goo blog サービス終了のお知らせ 

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日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

gooブログ終了

2025年04月15日 08時36分23秒 | 身の回り
goo blogサービス終了のお知らせ

正直、「ブログ」というメディアが中途半端になっているところ、
またgooブログがサービスとしてはイライラすることもあったから、
仕方ないと言えば仕方ないか。

2003年から2006年までは「ライブドアブログ」を使っており(その前もどこかで書いていたかも)、
その後「gooブログ」に移ってきて今に至っている。約20年。
現在は仕事にまつわるテーマはnoteで書いており、
こちらは(匿名のタテマエで)「裏ブログ」という位置付けではあるが、
まあ、またどこか別のところで「書きたいことを書き散らす」「備忘録」の位置付けで
始めるような気はする。

あと、goo(NTT)は(有料のくせに)メールサービスも使いづらい
&送ったメールがけっこう「迷惑メールフォルダ」 に落ちているので、
メールアドレス移行も検討し始めた方が良いかも知れないな。

「維新」は文化を何とも思っていない。そういうもの。

2025年03月31日 16時03分35秒 | 社会
「大阪市文化財協会」が令和7年3月31日を以て「府文化財センター」に統合される形で、解散する。
どうなる大阪の遺跡発掘・保存 二重行政解消で解散の市文化財協会、黒字経営でも容赦なし - 産経ニュース

「黒字なのに」もだし、「万博は赤字でも」というのもあるが、
そもそも「維新」は構造的に「文化」について何も思わない集団。せいぜい「儲かる文化か」「儲からない文化か」程度。
# だから文楽に対してもあのような政策になる。
それは、「維新」の考え方が極めて現世利益的であり、
「今、ここに生きる」市民による「多数決」「いわゆる民主主義」に支えられているから。
それらの市民は過去の蓄積を遺棄することについて極めて無神経であり、
今、ここに生きる自らが全てを決められる、と考えている。
そして大阪というのはそういう市民が多い街であり、「維新」は大阪に適合した存在ではある。

それは仕方のない話。
「維新」は伝統や文化といった自らの力で及ばないものではなく、
「金」や「数」といった現在自らの力を行使できる資源で多数派を形成しようとする。
また、数の力で従来は変えられなかった「少数派の権利」や「正義」の領域についても、
「既得権益」のラベリングを行うことで多数派によって侵食できる領域に引きずり出し、
「選挙で勝ったんだから」「気に入らなければ、お前らが選挙で勝てば良い」との罵声を浴びせて破壊する。
また、この破壊行為を「改革」と称して自らの手柄とする。
# 上記の罵声を本気で捉えるのであれば、
 8割のアーリア人が2割のユダヤ人を虐殺することは肯定されかねないのだが。

これらの行為に対して「誤っている」と叫び、指弾する能力が、私たちには不足している。
私たちは子どもの頃から「学級会」などと最後は多数決で決定する習慣を身に付けているし、
「民主主義が正しい」という何となくの感覚で生きている。
しかし、「多数であることは、必ずしも正しいことを意味する訳ではない」という原点は
もっと私たちの思考習慣の根底に位置させるべきではないのか?
これが存在しないと、多数派が正しい、というシニシズムに陥ってしまう。

「今、ここにいる」私の判断が正しいかどうか分からない。
であれば、仮に誤っていたとして、回復可能な状況を残しておくべきではないか、と考える。
自らの判断や行為の誤謬可能性を踏まえて行動する。
自らに対する謙虚さが必要ではないのか。

破壊された文化は回復できない。
「大阪市文化財協会」の解散は、回復させることが可能な破壊なのか?
実際には可能かも知れないが、その議論が為されたようには見えないのだが。

書感「リーダーのためのコーチングがイチからわかる本」

2025年02月12日 07時50分53秒 | お仕事
「リーダーのためのコーチングがイチからわかる本」(あべき光司)読了。


※画像をクリックすると、「楽天」のページに飛びます

筆者は税理士で、「オーナー士業」を実践し、士業を育てるためのコンサルもやっている。
# 実は同学年で、同じ北摂出身だったりする。

「オーナー士業」というのは士業事務所を組織化し、
代表自身は実業務は減らし、可能な限り経営に専念する、という形。
この形でポイントになるのは、「いかに組織化するか」というところであり、
そのための重要なツールが「コーチング」である、ということになる。

