遅くなってしまった。
清水の「日の出埠頭」に着いた時は日本丸の帆がすべて張られた瞬間だった。
親父たちを下ろして駐車場へ回ったため残念ながら私は見れなかったが、二人とも感激していた。
帆を畳んでいく作業を見学、まだ若い訓練生が50Mもあるマストの上でテキパキと動く様は感動的でもあった。
「日の出埠頭」を後にして駿河区に昨年出来た「セントラルスクエア」へいってみる。
ここでも見聞を広め、中にある「魚がし鮨」で夕食。
日本初という「流れ鮨」システムとやらを体験した。
なかなかいい1日であった。