北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

監獄大学で“白バラ”の決起!?

2009年06月30日 | 日記
人づてに聞いたことなので正確なことは不詳なのですが、この3年間で110人を超える学生を警察権力に差し出した法政大学で、「表現の自由の侵害は許さない!」という趣旨のビラが屋上から(?)ばらまかられたそうです。大学職員とガードマンは必死になってビラの回収に走りまわっていたとか。これって、ファシスト=ナチス政権下で反戦活動を遂行した「白バラ」グループの闘いそのものではないでしょうか?どんなに法政大当局が学生の間に分断を持ち込もうとしても、そんな抑圧で学生のまっとうな行動を抑えることはできないってことです。全学連と文化連盟の闘いは、いよいよ大衆的な水路を獲得しつつあります。

幸福実現党と街宣で激突

2009年06月29日 | 日記
「幸福の科学」を母体とする新政党(?)幸福実現党と、荻窪駅北口街宣でバッティングしました。向こうが「6時までで終わってくれないか」と言ってきたのですが、「憲法9条を廃棄して北朝鮮にミサイルを撃ち込む」などといったファシスト宣伝をするために場所を空けてやる必要はないと、「6時30分までやる、あんたたちも向こうで勝手にやればいいじゃないか」と断固突っぱねました。北口駅前に2台のトラメガとなったのですが、演説内容的にもしっかりと党派闘争を貫徹して勝利しました。7・12-13闘争実行委員会がその後に予定されていたので6時30分に街宣を終了したところ、男女数名が抗議にやって来ました。「私たちが先にのぼりを立てていたのに先に勝手に始めた、1時間ぐらいで終わるのが選挙活動の常識じゃないのか、政治活動の妨害をするのか…etc。」ふざけるな!こちらこそ「つくる会」教科書採択反対の署名活動という政治活動をしているのであって、2時間やろうが3時間やろうがこっちの勝手です。「何が政治活動か!選挙の事前運動をやっているくせに文句言うな!」と一喝してやりました。一時荻窪駅北口は騒然としましたが、これぐらいやって当然ですよね。

すべての図書館が指定管理者による運営に

2009年06月28日 | 日記
6/15の区議会文教委員会で、杉並区の地域図書館(12館)すべてを指定管理者による運営にする計画(2年間で完了)が報告されました。私が追及したのは、指定管理者の下ではたらく図書館労働者の雇用形態・労働条件について、区が一切関知していないままでいることです。指定管理者の契約は3年契約となっているので、その下ではたらく労働者は基本的に1年契約の非正規職という雇用形態です。その賃金について、区はその実態をまったくつかんでいません。これは「無責任」ってことじゃないですか!「サービス水準を低下させることなく、コストの大幅削減を実現」と、これまでの指定管理者の運営を総括しています。しかし、図書館の使命はそういうことなのですか?このような雇用形態の下で労働者として団結することからそもそも疎外されている図書館労働者に、どうして「図書館の自由が侵される時、我々は団結して、あくまでその自由を守る」(図書館の自由に関する宣言)ことを求めることができるのでしょうか。ここらあたりのところを弾劾して追及したのですが、中央図書館長との質疑はいまいちかみあわないままでした。

6/20には部落解放同盟全国連合会杉並支部定期大会

2009年06月27日 | 日記
しばらくブログ停止期間があったので、その間のことも少しずつ書き込んでいきましょう。写真は6/20「つくる会」教科書採択阻止の阿佐ヶ谷街宣。

6/20(土)には解放同盟全国連合会杉並支部の定期大会があり、連帯の挨拶をさせてもらいました。今年の定期大会の議案書の白眉は、全国連本部の屈服と転向を真正面から弾劾し、「権力に屈服し、解放運動の疎外物、労働者階級の敵になった全国連本部を打倒してすすみましょう」と提起しきったところではないでしょうか。解放運動の新しい息吹を感じ、西郡・品川の仲間とともに前進する“夜明け”を実感しました。もう2年になりますが、07年荒本選挙(東大阪市議選)の応援に行ったことを思い出します。“押しかけ応援”みたいな感じになってしまいましたが…。しかし、あの選挙を「民営化反対などと言ったから負けた」と総括されるのではねえ。やっぱりおかしかったんだよ!
「つくる会」教科書採択阻止の闘いも方針に掲げられています。私もともに闘いますよ!

久しぶりのブログ更新です

2009年06月26日 | 日記
1週間もブログの更新が止まってしまいました。父親が検査入院したせいで母親の介護が必要になり、緊急に帰省していました。3日ぐらいの心づもりでしたが、検査の結果が出るのが予想以上に時間かかり、とうとう5日間になってしまいました。父親の病状は懸念していたようなものではなかったので、ヤレヤレです。

「星野さんを取り戻そう!全国再審連絡会議」全国総会に参加。会議での提起や発言を聞いて考えたこと。いわゆる「救援運動」(何となくしっくりこない言葉なんですが、他に適当な術語がない)にとって大事なことは、「必ずとりもどす!」と確信することが第1です。獄中にいる人は「救済」の対象ではなく、同じ階級闘争を同じ地平で闘っている「同志」であると認識することが第2です。したがって、「救援運動」としての「救援運動」という概念は成り立たたず、労働運動を基軸とする階級闘争の爆発にこそ「救援運動」の帰趨がかかっているということが第3です。まさしく、今日事務局から提案された総括と活動方針(案)にあるとおり、「日本全体を揺るがす広範な戦いと結合し、私たち自身がその一翼を担うことが必要」ということですね。