考えるのが好きだった

徒然でなくても誰だっていろんなことを考える考える考える。だからそれを書きたい。

年表を作った

2011年02月26日 | 教育
 世界史の教科書を借りて、自分で年表を作ってみた。
 8ページ分?ほどの分量である。重商主義のあたりで、縦線でスペイン」、イギリス、フランス、ロシア、ポーランド、インドと、教科書に出てきた順に、区切っていった。最初、横線で、最初100年のつもりで区切った線は、書いていくうちに、50年分しか書けなくなった。
 教科書に書いてあることは、すべて書き込んだ。すると、当時の王様と商工業者などの対立?構造が見えた。イギリスではいろいろあったのに、フランスはルイ14世が頑張って?ヴェルサイユ宮殿を作ったり、王の権威を誇示して、まあ、それはそれとして秩序が保たれていたように見えた。イギリスは、革命の時期だからぐちゃぐちゃになったが、フランスはスカスカである。
 特別に何を考えてしたわけではない。年号を適宜書き込み、誰が何をしたかをくちゃくちゃ書き込んだだけである。そしたら、17世紀初頭にジェントリが台頭してきた、と言う記述があって、後の方で、クロムウェルがジェントリ出身なんてことが書いてあったから、ふむふむ、つながったから面白いなと思った。イギリスがなぜ二大政党なのかも、この頃による。

 40分ほどかかったが、いろいろわかった気がした。
 でも、記憶力が悪いから、すぐに忘れた。(笑)
 生徒は、なぜ、自分で年表を作らないのだろう? 問題集はやっても、年表は作らない。
 勉強の仕方として、反対だろうと思う。資料集に年表はあるが、自分で作るのと、ただ見るのとでは理解の度合いが異なる。
 なぜ、正しい勉強の方法を採らないのか、不可思議でしようがない。

2 コメント

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どうも~♪ (ほり(管理人))
2011-03-01 00:23:23
50centさん、コメントをありがとうございます。

「問い方」の問題だと思います。
ただし、論述で、○○について書け、みたいだと、生徒はそもそも、書かないでしょう。

根本的には、発想の違いでしょうね。
(  )埋めや記号の選択問題のすでに与えられた答えから正し「そうな」ものを選ぶ訓練ばかりさせられてきているから、文章力もなく、自分でまとめるという発想がそもそもないのですよ。

だもので、論述問題を出しても、書けないから、出題できない、という悪循環に陥っているのだと思います。

( )埋めや記号問題は、「次善の策」みたいな出題方法ですが、今では、「その方ができた気分になる」、「できた気分にならないと、やる気になれない」という安っぽい動機付けのせいで正当化されているのだと思います。

>眺めているだけでは、読んだとは言えませんもの♪

これ、ホント、そうです。

デジタル機器の影響で、「視覚人間(?)」ばかりになっている。
見る勉強は、労力がかからないから、やった気分を味わえるんです。
日常生活的な事項は、けっこう、見るだけでも体得できるようなところがあるけれど(←これって、ミラーニューロンの影響なのかな?)、座学に関しては、違う過程でしか習得不可能ではないのかな。
その辺の誤解があるように思ったり。

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おっじゃましまぁ~す♪ (50cent)
2011-02-27 23:38:53
 えっと、このテクストの範囲でなら、ほり先生がなさってお気づきになられたことやお考えになられたこと、などが「試験」では問われないからだと思いまっす♪

 もし、試験で問われるなら、深い理解を手に入れる方法での勉強をするのではないかと♪

 つか、ほり先生が下手な勉強をしている、と思われていらっしゃるのは、下手な読み方じゃないかしら。

 眺めているだけでは、読んだとは言えませんもの♪

 きっと、そうだ!

 今回は、外れても少し、ですよね♪

 しっつれいしましたぁ~
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