私は実務が好きであり、また人を動かすことに苦手意識もあるので(自分でやったほうが早い病、なのだが)、
「オーナー士業」という形は少なくとも現時点では考えていないのだが、
元々「コーチング」に関心があったこともあり、
別の書籍の出版イベントで筆者の話を伺ったりしていた。

この本は、恐らく、コーチングを専門にされている方にとっては基本的なことなのだろうが、
自社やクライアントの「人」や「組織」を改善しようと考える者にとっては
俯瞰的にコーチングの意義と進め方の全体が捉えられ、良い「イチからわかる本」と感じた。
実際に始めてから、詳細の部分はより専門的な書籍で深掘りしていけば良いと思う。

印象的な部分、参考になった部分は多いのだが、
特に印象的だったのは
「上司が上から指示・命令するよりも、チーム全体で「問い」を共有するほうが組織の力が上がる」
という部分。
「「問い」を共有する」という表現が印象的で、
「理念」や「価値観」の共有はよく言われているのだが、ここで「問い」というのが興味深い。
「問い」を共有することで、皆が主体的・積極的に考え、それぞれの立場からの多様な意見が出てくる。
また、自発的に行動することに繋がる。

例えば、こんなことかな、と思った。
「お客様第一主義」という理念ではなく、
「何が今の状況では、私にとって、お客様第一主義の行動だろう?」という問いを共有する。
その「問い」を共有することで、「私は、今、○○と思う」という思いが出てくるし、
そのような行動に繋がる。

逆に「問い」が共有されていない組織だと、
「そんなこと、どうでもいいじゃない?」「私の普段の行動とは関係ない」になってしまう。

「経営理念」はあるし、皆唱和できるが、日々の行動で実践されていない。
そのような組織で「問い」を共有することは一つの方向性としてあり得ると思う。
また、そのやり取りの中でコーチングやその構成要素となるスキルは重要だろう、と改めて感じた。

30年。

2025年01月17日 10時58分26秒 | 社会
阪神淡路大震災から30年。

私は当時北摂の実家に住んでいたのだが、
最初の「ドーン」と突き上げる揺れで目を覚まし、
「何!」と叫んだ覚えがある。
その後ゆっさゆっさと本棚が揺れているのを
「倒れてくるかな、倒れても当たらないかな」と眺めていた。

家の被害は、姿見が倒れて何かに当たって割れただけで、
大したことはなかった。
電車が止まっていたので早々に大学に行くのは諦めて、
自転車で行ける母校(高校)を覗きに行っていたが、
そちらは校舎が一部ひび割れたりしていた。

ボランティアに行く同級生もいたが、
私が行ったのは仮設住宅に落語の慰問で行ったくらいで、
それも10月か11月だったと思う。

プライバシーのない避難所。仮設住宅。
当時から「震災死」は問題になっていたし、
その劣悪な環境が一切変わっていないのは非難されていた。

しかるに今も。能登はどうなっている?
災害関連死とは何か?基本的な理解と対策を通じて家族の命を守る - 空飛ぶ捜索医療団_ARROWS_

「公助」が弱いから、それを「共助」「自助」に回している。

ボランティアを称揚するのは良いが、まず、金を出せ。
国民の最低限の生存を守れずして国防だ何だと、
順序が違うのでは?
予算の向け先が違うのでは?
利権にならないものは後回しなのか?

30年経っても、同じ疑問を持たねばならないのは、情けない話。

日経新聞の「年間予定2025」を見ながら

2025年01月03日 06時24分38秒 | 社会
あらたまの年たちかへる朝より
 若柳水を汲み初めにけり

2025年。戦後80年であり、昭和100年である。

毎年、正月だけは紙の新聞を購入するのだが、
日経新聞を見ていると「年間予定2025」が掲載されていた。
以下、個人的に気になる予定をピックアップし、ところどころに所感を残しておく。

