北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

石原慎太郎辞職に対する都職員の怒り

2012年10月31日 | 日記
私の友人には都庁で働いている仲間も多いので、石原慎太郎辞職について、実際のところ都職員として「どう思っているんだ?」と聞いてみました。
かつて彼らから、こんな話を聞いたことがありました。鈴木時代は仕事そのものに異様に細かく指示をされていたので、現場の裁量権が残されなくてとても窮屈だった。青島時代は曇り空が晴れて青空が広がった感覚で、都政の実務がまったくわからない知事だったので、都職員は自分のやりたい行政を自由にやることができた。石原時代になると幹部職員が口を開かなくなった。文字どおり「裸の王様」知事だった。
さて、今回の件は?「今は予算編成の最終局面に来ていて、これで12月半ばに行政発想の全然違う新たな知事がやってきたら、1から予算案を組み直すことになるかもしれない。今年は暮も正月もない。こんなことさえ考えずに都知事でございますと言ってきたわけで、ほんとうに無責任きわまりない政治家だってことだよ。おまえが都知事選に出ろ!」…だって。


三里塚無農薬野菜―里芋の煮っころがし。

日本銀行金融政策決定会合

2012年10月30日 | 日記
日銀の政策決定会合が開かれ、2ヵ月連続で追加金融緩和を決定しました。日銀にとってはきわめて異例な措置とされており、政府との共同文書まで用意していました。金融緩和によって企業の設備投資を促すとされていますが、輸出型大企業は日本国内における設備投資にはまったく魅力を感じてはいません。日本経団連は様々な提言レポートの中で教育問題にも言及し、「愛国心教育」ということを強調しながら、企業にロイヤリティをもつ人間の教育を叫んできました。しかし、日本国家が沈没(石原慎太郎や橋下徹の言葉)しようとしているいま、日本資本にはその沈没を救おうとする行為に向かう動きはまったく見えず、資本には本質的に“愛国心”などまったくないことがよくわかります。石原・橋下・安倍よ!こんな“非国民”資本を批判してみたらどうだ?資本の手先でしかない政治家たる彼らには、そんなことができようはずもありません。底の浅い「愛国者」たちです。

臨時国会召集

2012年10月29日 | 日記
臨時国会が召集されました。首相の所信表明演説が衆議院のみでしか行なわれないという、“憲政史上”(これって、大日本帝国憲法と日本国憲法の連続性・継続性の一面をよく表わしていますね。両者の断絶性と連続性については、またの機会に考察を深めてみたいものです)初めての異常事態とか。これは民主党の危機というだけにとどまらず、戦後議会制民主主主義の危機が、新自由主義の破綻という形をとった資本主義体制崩壊の日本的形態として表わされている考えられます。橋下だの、石原だの、そんな右翼の輩によって回答を与えられるような事態ではありません。いよいよ日本帝国主義の最末期が、誰の目にも明瞭に明かされる時がきました。

今週は11・4労働者集会に向けての連日街宣

2012年10月28日 | 日記
今週は連日の街宣登場です。11・4労働者集会への参加呼びかけと、東京西部ユニオンへの加入勧誘です。昨日から引き続いて、阿佐ヶ谷も高円寺も地域イベントです。今日の高円寺北口ロータリーでは強い雨にもかかわらず、屋外プロレスのイベントとかち合ってしまいました。自称プロレスファンとしては、トラメガでしゃべっていても気もそぞろ。“場外乱闘”として、街宣をやっている駅前に乱入してのボストンクラブ!しゃべるのを中止して思わずスマホを取り出したけど、シャッターチャンスを逃してしまいました!ビラの受け取りはまずまず。

10・31狭山東京集会

2012年10月27日 | 日記
寺尾差別判決38ヵ年糾弾!狭山第三次再審勝利!八尾北・西郡闘争勝利!10・31狭山東京集会が大井町で開催されました。階級的労働運動の大前進の先頭に立つことで狭山闘争に勝利しよう…と、きわめて路線的で鮮明な基調が報告されました。また杉並支部の青年が喝破していましたが、「冤罪―差別裁判は支配体制がおびやかされているからこそ引き起こされる」という指摘は、階級闘争としての狭山闘争の“これまで”と“これから”の本質を射抜いていました。また、支部員の職場におけるユニオンとしての闘いの開始も報告され、具体的実践も切り結んだ集会になりました。