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小沢辞任

2007年11月04日 20時30分24秒 | 政治
小沢氏が代表辞任の意向表明 「政治的混乱のけじめ」(朝日新聞) - goo ニュース

ここ数日の報道は、確かに変ではあった。
自民党にとって都合の良い話ばかりが流れた感じ。
「大連立」の話が出ることそのものが、
民主党にとってマイナスになる、という状況だった。

小沢の作戦が間違っていたか、というと、
ある面、消去法ではこれしか残らないかも知れない。

今のまま対話もない状況が続いたのでは、何の政策も通らない
(あるいは、衆議院の絶対多数を利用して、
 与党の法案がどんどん再採決で通っていく)
状況になると思う。

それならば、大連立して、自民党の中に手を入れて分裂させる。
もちろん、民主党も分裂するだろう。
その中で、政策が近い中規模の政党が連立する形にする、
という落としどころになるのではないか。

しかし、これは「民主党が政権奪取する」作戦ではない。
「民主党の利益」を考えると、これは受け入れられないだろう。
結局、小沢は代表を辞任するしかなかったのかな、と思う。

この後誰が代表に就任するか分からないが、
政策の一貫性を維持して政権担当能力をアピールするのは難しいだろうなあ。
結局、小沢の辞任は、彼が離党する・しないに関わらず、
民主党の分裂を早めたように思う。

この後の対立軸をどのように捉えていくのか。
自民党にせよ、小沢にせよ、「普通の国」路線に違いはない。
そこに疑問を呈する勢力の結集ができるかどうか?
それができなければ、
形は違っても雪崩を打って「普通の国」の方向に進んでいくだろう。
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