朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

2024年、引き続きタブーは解けていくか

2023年12月31日 12時14分50秒 | 社会
2023年は、「タブーが崩壊し始めた年」と言われるのではなかろうか。

例えば旧ジャニーズ事務所。
ジャニー喜多川による性加害問題 - Wikipedia
はっきり言ってこの問題、別に目新しい話でも何でもない。
一部のメディアでは随分前から報道されていたが、
大手マスコミが利益誘導か忖度かで報道して来なかっただけの話。

或いはタカラヅカ。
タカラジェンヌに様々な負荷が掛かっていることは、別に知られていない話でもない。

さらに自民党の(旧安倍派、と限定する話でもない)パーティ券。

また、年末に出てきた松本人志の話。
まだ「事実」と確定した訳ではないが、
吉本のあまりにも早い否定は、逆に「ヤバい」という問題意識の裏返しのようにも見える。

このあたりは、
「知られてはいるけど、様々な理由で報道されてこなかった」タブーに属する話ではないのか。
その話が漏出し、報道が広がるようになったのには様々な理由があるだろう。
例えばネットの拡散力。
「今まで黙っていたけど、勇気を持って話す人に背中を押された」という傾向。

そして今尚「タブー」とされていることはあるだろうが、
それは隠されるのではなく、公開され、解けていく方向にあると思われる。
私は基本的に良いことだと考えるが、
今度は権力側マスコミが、
権力側についてだけ「それがどうした」「皆やっている」的な反応で
明かされたタブーを矮小化していく動きを見せるのでは、と危惧している。

そのあたり、マスコミの「強者に阿り、弱者を叩く」構造を踏まえて
非難されるべきものをきちんと非難するように監視していく意識は必要だろう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする