日課の散歩、楽しみのひとつが季節の香り。
いまどきの香りはキンモクセイ。
胸いっぱい吸い込みたくなるようないい香りだ。
今朝もキンモクセイの香りを楽しんで出勤した。
先週来から世間を騒がせている「H衆議院議員」の不倫騒動、朝一番で本人と面談する。
会長からもきつく注意をするが、遺憾に堪えない出来事だった。
本人も述べていたが、「いつしか７年前の原点を忘れ、心の中に浮つきや驕りが生じていた。」まさしくその通りである。
これで、長年、彼を支えてきてくれた支援者との信頼関係も一気に崩れてしまった。
今後について彼はこう語る。
「家内ともとことん話し合った。議員辞職まで考えた。
家内の理解も得て、もう一度みなさんの信頼を取り戻せるかのスタートを切らせていただきたいと考えている。」
会長からは「今回の不祥事に対して遺憾に堪えない」旨を伝え「厳重注意」を行った。
そのうえで今後のことについては「どうやり直すのかが大切であり、その姿が組合員や支援者にどう写るのかを注視していきたい。」と話した。
戒めの格言をひとつ。
『上に立つものはローマ法王より清潔で猟犬の牙のようにきれいでなければならない。
超然たれ。「みんながやってることだから」という口実は許されない。』
キンモクセイの香りもいつしか消えていた。
夜は藤枝市選出のS県議後援会総会。
総会の最後、S県議のご亭主がお礼の挨拶。
婦唱夫随、H議員にご亭主の爪の垢でも呑ませてあげたいと思った。
どうか、二度と裏切ることのないように心から祈る。