朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

ブラックづくし

2007年04月30日 10時03分10秒 | 落語・講談・お笑い
見たい落語会が多そうだったので、今年のGWは東京に残ることにした。
その一つ、「快楽亭ブラック毒演会」に行ってきた。
浅草・大勝館SHOWホール。キャパ100くらいかな。ちと狭い。


「マクラ+犬の目」:○
 マクラは選挙ネタなど。面白い。
 ネタも、普通のセリフで意外に受けていた。(トラホームとか)
 東京では耳慣れないネタなのかも知れない。

「蛙茶番」:△
 もともとよくできた下ネタなので、入れ事をする余地はあまりないかな。
 芝居の台詞の雰囲気は流石。ただ、どうせなら上方や文治のように
 鳴物を入れて欲しいなあ。

 中入

「小咄集(訛りは国の手形)」:△
 ごく普通のマクラネタ集。具体的な地名が出てくるのは斬新だが。
 何かに向けての練習だったのかな。

「マラなし芳一」:○
 そこそこ有名なネタだが、聞くのは初めて。
 マラを持っていかれるところの描写が、グロになるので少ししんどい。
 話の締め方、いきなりエロの描写になる対比が良い。


ハネて15時半。
新宿へ出て、紀伊国屋書店でブラックのCDを2枚、買って帰る。
いやあ、満腹やね。
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特待生制度をやめるのは良いことなのか

2007年04月29日 09時40分44秒 | 社会
裏金問題などで騒がれていることもあり、
高野連が特待生制度をやめるよう(ルールを守るよう)指示した。
それを受けて各校で調査しているようだが、
けっこう有名な学校も含めて、やっていることが発覚したみたいだ。
春季大会の出場辞退などが相次いでいる。

まあ、ルールなので、それを勝手に破ったのはまずいだろう。
しかし、このルール、野球の発展のためには良い制度なのか?

他のスポーツでは、特待生制度なんて当たり前だと思う。
それが野球だけ「しない」ということになれば、
他のスポーツに比べて、「野球」を選択する誘因が減るのではないか。
昔に比べて、運動神経の良い子どもは減っているし、
「野球」が一番好き、というのも減っていると思う。
その中で特待生制度をやめると、スポーツ間での競争、という意味で
野球が不利になるのではないか。
それも踏まえて、「特待生制度廃止」が検討されているとは思えないのだが。

それよりも、越境通学を禁止する方が根本的な解決につながるのではないか。
北海道代表・宮城代表といっても、実際には大阪や兵庫の中学を卒業して、
遠距離の高校の寮に入っている、というパターンはいくらでもある。
この寮費を安くする、ということにすれば、結局「補助」は残るのではないか。
また、この越境して甲子園を目指す、という方が、「地域の代表が戦う」という
高校野球の意義を覆すものではないのか。

一番根の深い所を避けて、とりあえず「ルールに従っていないところを正す」
ところに落ち着いてしまっている感じがするのだが。
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いい気になるな、気ちがいめ

2007年04月28日 01時03分33秒 | 政治
慎太郎が、当選したのをいいことに、言いたい放題言っている。
曰く、阪神大震災の時に自衛隊の出動が早ければ2千人死者が少なくなっただと。
ふざけんな。

てめえは週に3日くらいしか都庁に行っていねえんだろうが。
貴様が都庁にいない間に地震が来たとして、
何ができると言うんだ。
そんな税金泥棒に、口を開かせる義理はねえぞ、コラ。
くたばれ、ボケナスが。

私は震災で家を失ってもいない幸せな人間だが、
仮設住宅で暮らしていた人も知っている。
そんな人間も知らないてめえが何を言っているんだ。
とっととくたばっちまえ。
ビンラディンが都庁に突っ込まなかったのをありがたいと思え、ボケが。

てな、ダイレクトな怒りを覚えた発言だった。
同じ東京都民として、彼に入れた人間(はっきり言って、バカ)は
恥を覚えないといけないなあ。
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「頼朝の死」を見て

2007年04月21日 23時13分14秒 | 歌舞伎・文楽
今日は歌舞伎座へ。なかなか良い天気。
ちょっと羽織れる薄物が欲しいなあ。

昼の部の1幕目を見る。

「當年祝春駒」
曽我物の踊り。別にどうってことはないもの。
中村屋と萬屋(今月は信二郎の錦之助襲名で、けっこう出ている)の
若い世代の顔合わせ。獅童の五郎だが、どうも歌舞伎の手足の動きと調和して
いない感じ。まあ、五郎なんで、どうでも良いのかも知れないが。

「頼朝の死」
前半の3回忌法要の場面と、後半の頼家中心の場面がきっちり別れている芝居。
(前者が仕込みになっている感じ)
青果もので、登場人物(頼家)の心理描写がメインの作品。彼のその後の悲劇を
知っていると、幕切れの一言が痛く感じられる。
梅玉はこういう役が良いなあ。書生っぽい感じの役、とでも言おうか。
「番町皿屋敷」とか。
声も良い。テープで聞く15代羽左衛門の感じかな。
全体の筋と、彼の心理描写(それは歌舞伎としては良いのか、という
問題はあるが)がよく伝わって、感じ入るものがあった。
「家は末代、身は一世」という政子の言葉が重い。
今の時代でも通じるのかなあ。

福助が、やっぱりイマイチ。泣き崩れたときに地の声が出てしまうのだが、
それが普段の作っている声との落差が大きくて違和感がある。
芝翫の政子は流石なんだが、頼家を抑えつけるだけの力は足りない感じ。
歌右衛門の役なんだと思う。

その後はラーメンを食べたり、
山野楽器で広沢菊春の「竹の水仙」を買ったりする。
幸枝若とどれくらい違うか、確認しておきたいところ。
ケレンに変わりはないと思うが。
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民主党の敗北

2007年04月21日 22時50分29秒 | 政治
ちょっと遅くなったが、東京都知事選の総括でも。

慎太郎の卑怯さ・権力への執着と醜さが出た選挙だなあ。
選挙期間中は「反省した」みたいな殊勝なことを言っておいて、
選挙が終わると満面の笑みで掌を返す。
横には子が並ぶ。恥を知れ。
「美しい日本」とかいうキャッチフレーズが語られているが、
一番醜い男が首都に知事として張っている状況はどうにかならんのか。

まあ、民主党は負けるべくして負けた感じ。
本当に勝つ気など、なかったんだろう。
もし勝つ気だったら、菅直人を出しているはず。
実際には、都議会で石原の議案の90%以上に賛成しているんだろう?
そんな党が候補者を出して「刷新だ」などと言っても有権者に響くわけがない。

浅野も、いくら不利と分かっていても、
「民主党の推薦は受けない」と言うのだったらそれを徹底して欲しかった。
後半戦の擦り寄り方は見苦しかった。

小沢は都道府県議会で議席を伸ばして、
地方の力を積み上げて国会で過半数をとる、という、
ある意味真っ当な作戦を取り始めたみたいだな。
ただ、それが間に合うかどうか。
政権病・権力病の患者が多い、「自民党の二軍」みたいな政党に
そのような時間のかかる作戦が認められるかなあ。
小沢の健康状態も万全ではないだろうし。

あまり愉快な選挙戦ではなかったが、仕方がなかったんだろう。
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