【1月】
1日 愛知銀行と中京銀行が合併し「あいち銀行」発足
   青森銀行とみちのく銀行が合併し「青森みちのく銀行」発足
  ⇒地方銀行の生き残りが難しくなっている。
   さて、奈良ではどうなるのか。「1都道府県1銀行」でなくなれば、南都銀行だって京都銀行に吸収される可能性はある。
2日 日本生命が予定利率引き上げ
6日 みなと銀行、勘定系システムをりそなグループと統合
  ⇒これも「銀行生き残り」の一つの流れだろう。
17日 阪神大震災から30年
  ⇒そうか、30年か…。とこれを見て思い出した。
   ボランティアが一般的になったのもあの震災からだと思う。
   しかし体育館での避難生活の酷さは、相変わらず、なんだよなあ。
19日 アメリカでTikTok規制法が発効
  ⇒アメリカで規制されるものが、日本や他国でどの程度の影響を受けるのか、要注視。
20日 米大統領就任式
月内にも
   対中制裁関税上げに向けた米大統領令署名

【2月】
11日 国民民主党大会
24日 立憲民主党大会
  ⇒参議院選挙、次の総選挙に向けてどのような方向になるのか、注視は必要。
月内
   次期温暖化ガスの排出削減目標の国連への提出期限

【3月】
1日 22年4月の東証の市場再編に関し、上場維持基準の未達企業に適用してきた「経過措置」が順次終了
  ⇒元々東証に上場しており、Indexに入っていた企業の株価にけっこう影響が出るのだろう。
9日 自民党大会
20日 地下鉄サリン事件から30年
  ⇒阪神大震災から30年、ということは、そういうことだよな。

【1月~3月】
   TSMCが第2工場着工

【4月】
1日 東京のカスタマーハラスメント防止条例が施行
  ⇒ここから、恐らく各地方自治体に広がり、企業の「カスタマーハラスメント防止規定」にも反映されていくだろう。
1日 東京大が授業料を引き上げ
  ⇒授業料免除や、無利息奨学金の範囲が拡大するのであれば良い(仕方ない)とは思う。
   結局、文部科学省が3流官庁であり、金も人材もないのが最大の問題。
1日 南海電鉄が泉北高速鉄道を吸収合併
   京成電鉄が新京成電鉄を吸収合併
  ⇒初乗り運賃が二重にかかるために高い、と言われた部分が改善されるので、
   吸収合併される側の利用者にとってはメリットしかないだろう、と思っているが。
13日 2025年国際博覧会(大阪・関西万博)が開幕
25日 JR福知山線脱線事故から20年

【5月】
17日 男女雇用機会均等法成立40年

【6月】
1日 懲役・禁錮刑を「拘禁刑」とする改正刑法を施行
  ⇒「へえ、そうなんだ」と思うくらいキャッチアップできていなかった。
6日 GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法施行
  ⇒「脱炭素」から「原子力だったらOK」という飛躍がなあ。
   脱炭素はあくまでもSDGsの一部であり、
   それがために持続可能でなくなったら何のこっちゃ分からんのだが。
中旬 韓国憲法裁が尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾是非を判断する期限
  ⇒為政者から民主主義を勝ち取ってきた国だから「内乱罪で逮捕」なんて出来ることだよなあ。
月内にも
   ホンダと日産が経営統合の最終契約

【7月】
30日 奈良市長任期満了
  ⇒また出るのかねえ。

月内にも
   参院選
  ⇒衆議院解散・同日選挙があるのかどうか。

【8月】
12日 日本航空機の御巣鷹山墜落事故から40年
15日 終戦の日、全国戦没者追悼式
  ⇒終戦50年。また色々と「虫」が涌いてくるのだろうけど。

夏にも
   米グーグルの独占解消策について米ワシントン地裁が結論
  ⇒このあたりはAIにも影響が出る可能性があるので要注視。

【9月】
30日 三菱UFJ銀行と三井住友銀行が紙の手形・小切手帳の発行受け付けを終了

【10月】
1日 ふるさと納税、ポイント付与の仲介サイト禁止
  ⇒楽天がやたらと署名活動をしていて鬱陶しかった。
   個人的には、そもそも「ふるさと納税」という制度は「税」の趣旨から考えて適切なのか?という感覚はあるのだが。

【11月】
10日 第30回国連機構変動枠組み条約締結国会議(COP30、ブラジル、21日まで)
  ⇒これに付随して、そろそろ2030年のSDGs後の話がどうなるか、も注視しておく必要があるだろう。

ざっとこんなところか。
後半の予定はまた増えてくるのだろうけど。