朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

「終戦記念日」に思うこと

2023年08月15日 08時37分09秒 | 政治
宮内庁:玉音放送の原盤を初公表 音声も公開

※以前のニュースではあるが。

8月15日は「終戦記念日」。
多くの国々では降伏文書に調印した9月を「終戦」とするが、
日本では正午に「玉音放送」が流された8月15日を「終戦」と捉えていると云う。

時あたかも、麻生の暴言が飛び出している。
麻生氏、台湾海峡情勢巡り「戦う覚悟だ」 台北での講演で抑止力強調:朝日新聞デジタル

そもそも日本の戦後は「絶対に、戦争をしない」決意から始まっている。
そして、実際に戦地や銃後で血を流したのは戦争を進めた為政者ではなく、
それを黙認し、或いは称賛した国民だったではないか。

戦争を称揚し、必要と叫ぶ政治家は、自ら血を流しはしない。
実際に流すのは、そいつらを称揚している「あなた方」なのに、
何故跳梁跋扈する戦争推進者をたたえているのか。
「自分たちは関係ない」と思っているのか?
「戦争になる前に、寿命で死に逃げできる」と思っているのか?

為政者が戦争を求めるのは自然だろう。
戦争によって今までの失政が誤魔化せる。
「戦費だ」といって増税が容易になる。
国債を大量に発行してインフレになろうとも、「戦争だから仕方ない」と言える。
そして「死の商人」どもからの献金が懐に入る。

その策略に乗るのは何なのか。
与党から資金を供給され、与党を称えて野党を叩くネット活動なのか。
戦争を「一発逆転」と考えているバクチ打ちなのか。

「戦争をしてはいけない」前提が崩れつつある。
「戦争をしないために、戦争をする」とか、
「言ったもん勝ち」でしかない。

改めて、愚直に、「戦争をしてはいけない」と。
理想主義と笑われようとも、ここがスタートだろう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 五街道雲助師、人間国宝へ | トップ | 2024年、引き続きタブーは解... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事