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肉屋に入れるな

2022年06月27日 07時48分51秒 | 政治
自公、改選過半数の勢い 毎日新聞世論調査 参院選 _ 毎日新聞

改選議席の内69議席が自公なんだから、
「改選過半数」なんて現状よりマイナスの数字を勝敗の基準に持って来られてもバカバカしいのだが。
テストで平均割っても「よくできた!」と強弁するようなもの。

その話は置いておいて、今回の参議院選挙を終えれば、次の参議院選挙まで3年間、
大規模な国政選挙はない見込。
(小選挙区の区割り変更の煽りを受ける「不在代議士」どもが
 変更直前に解散を求める、なんて声はあるようだが、それは置いといて。)
となると、今回の結果で3年間の政策の方向付けは決まってくることになる。

現状、円安やら材料価格の高騰やらで、物価の上昇が進んでいる。
それに対して給与が増える状況ではない。
これに対して何か対策がなされているのか?
不十分だろう。

ここで与党を圧勝させる、というのは、「現状の無策のままで良い」というメッセージを送ること。
それで良いのか?
何かしらの対策を立てさせる必要があるのではないか?

参議院選挙は政権選択の選挙ではない。
そして、たとえ与党が今回改選過半数を割り込んだところで、
非改選の議員もある(これも自公で過半数をクリアしている)のだから、
参議院全体で与党が過半数を割り込むことはない。

選挙がない期間、(基本的に)我々は政策を「受ける」側であり、
3年間の政策の方向性は、今回の選挙で決まってくる。
現状のままで良いのか?少しでも改善を求めるのか?
現状のままで良ければ、与党に入れれば良い。
しかし、少しでも現状を改めることを求めるのであれば、
(どうせ勝利まではいかない)野党に「抗議票」を入れるべきではないだろうか。

肉屋が、今は牛ばかりを捌いているとしても、
肉屋は肉屋であり、いつ豚を捌くようになるかは分からない。
豚を捌く、と言い出した時に、豚はブヒブヒ鳴いて温情にすがるしかなくなってしまう。
最初から肉屋に包丁を持たせるのではなく、
魚屋か八百屋か乾物屋か文房具屋かコンビニか、何のお店かは分からないが
「肉屋以外」が良い、と声を上げておくべきだろう。
# コンビニが肉屋に模様替えして、
 豚肉を捌き出すリスクは無論あるが、まあ、肉屋よりはマシだと考える。
 ベーコン屋には、当然入れちゃだめだが(笑)
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