ＪＲ東日本千葉支社は、検修・構内業務の外注化に伴う出向命令を通知してきました。動労千葉だけでも５０人になんなんとする強制出向命令は、一般企業でもよくある出向とは性質を異にしています。これだけの人数の本体労働者を出向させなければ成り立たない外注化は、これは明らかに違法な偽装請負です。管理者まで出向に出すというんですから。これは外注先の企業に、検修・構内業務のノウハウがまったくないことを示しています。それでも外注化を強行することの意味は何か？鉄道運行の安全などどうでもよい、ただただコストカットが至上命題にされているということであり、外注化によって職場を奪って労働者の非正規化をさらに推し進め、労働組合の団結を破壊する、ここに外注化攻撃の核心があると考えるべきです。敵の攻撃はきわめて激しいものとしてありますが、その本質的矛盾をしっかりとつかんで反撃しましょう。